清水もつカレー総研事務局・清水ブランド大作戦事務局
2008年03月23日
みそづけ地蔵
「おもしろ清水まちあるき」の試し歩き中に聞いたみそづけ地蔵の話
きょうは実際に見に行ってみた。
そこにはこのような説明文があった
味噌づけ地蔵さま
徳川幕府の世になり、少し落ち着き始めた頃、一人の浪人が住んでいました。
此の人は、人々の信望も厚く穏やかで、病気のことなどは特に知識が深く、村人を助けてきました。
この浪人も寛文二年の或る日、この世を去りました。村人たちは、惜しみ悲しみましたが何時しか「剣達利元信士」と刻まれたお地蔵さまに、自分の身体の悪いところと同じ部分に味噌をつけて病気の平癒(治る事)を祈願するようになりました。
不思議なことに、次々とみな病気はなおり、近郷近在の人達もこぞって、治癒を祈願するようになりました。
元気になると、余りの嬉しさに悪い所につけた味噌を洗い流し、お地蔵さまをきれいにして、五色の菓子を供えてお礼をするようになりました。
平成十年三月吉日 長江山 宝久寺 入江まちづくり推進協議会
長年この街に住んで目と鼻の先にある町の伝承をはじめて聞いた。
こういう話しは、地元の子どもたちに伝わると、子どもたちが街に興味を持ち、
まちのことを楽しみ、知ることによって、大切にしたいという気持ちが起きてくると思う。
そういう、おもしろ清水まちあるき、参加者募集中
東国原知事と宮崎県の名前は知っていてもどこかわからない。
頭の中だけの知識が偏重され、地についた自分のふるさとの伝承すら
伝わらない教育では、どんなに点数のいい子どもがいたにしても、
国の行き先を誤る官僚が、・・・・もうたくさんいそうだ。
Posted by クールなお at 19:26│Comments(2)
│our town
この記事へのコメント
駅前銀座のお地蔵さんにも由来があります。ランドマークまでは無理としても、演出によっては、おもしろい場所になると思います。
巣鴨のような圧倒的な賑わいまでは無理としても、駅前銀座に、おばあちゃんの原宿的な側面も必要なのではないでしょうか。
巣鴨のような圧倒的な賑わいまでは無理としても、駅前銀座に、おばあちゃんの原宿的な側面も必要なのではないでしょうか。
Posted by タツマル at 2008年03月23日 20:35
沼津にも似た話がある。酒粕地蔵。内容についてはまたかきます。
Posted by 磯崎 at 2008年03月24日 07:23