清水もつカレー総研事務局・清水ブランド大作戦事務局
2009年12月05日
熱海温泉玉手箱(オンたま)
「まちづくり現地研修」熱海会場(起雲閣)に参加してきました。
着地型観光(旅行会社などが商品を企画・販売する「発地型」に対し、旅行目的地の主導で観光メニューをそろえて観光客に提供する形態)で注目されている、温泉玉手箱の仕掛け人、NPO atamista代表の市来広一郎さんの話を聞きました。
以前静岡新聞(2008年9月27日)に紹介されていたのは
「旅館の若だんなとはしご酒」
「熱海芸妓とお座敷遊び」
「農業体験」
「立ち寄り湯めぐり」
「商店街と路地裏の名所・名物・名店探訪」
楽しそうではないか。
従来の観光行政からは出そうもないアイディア。
新聞では、「熱海市観光協会と熱海市が」となっていたが、
30歳の若者が、生まれ育った熱海の地域興しにと2年半前に帰郷しおこした事業だったのだ。
今回のメニューも
「とれたて海の幸 港で朝ごはん」
狭い路地が張り巡らされ、家が密集している漁師の町網代。
歩くだけでも楽しいエリアを朝1時間散歩して、地元で捕れたアワビとかサザエを食べる。
「干物とおにぎり『最高の贅沢』」
干物づくり、干している間に弁当箱を持って町を巡りおかずを詰めて歩く。自分だけのお弁当づくりをして食べる。
「薪を割って、ピザを焼く」
これが人気ナンバーワン。農的な暮らしを広めたいという方の企画。
どれもこれも楽しそう。こんなのが今回53プログラム。
アイディアを聞いていても楽しくうきうきしてくる。
決して従来の慣行・観光では出てこないものばかり。
一番印象に残った言葉
「53のイベントではない、53の地域おこしなんです」
私たちがやってきた、
「おもしろ清水まちあるき」新清水~桜橋、桜橋~狐ヶ崎
「清水港界隈ほろ酔いツアー」
「清水もつカレーほろ酔いツアー」
「清水みなと ほろ酔いツアー」
「志みづ道~湊石蔵ほろ酔いツアー」
これも着地形観光。
今度は清水ブランド大作戦として、清水でまちを何とかしようと頑張っている人たちと一緒に、まとまった形として面白い企画を発信していく、いろんなことをやっているのを、秀逸なアイディアと切り口で応援していく。
バカモノはいるので、ワカモノ、ヨソモノが要るかな。
Posted by クールなお at 19:00│Comments(3)
│まちづくり
この記事へのコメント
オンたまの市来です。
先日は熱海までお越しくださり、ありがとうございました!
11月の清水での研修会は行くこと叶いませんでしたが、
清水での取り組みのお話も、ぜひ今度お聞きしたいです。
先月には、清水の市民活動支援センターにお邪魔して、オンたまのお話をさせていただきました。
「なんだか、清水が面白そう」と思い始めた、今日この頃です。
先日は熱海までお越しくださり、ありがとうございました!
11月の清水での研修会は行くこと叶いませんでしたが、
清水での取り組みのお話も、ぜひ今度お聞きしたいです。
先月には、清水の市民活動支援センターにお邪魔して、オンたまのお話をさせていただきました。
「なんだか、清水が面白そう」と思い始めた、今日この頃です。
Posted by 市来 広一郎 at 2009年12月08日 07:49
>市来さん
ワッ!市来さんからのコメントだ!
いろんな示唆を与えていただきました。
苗床・持ち寄る・積み上げ
いろいろ活動している人たちを、「温泉玉手箱」というフレーズでまとめられたのが、すごいと思いました。
ヴィジョンを描く、鮮明にする。現場主義、文脈の共有・・・。
従来の観光?ではなかったことです。
小さな地域おこしを秀逸な看板コピー「オンたま」ブランドのもと、積み上げていく。清水でもやっていきたいと思いました。
先月の市民活動センターの案内を「楽結」の伊藤さんにいただきましたが、都合がつかず、商まち平出さんに頼み込んで聞かせてもらいました。
今後もよろしくお願いします。
ワッ!市来さんからのコメントだ!
いろんな示唆を与えていただきました。
苗床・持ち寄る・積み上げ
いろいろ活動している人たちを、「温泉玉手箱」というフレーズでまとめられたのが、すごいと思いました。
ヴィジョンを描く、鮮明にする。現場主義、文脈の共有・・・。
従来の観光?ではなかったことです。
小さな地域おこしを秀逸な看板コピー「オンたま」ブランドのもと、積み上げていく。清水でもやっていきたいと思いました。
先月の市民活動センターの案内を「楽結」の伊藤さんにいただきましたが、都合がつかず、商まち平出さんに頼み込んで聞かせてもらいました。
今後もよろしくお願いします。
Posted by クールなお at 2009年12月08日 11:12
熱海活性化に一言進言、最近、富裕層中国人観光客の番組がTV等で盛んに紹介されている。熱海も地方活性化に最短の方策ではないか、と思います。単に観光で見るのみならず、日本文化を体験し、理解し、感動し、中国の方々にも、わびさびや奥深さを感じ取っていく時代に入り増した。他の観光地に遅れを取らないように
頑張っていただきたいです。
頑張っていただきたいです。
Posted by 三井 タケシ at 2010年04月18日 10:18