まちはみんなの宝箱

このブログで紹介した、Ｂ級観光資源から話しがはじまった、
「おもしろ清水まちあるき」が明日になった。

「恋塚」これ一つでも充分面白い。
しかも、今月視察に出かけ、民泊した長崎県松浦の藩主の弟と清水との関わりの話しだ。
なんという縁があることだ。

今回の企画のために、何回かまちを歩き、人と話す。
あるき、話し、かかわり、つながっていくことはとても楽しい。

こうじ屋さん、煎餅屋さん、荒物屋さん、和菓子屋さん、八百屋さん

まちのお店屋さんの人たちは、みなあったかでいい人たち。
こういう人たちの店が、閉店しシャッターを下ろしてしまうということは
なんというおおきな損失だろうか。

地域経済の話しをしているのではなく、地域社会の話なのだ。

「誰でもいいから人を殺したかった」
こんな通り魔を生みだす社会は、
スピードと効率からひとやまちとの係わりをつくり出さず、
係わりを引き裂くところからきているのではないだろうか。

もっとゆっくり、地域の人やまちと係わり、自分のアイデンティティを見いだしていく。

そんな贅沢な、芳醇な、豊かな、まったりとした、肩から力の抜けた、
とっても自然な時間。

おもしろ清水まちあるきは、そんなところを目指している、かな？