清水もつカレー総研事務局・清水ブランド大作戦事務局

2007年05月31日

玉川楼

玉川楼
清水のお座敷として、明治のころから親しまれてきた玉川楼が3月で営業を止めたときいていたが、今日通りかかると、見事に跡形なくなっていた。

清水の伝統文化の一つがなくなってしまった。お宝がなくなってしまった。
寂しいかぎりだ。
それにしても、いい建材なんかがあったのではなかろうか。

中央大手流通資本が、スクラップアンドビルドで店舗展開し、
既存店を廃墟にして新店舗を次々とつくっていく戦略は、
市場原理に任せるといいながら
地球資源から見たら壮大な無駄をしているとしか思えない。

それが既存店ならいいということはないが、
街そのものをスクラップ化し、どこも同じようなファスト風土化していく。

街は多様性を失い、豊かさを失う。
地域住民が「消費」の豊かさを求め、消費者に成り下がり、
地域の住民であることを止めることにより、
「生活」の豊かさを失ってしまった、といえないだろうか。

豊さってなんだろうか。
私たちのまち清水駅前銀座商店街のコンセプトは
「人との豊かなつながりで楽しく時をすごせるまち」です。


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Posted by クールなお at 14:36│Comments(3)our town
この記事へのコメント
こんばんわ。
ブログ村にお邪魔していますsueです。

地域社会というものが事実上消滅し、
地域住民が、何処にでもいる均質なただの「消費者」になりさがる中、
子育ても、まちづくりも、いきづまっているのでしょうか。

助け合う必要も無く、小金持ちの老人達の好き勝手な行動が結構目にあまるようになって来ました。トータルとして「年金をあげ過ぎた」つけは、即ち貧乏くじは確実に私たちの世代に回ってきます。

私は草薙に住んでおりますが、草薙といい、清水といい、魅力的な素材は一杯あります。ブログ村などを利用して、バーチャルとリアルの世界をうまくつないで、清水が今一度盛り上がることは可能なのではと無責任に夢を膨らませてしまうのですが。ただソフト事業だけでは難しいかもしれませんね。ブログ村でも勉強しながら、名にかお役に立てないかなあと日々考えております。
Posted by sue at 2007年06月01日 02:07
私も菊川市の駅前商店街でパン屋の長男として生まれ育ちました。

11年前にパン屋の移転後地に工務店を創業し、3年ほどで区画整理のため、今の場所に移転しました。

当時は、地元では珍しい若手だったこともあって、区画整理の役員になったりして、街づくりについても考えたこともあります。

「豊かさってナンだろう?」

古里が変わらずに残っていることも、そのうちの一つかな。

庭がなかったので、路地裏が庭のようなものでした。ときどき懐かしく思い出します。
Posted by wing at 2007年06月01日 08:36
はじめまして、以前に付き合っていた彼女が清水市の出身だったので、何回か清水市に行きました。
商店街の生ジュースやmindコーヒーで色々と買い物をしてました。
玉川楼さんには一度泊まらせていただきましたが、朝御飯がとてもボリュームがあり、また凄く美味しかった記憶があります。また旅館の方もとても親切で、また来たいと思っていましたが、閉店されていたのですね。とても残念です。
色々とありがとうございました。
Posted by まさ at 2020年02月12日 22:53
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玉川楼
    コメント(3)