清水もつカレー総研事務局・清水ブランド大作戦事務局

2009年03月31日

おもしろ清水まちあるき~追分羊かん

おもしろ清水まちあるき~追分羊かん

追分羊かん
創業は元禄8(1695)年。

「江戸三代将軍家光のころ府川のあるじ箱根の山中に
旅に病める明の僧と出合いこころあたたかく介抱
やがて病癒えたかの僧は感謝の涙とともに
小豆のあつものづくりの秘法ををねんごろに伝授して去った。
それがそもそもこの追分羊羹のことのおこり。
ひたすらな善意と素朴な感謝がいみじくも交流したことから
この羮(あつもの)の風味は生まれ出て、爾来三百年ひとの口に
ひとのこころにしみじみとしみわたってきている。
つつましく ほのぼのと いまも」詩人 長田恒雄

その十五代当主の府川さんから、追分の地名、志みづ道、十五代将軍慶喜の静岡時代と府川家の話しなどを説明していただく。
背後には三百年変わらないお庭の松、床の間には将軍の揮毫の掛け軸がかけられ披露されている。
うーんこれだけでも大満足なのに、参加者に羊かんとお茶を出してくれる。
感謝!

おもしろ清水まちあるき~追分羊かん
店内にはさりげなく、今回説明もわざわざしなかったが山岡鉄舟から次郎長に宛てられた手紙なども飾られている。

やはりこれは、羊かんを紹介しておかないと、かた手落ちになる。
追分羊かんは、清水の人にはなじみがありすぎて、もつカレーのように当たり前に思っているが、やはりこうやってみてみると素晴らしい。

おもしろ清水まちあるき~追分羊かんおもしろ清水まちあるき~追分羊かん

竹の皮に包まれ蒸されて出来た野趣あふれるさま。竹皮のひもで結ばれている。
皮のまま切って皮をむいて食べろと書いてあるが、中を開けて切ってみる。

竹皮の風味が羊かんにうつっていて、いわゆる普通の羊かんのセロファンや銀紙のようなもので包装されているものとは全然比べようもなくおいしい。

かたちも素朴でいい。
やはり清水を代表する名物で、他所のどんなものにも引けをとらない。
今風の土産物が土産物界を席捲しているが、追分羊かんが清水の土産物の王者だと思う。


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Posted by クールなお at 10:00│Comments(2)まちづくり
この記事へのコメント
こんちは~!!

追分ようかん!うめ嫁の大好物です(^^)/清水には全国に誇れる物が沢山ありますよね(*^_^*)
Posted by すし屋のうめさん at 2009年03月31日 13:05
うめさん
ワタクシも久しぶりに買って食べました。
旨い!
清水は食べ物には恵まれているところです。
住んでいる人は意識してないけど、他所から来た人はそういいますよ。
4月はいよいよ寿司博ですね。
Posted by クールなおクールなお at 2009年03月31日 13:51
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