清水もつカレー総研事務局・清水ブランド大作戦事務局
2011年08月16日
明治の痕跡
明治22年に東海道本線が開通したが、その頃の歴史遺産がさりげなく見られる。
写真は藤枝駅にあるランプ小屋。
ランプ小屋は鉄道の客車を初めとする照明用のランプやその燃料を格納した倉庫。
それが現存している。
東海道線には3カ所(正確にはもと東海道線だった稲荷駅も含む)があるが、2カ所が静岡県内にある。
これが、1879年(明治12年)につくられた、現存する最古のランプ小屋で現在は奈良線の駅となっている稲荷駅(京都)のもの。
3つのうちの二つは、昨年撮影した。
もう一つがなんと原駅にある。
何百回と通過していて気がつかないのもどおり、改札口のすぐ横にならんで、建物の一部のように見えている。
先日の飯田線制覇by青春18きっぷの帰り道に車内から撮影。
しかしその時に、もう一つのランプ小屋を撮影していたのだ。
甲府駅1番線にある、この半分埋まった煉瓦造りの倉庫。
発車時間が迫っていたため、説明版も読まず撮ったのだが、検索してみるとこれもランプ小屋だったのだ。
このような建物は、みんながある程度注目してくれるのだが、私が目をつけたいのはだれもほめてくれず、じっと鉄道を支えているこれだ。
そう、プラットフォームだ。
じつはこれは用宗駅のもの。
用宗駅がつくられたのは明治42年(1909)、煉瓦つくりのプラットフォームは、じつは鉄道創設期の痕跡ではないだろうか。
こんなものをさがして楽しんでみたい。
じつは甲府駅から身延線の終点(始発)の富士駅でも煉瓦つくりのプラットフォームを見つけた。
乗車する乗り場だったので、撮影することはならなかったが、向かいのフォームは石造りだった。
明治期の痕跡が人知れず残っている鉄道は面白い。
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Posted by クールなお at 19:00│Comments(2)
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この記事へのコメント
お暑うございます
沼津駅の貨物ホームが、いかにも「御殿場まわり」だったころのホームのように見えます。沼津駅は、近代史の遺産の宝庫だったのだけど、機関区もすっかりなくなっちゃって、高架になったら、歴史の痕跡はなくなっちゃいますね
清水の貨物ヤードもそうだけど。
沼津駅の貨物ホームが、いかにも「御殿場まわり」だったころのホームのように見えます。沼津駅は、近代史の遺産の宝庫だったのだけど、機関区もすっかりなくなっちゃって、高架になったら、歴史の痕跡はなくなっちゃいますね
清水の貨物ヤードもそうだけど。
Posted by 薬局の末息子 at 2011年08月17日 17:22
>薬局の末息子さん
暑さももう少しとか。
沼津駅も見所があるんですね。
御殿場線を使って裾野まで通っていたことがあったけど、
ボーッとして見落としてました。
これから近代史遺産ウォッチャーになろうかな。
暑さももう少しとか。
沼津駅も見所があるんですね。
御殿場線を使って裾野まで通っていたことがあったけど、
ボーッとして見落としてました。
これから近代史遺産ウォッチャーになろうかな。
Posted by クールなお
at 2011年08月18日 10:00
