清水もつカレー総研事務局・清水ブランド大作戦事務局

2009年09月30日

清水みなと蔵探検

清水みなと蔵探検清水みなと蔵探検
前々からやりたい、やろうといっていた「蔵調査」
一昨日の伊太利亭の「しゃべらnight」で出会ったチャオクボさんが、ついに
「やりますか」の一言で実施することになる。
菊川赤レンガ倉庫見学でもご一緒したスギトモさん、K村さんの建築士も参加、本格的なモノになりそう。

市民活動センターへ雨のなか9時集合。
どうやっていくか、目的は何か、
単発でやるのではなく継続していくことでまちづくりにつなげるにはどうしたらいいか。
蔵の物語性を歴史とのリンクでどう発信していくか。
かなりまじめに1時間半討論。

とりあえずリストアップされている蔵の現地調査に出かける。

清水みなと蔵探検清水みなと蔵探検
レンガつくり、伊豆石、漆喰やモルタルで塗り上げたもの

さまざまな蔵がある。

作られた年代もさまざまなようだ。





清水みなと蔵探検
ひときわ立派な旧家の石蔵

道から路地から中をのぞき込んで写真を撮るとは、もうまったく怪しい4人。

そこに出入りしている方に話しかけてみると、親切にも中に入れてくれて蔵を見せてくれ御当主の奥さんが説明してくれる。

清水みなと蔵探検清水みなと蔵探検
近くで見ると、門や扉も蔵らしいつくりで頑丈だ。入口開口部の石組みもおもしろい。

そしてなんとこの蔵には地下がある。内部はすべて板で覆ってある。
さまざまな時代に、いろいろな用途に使われたようだ。
その話を聞くだけでもおもしろい。やはり現在はあまり使われていないようだ。

清水みなと蔵探検清水みなと蔵探検


蔵密度の高い地域は、清水でも古い地区で細い路地が入り組んでいる。
そして個人宅でも、倉庫・貴重品を火災や盗難から守る収納庫という配置で奥まったところにあるものも多い。
おやこんなところにもある、という新発見もあったが、あったはずのところが更地になり、建築現場になっていたところもあった。

清水みなと蔵探検清水みなと蔵探検

清水みなと蔵探検清水みなと蔵探検
清水みなと蔵探検清水みなと蔵探検
やはり現在では、その用途がなくなりさりとて壊すのも大変だしということで、手入れがされていないものも多い。
このまま朽ちていくのを待つという風情のものもみられる。

しかし、蔵は地域の時代=産業や暮らしぶりを、その材料や構造や意匠や使われ方で、能弁に語る生き証人である。
そして、いまや消え去る一方である。

その価値を見いだして、新しく機能転換、リノベーションをはかり残せないものかと思います。

2時間半歩き回って、お腹もすき蓬莱亭で反省会と今後の活動について話す。
疲れたけど楽しい蔵探検でした。



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Posted by クールなお at 16:57│Comments(4)まちづくり
この記事へのコメント
急な呼びかけにみなさん応じていただいて
感謝です。
小さい一歩ですが、いい船出になったんではないかと
思いました。
やはり、みんなで歩くっていうのがいいですね。
所有者さんの「おもてなし」にも感激しました。
楽しく充実した活動にしていきましょう!!!
Posted by チャオクボ at 2009年09月30日 22:23
チャオクボさんの一声「やりましょう」がなかったらスタートしなかった。
充実したまちあるきでした。
まちの栄枯盛衰、産業の変遷、人々の暮らしぶりなどを、「蔵」という視点から見ていくというのは、なかなかよいと思います。

本当は子供たちにも、とくにその地域の子たちにも歩かせたいですね。
いわゆる「地元学」です。
田舎だけでなく、町にも「地元学」をおこし、自分のまちを知る→好きになる→何とかしたい→町おこし→誇り→愛情と好循環がおこります。

そんな第一歩がこの蔵探検だったといえるような活動にしていきたいです。
Posted by クールなおクールなお at 2009年10月01日 16:24
蔵探検の成果をぜひ見てみたいですな。

今までは、外から見ているだけで、実際の用途など
清水の歴史をさかのぼると発見があるでしょうね。
街道筋の蔵や、港近くの蔵、旧名主の蔵・・・
造りや大きさが違いますね~~

まち歩きの楽しさが増え、交流人口も増えることでしょう。
Posted by スプリング・フィールド at 2009年10月01日 19:14
蔵は地域の歴史の生き証人です。

それぞれが独特で味があります。
手遅れにならないうちに調査記録しておくべきと思います。

これもきっと街おこしにつながる活動になると思います。

蔵をテーマのまちあるきをやりたいと思います。
ご参加、ご協力を!
Posted by クールなおクールなお at 2009年10月02日 21:13
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