清水もつカレー総研事務局・清水ブランド大作戦事務局
2014年10月22日
気に留めない
今朝の新聞によると
田辺静岡市長がパブリックコメント(意見公募手続き)について
「そんなに気に留めていないが、参考にする」と述べ、
その理由として
「70万市民がいるなかでの300件なので、
サイレントマジョリティ(意思表示しない多数派)がどう考えているか・・・議論したい」
としている。
市長就任から3年半、
市民との対話の姿勢を打ち出してきただけに、
この発言は市民と、市職員に対して失望をもたらすものではないか。
パブリックコメントは、単に意見を聞いた(聞いたふりをした)という行政のアリバイづくりなのか。
東洋文化研究家のアレックス・カーはその著書「犬と鬼」のなかで、
官僚は「犬」-長期的.根本的な問題-に取り組まず、「鬼」-豪華なモニュメント-ばかり考えだす。
と書いている。
そんな行政組織に不安を感じる市民があげたパブリックコメントを、自信を持ち始めた市長がないがしろにする構造が見えたような気がするのである。
Posted by クールなお at 11:20│Comments(0)
│まちづくり