清水もつカレー総研事務局・清水ブランド大作戦事務局

2022年03月07日

次郎長の生きざま

 「侠客という次郎長の生きざまを知る」
侠客とは「強きをくじき、弱きを助ける」を生き方とした。
そのためには時に法を越えた。
この生き方を貫いたのが次郎長であった。

渡世人の修羅場から社会事業家としての功績が語られるが、その根本となり貫き通したのが任侠だった。

受けた恩は返す義理、人を想う人情。これらの生き方が物語として人々を惹きつけ、多くの英雄たちと引き合わせた。

単なる無法者ではなかった。

晩年は懐手で、子どもたちに菓子を分け与える好々爺であり、困っている人には自分の着物を質に入れても助けた。

地位も名誉も財も求めず、任侠を貫いた。

功績をほめたたえられても、次郎長は鼻で笑うに違いない。

「自分は人が喜ぶことをしたかっただけ、困っている人をほっておけなかった」こう言うだろう。

まことに清水らしいお人好しのひとだった。

これこそ漢(おとこ)のなかの漢一匹ではなかろうか。


同じカテゴリー(essay)の記事画像
健康で長生き
民主主義の限界
僕の青春グラフィティ2
ブログの効用
同じカテゴリー(essay)の記事
 健康で長生き (2014-12-11 13:46)
 民主主義の限界 (2011-01-12 21:02)
 僕の青春グラフィティ2 (2007-02-26 19:19)
 ブログの効用 (2007-02-21 10:49)

Posted by クールなお at 19:00│Comments(0)essay
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
次郎長の生きざま
    コメント(0)