清水もつカレー総研事務局・清水ブランド大作戦事務局
2007年12月04日
イオン富士南店
沼津へ仕事で出かけた。富士に巨大ショッピングセンターがオープンしていた。
(シャッターチャンスがとりにくくトラックが移ってしまったがその向こう側)
11月30日改正都市計画法が施行され、1万平米を越す大型の商業施設などの郊外立地が原則禁止になった。
そして逆に大型商業施設などが建設できる場所は市街地の商業地域などに限定され、また病院や福祉施設、学校などの公共施設も郊外移転には市町村の許可が必要となった。(静岡新聞11/30)
そんな中、国道1号バイパス沿い、新富士へ左折する信号のすぐ先の富士市鮫島旭化成の場所にイオン富士南ショッピングセンターが延べ床面積35.890平米、駐車場1100台という規模で駆け込みオープンした。
商圏は富士庵原東部の16万6千人を想定、年商120億円を見込んでいる。(同)
この商圏に限らず、小売り販売額は減少している、その商圏内の120億円がイオン富士南SCに移動し、他のところがそれだけ減ることになる。
富士駅前、吉原の商店街とは直線距離で2~3kmであり、一層の衰退に拍車を掛けることになるだけでなく、既存の郊外大型店との奪い合いとなり旧郊外の破壊にもつながる。
公害物質を大気中にまき散らし、環境汚染をして生活を脅かした時代があったが、今の大型店しかも中央資本の進出により自分たちの生活が、地域の経済、文化が、伝統が、誇りが破壊されている状況は阻止しなければならないということが、社会の常識になる時代が来ると思う。
中央資本の大型ショッピングセンターができると云うことは、
自分のまちが、貧乏になるということなのだ。
Posted by クールなお at 16:06│Comments(0)
│まちづくり