清水もつカレー総研事務局・清水ブランド大作戦事務局
2010年07月28日
しみず蔵倶楽部発足
(スギトモさんデザインのパンフレット。秀逸!これを名刺とかにしたいなぁ)
しみず蔵倶楽部の発足にあたっての記念講演会
我らがチャオクボちゃんが会長としてのあいさつ。
ここに公式に外部へ向かっても、しみず蔵倶楽部が発足した記念すべき瞬間!!!
講師には、清水郷土史研究会の北村欽哉氏をお迎えした。
北村さんは、清水廻船問屋の末裔で、朝鮮通信史の研究家。
戦争でがれきと化してしまったが、蔵があったそうだ。
お話はとても面白かった。
廻船問屋成立の定説では、大阪夏の陣で徳川方の軍艦を清水湊から回航し、物資、兵などの輸送に尽くしたために、清水湊に42軒の廻船問屋に特権を与えたこととなっているが、
清水湊の背後にある駿府守護のための防衛線ををひいたこと
大阪方の軍船を徳川方の清水湊に持ってきてしまった清水の問屋の功績
浄土真宗の門徒たちや上方と直結していた清水諸問屋を重視したこと
このようなことから、物資の流通に清水の回船問屋を通すという特権を与えた、
というのだ。
その他、安倍川からの土砂の堆積によって三保ができたのは分かっていたが、
その先の清見寺にも流れて砂浜をつくり、それが横砂であり、袖のような形状から袖師と呼ばれ、真砂町があり、その先が島崎になった。
というのも
真砂町の住人としては大変面白かった。
また、清水八か町と呼ばれた地区が七夕豪雨の時、その周辺は水没したのに、見事に島のように浮かんでいた、
という地勢の話
その他興味深い話が沢山ありました。
その後、市民活動センターをでて、清水湊あとをフィールドワーク。
地元の北村さんの説明で、新たな発見が数々あり楽しい。
唯一廻船問屋の図面を残している家があり、復元しようということになればできること、
静岡に駿府城を造るなら、図面のある清水の廻船問屋とその蔵を清水湊につくればいい。
いつもお世話になっている、石野源七商店さんの蔵を見せていただく。
やはり蔵はかっこいい。
風雪に耐えたたたずまいには圧倒される。
眺めていたい。
そこに流れた時間をいっときでも共有していたい。
何のためらいもなく、壊してしまうようなことはなしにしてもらいたい。
そうするためにはどうしたらいいのだろうか。
最後に、会長の挨拶感謝の辞で締めくくる。
その後、蓬莱亭で講師の北村さんと有志で懇談会。
このときの話も、大変楽しく有意義でした。
Posted by クールなお at 11:21│Comments(4)
│まちづくり
この記事へのコメント
クールさん、レポありがとうございます。
やっと、船出ができたという感じもして
いますが、これからの活動をまじめに、楽しくやって
いくことが当然のことながら重要だと思います。
じっくりやりましょう。
特に、クールさんは、副部長ですので、
広報活動等お願いします。
さて、蓬莱亭の酒、つまみ、そば、会話
楽しかったですね。
ちょうど世代が10歳くらいずつばらけて
いたのが、また面白いところだったと思います。
ありがとうございました。
やっと、船出ができたという感じもして
いますが、これからの活動をまじめに、楽しくやって
いくことが当然のことながら重要だと思います。
じっくりやりましょう。
特に、クールさんは、副部長ですので、
広報活動等お願いします。
さて、蓬莱亭の酒、つまみ、そば、会話
楽しかったですね。
ちょうど世代が10歳くらいずつばらけて
いたのが、また面白いところだったと思います。
ありがとうございました。
Posted by チャオクボ at 2010年07月28日 19:01
>会長
もつカレさまでした。
とても有意義な講演会でした。
新聞にも取り上げあられ、これから共感をしてくれる人たちを
友にし、伴に清水のまちの歴史を掘り起こし検証し
子どもたちにも伝え、
まちが私たちに与えてくれる
誇り、生きていく術、仲間たちとの共存、助けあい、
そういったものを、はぐくみ
コミュニティの再生というものをめざしていきたいと思うのであります。
もつカレさまでした。
とても有意義な講演会でした。
新聞にも取り上げあられ、これから共感をしてくれる人たちを
友にし、伴に清水のまちの歴史を掘り起こし検証し
子どもたちにも伝え、
まちが私たちに与えてくれる
誇り、生きていく術、仲間たちとの共存、助けあい、
そういったものを、はぐくみ
コミュニティの再生というものをめざしていきたいと思うのであります。
Posted by クールなお at 2010年07月28日 19:40
クールなおさん、もつカレさまでした。
石野源七商店さんの蔵の入口が手直しされていたのを拝見して、
蔵も生きているんだなぁと再認識しました。
清水の未来を生きる蔵の姿を想像してみたり。
T設計室さんが講演の様子をYouTubeにアップしてくれました。感謝!
http://tsekkei.exblog.jp/14296943/
http://tsekkei.exblog.jp/14296961/
石野源七商店さんの蔵の入口が手直しされていたのを拝見して、
蔵も生きているんだなぁと再認識しました。
清水の未来を生きる蔵の姿を想像してみたり。
T設計室さんが講演の様子をYouTubeにアップしてくれました。感謝!
http://tsekkei.exblog.jp/14296943/
http://tsekkei.exblog.jp/14296961/
Posted by スギトモ at 2010年07月30日 13:02
>スギトモさん
もつカレさまでした。
石野さんのように蔵を積極的に開放してくれているのは、
とても貴重ですね。
T設計室さんが、前列でiphone片手に怪しげなそぶりは、YouTubeだったんだ。
これからは、狙い目つけて、地道な調査ですかね。
もつカレさまでした。
石野さんのように蔵を積極的に開放してくれているのは、
とても貴重ですね。
T設計室さんが、前列でiphone片手に怪しげなそぶりは、YouTubeだったんだ。
これからは、狙い目つけて、地道な調査ですかね。
Posted by クールなお at 2010年07月31日 11:27