清水もつカレー総研事務局・清水ブランド大作戦事務局
2011年12月05日
町名の痕跡
まちあるきのための実地調査をしていると、駐車場にこんなものを見つけた。
古い万力だ。
つづいて悲しき、じゃなくて金敷(かなしき)
材料を乗せて、加工や鍛造をおこなう台。
金床(かなどこ)とも云うらしい。
そして、これもそれらしき鉄の塊
これは、蜂の巣と呼んでいたらしいが、
さまざまな形の穴に鉄棒状の材料を差し込んで、加工するときに使ったものだという。
そういえば、ここらは現在「江尻東」という名前になっているが、
以前は鋳物師町、鍛冶町という町名だった。
この家も今はクリーニング取次店になっているが、もともとは鍛冶屋さん。
そしてこのあたりは、今ではほとんど面影がないが、
私が子どものころは鉄工場がたくさんあった。
消えてしまった町名。
中世、武田信玄の江尻城下だった時代から続く職種の移転、消滅。
その痕跡を残すものが、こんなところに残っていた!
歴史遺産というと大げさだが、貴重な地域資源、お宝ではないだろうか。
まちあるきは、こんな発見があるから面白い。
Posted by クールなお at 18:38│Comments(2)
│まちづくり
この記事へのコメント
鍛冶屋ではありませんが、同じような道具を現役で使ってます。
当然ながらピカピカにして・・・・
当然ながらピカピカにして・・・・
Posted by bpyasu at 2011年12月13日 23:58
bpyasuさん
なるほど、仕事は道具の善し悪しに左右されると云うことはありますね。
腕より道具、というか良い相棒みたいなものかもしれません。
しかし存在感があります。
追
最近忙しくてブログ更新もままなりませぬ。
なるほど、仕事は道具の善し悪しに左右されると云うことはありますね。
腕より道具、というか良い相棒みたいなものかもしれません。
しかし存在感があります。
追
最近忙しくてブログ更新もままなりませぬ。
Posted by クールなお at 2011年12月17日 09:53