清水もつカレー総研事務局・清水ブランド大作戦事務局

2009年01月20日

団塊の星 大自在に

蒲原を「サクラと歴史の里」にしようと取り組んでいる静岡新聞一面の「大自在」記事に登場する渡邊俊介さんは、高校の時の同級生。
何十年かを経て、私の店でやった陶芸家小割哲也さんの作品展でいい壺を買ってもらった。
そのときは小割さんも日展7年連続入選する前だったので、
名前で購入したのではなく、同級生の店でやっていた陶芸家の作品を純粋に気に入って購入した。
審美眼がある、とは高校の時の印象ではとてもあるとは思わなかったが、
年月が何かを変えたのだろうか。

その彼は某信金の常務理事までしていた。その会社の儲けは、ほとんど彼が稼ぎ出しているという話を
本当か嘘か知らないが聞いたことがある。
「会社の金でばくちをさせてもらった」と冗談に言っていたが、資金運用では相当だったらしい。

その彼が定年を前に「会社をきのう辞めた」と云って寄ったことがある。
そのときにその「蒲原サクラの会」をやると言っていた。


蒲原は東海道四百年祭のとき「宿場まつり」をやって、
そのとき県の塩見寛さんが「まち街町の個性を、どう読み解くか」という本を出したばかりであり
出かけて、驚いた。

田舎、古いと思い、仕事などで何度も通り抜けた町並みの
一軒一軒がそれぞれのお宝を展示し、その家自体がお宝、そして高い文化を持っていることに感銘した。

明治になり中央集権で国が統制管理を強める前は、それぞれの地域が一つの国であり、
独立し高い文化を持っていた。
距離や輸送手段、などの壁があり、自前で必要なものを生産し文化があった。


旧家の彼の家の土蔵にまつわる話や、先祖の京都訪問の話など、面白い話をたくさん聞けた。

「自分たちでまずなにができるかから、考えた」という。
彼のような「人」がいて地域資源があり、それをもっと強くしよう、自分たちのできることをやる。

人まねやよその成功事例をあこがれるのではなく、自分たちの宝を磨く。
これってまちづくりの基本ですね。


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Posted by クールなお at 17:54│Comments(2)まちづくり
この記事へのコメント
今日からブログはじめました。野口のブログを探していたらこのブログがでてきました。大変持ち上げていただいて恐縮です。これからも教えてください。

この前、旧姓川嶋綾子さんと杉山達興君が我家に来てくれました。満井さんも来る予定だったそうですが、当日は熱がでて来れなかったそうです。
当日は蔵の中を見ていきました。昔話をいろいろして懐かしい、いい時間を
過ごしました。
Posted by 23代23代 at 2009年06月15日 17:21
みな時間に余裕ができて、再び高校生の時のように地域に戻り、何かをしたいという時ネットワークが復活すると良いですね。

みんながブログをはじめれば、様子がわかっていいと思いますが、デジタルデバイドされている年代なので、一概には難しいかな。

まぁ、また会う機会を作りましょう。

ブログ楽しみにしています。
Posted by クールなおクールなお at 2009年06月15日 19:56
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