清水もつカレー総研事務局・清水ブランド大作戦事務局
2010年12月20日
人がまちをつくっている
「200人肖像写真展
in静岡」
グランシップ6階ギャラリー
12月18日~20日
に行ってきました。
大学で都市計画を専攻した女の子が、自分の目指す「街づくり」への仕事に就けず、
「世の中への半ば腹いせのように思いついた」(本人の弁)企画。
しかし、写真を撮り続けているうちに気がつく。
「行政計画やインフラ設備を考えるだけじゃない。人と人とをつなげるという私なりのまちづくりの手法を一つ示せたように思います。それに、ずっとこのまちには居場所なんかないと感じていたけど、ようやく自分の居場所を見つけられたような気がします」
県内の大学生の就職内定率(11月)が55.4%という社会のなかで、
「やればできる、夢は叶えられる、あきらめるな」とけしかけられ、自己肥大していくなかで自己不全に陥る若者たち。
あきらめきれない希望難民と化す若者たち。
その中で、彼女は自分なりの方法で社会と関わり、「居場所」を見出した。
そして
「まちのひとはみんなつながっているんだ」
と感じて欲しいという。
そして、自分自身とまちに誇りを持って欲しいという。
すごい、メッセージを私たちに投げかけている。
山田真梨子、23歳。
行政計画、インフラ整備の仕事に就かなかったことが、幸いだった。
(悪いけど私などはそう思ってしまう)
彼女の「まちづくり」を応援したい。
会場ですまうと(旧ノギムラカンパニー)さんにお会いして、すごく面白い話しができたことは、望外の喜びであった。
Posted by クールなお at 15:52│Comments(0)
│まちづくり