清水もつカレー総研事務局・清水ブランド大作戦事務局
2010年09月10日
昔の子ども遊び
主として昭和30年代のころの子ども文化はどうだったのか。
ということで、集まり話し合いました。
なにをして遊んだか。
ゴム飛び(輪ゴムをつなげてひもを作り、それを水平に張って、飛び越える)
馬乗り(先頭の子の股ぐらに頭をつっこみ、両手で腰などに掴まる。次からは前の子の後ろから股ぐらに頭を入れ両手で前の子に掴まる。こうしてできた「ウマ」に相手チームが飛び乗る。ウマチームは振り落とそうとし揺らす。ウマに乗った子たちは、振り落とされまいとしながら、ウマがつぶれるのを目指して上から圧力をかけたり跳ねたりする。ウマから落ちたら負け。ウマがつぶれたら負け)
ケンケンパ(片足飛びしながら、じゃんけんで勝つと前進する。所々に島があり、そこでは両足をつけることができる)
あぶり出し(みかんの皮の絞り汁で字を書く。乾くとなにも見えないが、火に炙ると文字が浮かび上がる)
地面にロウセキなどで絵を描く。
けんか(よその地域の子が来ると石を投げて撃退した)
巴川の貸しボートを子ども同士で乗って上流の能島や河口の港などへ出かけた。
ザリガニ取り、フナ釣り
原っぱで、かくれんぼやかんしゃく玉(直径1cmくらいの玉で、固いものに打ち付けると爆発する)
缶けり
花いちもんめ
石けり
陣地取り
コオロギ取り、セミ取り
すもう
三角ベース
海水浴(子ども同士で夏休みは毎日というくらい行った)
ローラースケート
まんが
マラソン(冬子ども同士で走った)
ちゃんばらごっこ
ままごと
おしくらまんじゅう
魚釣り
レールの上に置き石(犯罪行為)
秘密基地
Sケン
土団子作り
2B弾(棒状の頭に発火薬があり、摺って火をつけると煙が出て数十秒後に爆発する)
牛乳蓋のひっくり返し
わな(雑草を結んでそこへ誘導し転ばす)
落とし穴
メンコ
市電に乗って出かける
かんしゃく玉・ばくちく(この火薬を使って危険なことをした)
警官泥棒(おにごっこ)
小遣い稼ぎ(銅線や鉄くずを拾い集めて、屑鉄屋へ売った)
誰と遊んだか
近所の友達
6年生から1年生までみんなで遊んだ
年長のものが小さいものの面倒を見る。いろんなことを教えた。
ガキ大将、リーダーがいた。自分も年長になれば大将になった。リーダーになった。
小さい年下の子より、年上の兄ちゃんと遊ぶのが面白かった。
子ども同士のルールがあって「子どものけんかに親は口出すな」という暗黙の了解があった。
どこで遊んだか。
ほとんど道で遊んでいた。(車の通行で道で遊べなくなった)
原っぱや空き地(いまはあっても子どもが遊べないように管理されている、または子どもが遊ばない)
校庭(学校で放課後遊んでいた)
こうしてみると、なにもないのに仲間と様々なことをして、様々な工夫をして遊んでいた。
一日中遊んでいたといってもいい。
仲間と遊ぶことにより、社会性を学んだ。
体を動かすことにより、身体能力を遊びの中で身につけた。
自然の中で遊ぶことで感性を培った。
すべてリアル、本物体験であった。
なにもなかったので、みんなで遊んだ。依存しながら共生していた。
いまは、何でもあるし仲間と遊ばなくても一人で遊べるものがあり自立したけど孤立もしている。
便利だけど豊かさというのは昔のほうがあったのではないだろうか。
Posted by クールなお at 18:35│Comments(0)
│まちづくり