清水もつカレー総研事務局・清水ブランド大作戦事務局
2009年12月27日
こども未来館 豊橋
豊橋市の「こども未来館ココニコ」に行ってきました。
旧豊橋市立病院の跡地に昨年7月、こどもを中心に多くの市民が出会い、交流し、活動するための多世代交流拠点としてつくられた施設です。
静岡市でも、現在着手された清水駅西第一地区市街地再開発ビルに、次世代をになうこどものための施設で、同時に中心市街地の活性化にも結びつくようなものをつくろうと構想の策定をしている。
その中の視察。
豊橋市では、施設の目標を「こども」だけにおくのではなく、多世代のふれあい・交流を基本的な「想い」としている。
正面エントランスの右側には広い芝生広場、水平ではなく緩やかな傾斜を持っている。
こどもが段ボールをキャタピラーのように輪にした中に入り、転げている。
また、この傾斜を観客席にして建物前でステージを設置したイベントなども開催するそうだ。
「ささえる」子育て支援のためのブース、子育てプラザ
床暖房がされさまざまな遊具やおもちゃがあり、親子や孫子で時間を過ごしている。
ワークショップや紙芝居・読み聞かせ・母親対象の講演会が行われる。
また豊橋には大学が3つあり、学生が研修がてらやってきてボランティアで子育て実習をする。
市内には18の小学校区に子育てサークルがありそのネットワークの拠点となっている。
ものづくり工房とキッチン工房
少年少女発明倶楽部をつくっていて、市内のデンソーなどの企業の人やOBがボランティアでこどもたちにアドバイスをしている。また大工組合やフラワーアレンジメントなど大人がこどもたちに教える場になっている。
キッチン工房では、市内のケーキ屋・和菓子屋さんが教えてくれたりさまざまな食の文化・技術、楽しさをこどもたちに伝える場となっている。
「ためす」まち空間
ここは「豊橋100年歴史通り」として、今・昔にふれる発見するとなっているが、こどもより大人がなつかしがる。
昭和2年につくられた市電が運転のシュミレーションができるようになっていてこども(大人にも)人気がある。
この施設のメーンの一つドリームタウン
こどもたちが、学校や家庭でふれることがない創作体験ができることを目指す場所。
「体験セット」が50種用意され、それも常時入れ替えられているという。
大人が用意したもので、こどもがただそれをこなすだけではつまらないなと思っていたが、現実には結構面白そう。
化石を虫眼鏡で覗く。いろいろなものを顕微鏡で試す。金属探知器や電磁波検知器、電流テスター、ネールアートキット、心臓セット(心臓の動く仕組みを理解する)、見るセット(いろんなめがねで見え方の体験、トンボの目はどう見えるか)、聞くセット(耳でなくとも聞こえるの?)、身体をはかるセット、テキスタイルセット等々。
こどもの好奇心や創造性を育むプログラムを用意している。
ここがこの施設の工夫したところだと思う。
ドリームタウンのもう一つの体験ゾーン
クリニック・ファクトリー・サロン・アトリエなどのブースがあり、様々な衣装を着たり、ものづくりの楽しさをちょっぴり味わったり、アーティストのように、何かを描いたり創作したり、遊べる空間になっている。
ここも親子や孫子で過ごしている人たちが多くいた。
メディア工房では、テレビやラジオの放送設備で様々に遊んだり体験でき、FMは実際に放送することもあるそうだ。
またここの施設に関連のある資料を置く図書室がある。
また屋外に大型遊具、そして憩いの場というスペースには小学生高学年、中高生のたまり場となっていた。
交流の場として、貸しスタジオがあり、大人のエアロビ教室や高齢者向けの講演会が行える場があったり、どこに行くにも通らなくてはならない入り口にあるひろびろとした広場では、200~250席のイスも用意でき、市民の発表や高校生の吹奏楽やこどもむけイベントが催される。また、近所の篤志家が、昔のこども遊びやいろんなことをこどもに教えている。
こどもの施設ということでイメージがわかなかったが、視察することでいろいろなことが理解できました。
こんなのが清水にあったらいいなと思いましたが、広さのスケールが違いすぎるので現実のものとしてはぎゅっと凝縮したものになると思います。
でも、こどもおよび関係者のものでなく、みんながこどもに関わり育て見守る、その活動の中で交流、ふれあいができる楽しい施設というコンセプトが見えてきました。
旧豊橋市立病院の跡地に昨年7月、こどもを中心に多くの市民が出会い、交流し、活動するための多世代交流拠点としてつくられた施設です。
静岡市でも、現在着手された清水駅西第一地区市街地再開発ビルに、次世代をになうこどものための施設で、同時に中心市街地の活性化にも結びつくようなものをつくろうと構想の策定をしている。
その中の視察。
豊橋市では、施設の目標を「こども」だけにおくのではなく、多世代のふれあい・交流を基本的な「想い」としている。
正面エントランスの右側には広い芝生広場、水平ではなく緩やかな傾斜を持っている。
こどもが段ボールをキャタピラーのように輪にした中に入り、転げている。
また、この傾斜を観客席にして建物前でステージを設置したイベントなども開催するそうだ。
「ささえる」子育て支援のためのブース、子育てプラザ
床暖房がされさまざまな遊具やおもちゃがあり、親子や孫子で時間を過ごしている。
ワークショップや紙芝居・読み聞かせ・母親対象の講演会が行われる。
また豊橋には大学が3つあり、学生が研修がてらやってきてボランティアで子育て実習をする。
市内には18の小学校区に子育てサークルがありそのネットワークの拠点となっている。
ものづくり工房とキッチン工房
少年少女発明倶楽部をつくっていて、市内のデンソーなどの企業の人やOBがボランティアでこどもたちにアドバイスをしている。また大工組合やフラワーアレンジメントなど大人がこどもたちに教える場になっている。
キッチン工房では、市内のケーキ屋・和菓子屋さんが教えてくれたりさまざまな食の文化・技術、楽しさをこどもたちに伝える場となっている。
「ためす」まち空間
ここは「豊橋100年歴史通り」として、今・昔にふれる発見するとなっているが、こどもより大人がなつかしがる。
昭和2年につくられた市電が運転のシュミレーションができるようになっていてこども(大人にも)人気がある。
この施設のメーンの一つドリームタウン
こどもたちが、学校や家庭でふれることがない創作体験ができることを目指す場所。
「体験セット」が50種用意され、それも常時入れ替えられているという。
大人が用意したもので、こどもがただそれをこなすだけではつまらないなと思っていたが、現実には結構面白そう。
化石を虫眼鏡で覗く。いろいろなものを顕微鏡で試す。金属探知器や電磁波検知器、電流テスター、ネールアートキット、心臓セット(心臓の動く仕組みを理解する)、見るセット(いろんなめがねで見え方の体験、トンボの目はどう見えるか)、聞くセット(耳でなくとも聞こえるの?)、身体をはかるセット、テキスタイルセット等々。
こどもの好奇心や創造性を育むプログラムを用意している。
ここがこの施設の工夫したところだと思う。
ドリームタウンのもう一つの体験ゾーン
クリニック・ファクトリー・サロン・アトリエなどのブースがあり、様々な衣装を着たり、ものづくりの楽しさをちょっぴり味わったり、アーティストのように、何かを描いたり創作したり、遊べる空間になっている。
ここも親子や孫子で過ごしている人たちが多くいた。
メディア工房では、テレビやラジオの放送設備で様々に遊んだり体験でき、FMは実際に放送することもあるそうだ。
またここの施設に関連のある資料を置く図書室がある。
また屋外に大型遊具、そして憩いの場というスペースには小学生高学年、中高生のたまり場となっていた。
交流の場として、貸しスタジオがあり、大人のエアロビ教室や高齢者向けの講演会が行える場があったり、どこに行くにも通らなくてはならない入り口にあるひろびろとした広場では、200~250席のイスも用意でき、市民の発表や高校生の吹奏楽やこどもむけイベントが催される。また、近所の篤志家が、昔のこども遊びやいろんなことをこどもに教えている。
こどもの施設ということでイメージがわかなかったが、視察することでいろいろなことが理解できました。
こんなのが清水にあったらいいなと思いましたが、広さのスケールが違いすぎるので現実のものとしてはぎゅっと凝縮したものになると思います。
でも、こどもおよび関係者のものでなく、みんながこどもに関わり育て見守る、その活動の中で交流、ふれあいができる楽しい施設というコンセプトが見えてきました。
Posted by クールなお at 12:18│Comments(3)
│まちづくり
この記事へのコメント
はじめまして。
30代後半の2児の母です。
いつもなおさんの行動力や考え方に感心し、清水がより住みやすい街になっていくのを応援しています。
七夕まつりの時は、本当にすごい人数が駅前銀座を訪れましたよね。
うちは、幼稚園、小学校に通う息子たちがいますが、両方とも飾りを出し、見に行くことも目的のひとつでした。(もつカレーも食べましたよ♪)
駅の開発、なおさんの記事にあるように、ぎゅっと凝縮されたものになってでも、市民が集いあい、市外の人たちも楽しんで訪れてもらえるような場所になって欲しいと思います。
七夕まつりのように、地域の幼稚園や小学校が参加する形のものもあれば(1ヶ月に1回でも半年に1回でも)人が集まるのではないか・・・とも思って、コメントさせてもらいました。
県美で定期的に行われる、絵の具アートや粘土教室、あれって休日の日はすごく人気ですぐに人数いっぱいになるんです。清水駅でもできませんかね?絶対行く人いっぱいいると思うんですが。
いろいろ想像してしまいます・・・いつも応援しています。
30代後半の2児の母です。
いつもなおさんの行動力や考え方に感心し、清水がより住みやすい街になっていくのを応援しています。
七夕まつりの時は、本当にすごい人数が駅前銀座を訪れましたよね。
うちは、幼稚園、小学校に通う息子たちがいますが、両方とも飾りを出し、見に行くことも目的のひとつでした。(もつカレーも食べましたよ♪)
駅の開発、なおさんの記事にあるように、ぎゅっと凝縮されたものになってでも、市民が集いあい、市外の人たちも楽しんで訪れてもらえるような場所になって欲しいと思います。
七夕まつりのように、地域の幼稚園や小学校が参加する形のものもあれば(1ヶ月に1回でも半年に1回でも)人が集まるのではないか・・・とも思って、コメントさせてもらいました。
県美で定期的に行われる、絵の具アートや粘土教室、あれって休日の日はすごく人気ですぐに人数いっぱいになるんです。清水駅でもできませんかね?絶対行く人いっぱいいると思うんですが。
いろいろ想像してしまいます・・・いつも応援しています。
Posted by mako at 2009年12月29日 11:07
>makoさん
はじめまして。応援ありがとうございます。
商店街は「まち」として、地域の人たちが出会う場、交流する場、活動する場であるべきだと思い、
七夕まつりをはじめ、隣人祭り・鉄火巻き日本一に挑戦・フリーマーケットなどのイベントのほか、貸し自転車やショッピングカートの設置、入れ歯リサイクルなどの活動を行ってきました。
商店街は衰退し続けていますが、
こどもたちやお年寄りの方たちにも、「まち力」をだして楽しいまち、住みやすい町にするためにできることはまだまだあると思います。
そういえば県美での粘土教室を見かけたことがありました。
そんなのが駅前で、毎週行われるといいですね。
こどもに教えるのではなく、親や大人やまちの人やみんなが粘土で遊ぶ。
親子や孫子でなくとも、お年寄りとこどもが出会って、一緒に何かつくる、やる。そういうのがいいと思います。
makoさんのような声、コメントをいただくと本当に勇気がでます。
これからも応援よろしくお願いします!(勝利者インタビューみたい)
はじめまして。応援ありがとうございます。
商店街は「まち」として、地域の人たちが出会う場、交流する場、活動する場であるべきだと思い、
七夕まつりをはじめ、隣人祭り・鉄火巻き日本一に挑戦・フリーマーケットなどのイベントのほか、貸し自転車やショッピングカートの設置、入れ歯リサイクルなどの活動を行ってきました。
商店街は衰退し続けていますが、
こどもたちやお年寄りの方たちにも、「まち力」をだして楽しいまち、住みやすい町にするためにできることはまだまだあると思います。
そういえば県美での粘土教室を見かけたことがありました。
そんなのが駅前で、毎週行われるといいですね。
こどもに教えるのではなく、親や大人やまちの人やみんなが粘土で遊ぶ。
親子や孫子でなくとも、お年寄りとこどもが出会って、一緒に何かつくる、やる。そういうのがいいと思います。
makoさんのような声、コメントをいただくと本当に勇気がでます。
これからも応援よろしくお願いします!(勝利者インタビューみたい)
Posted by クールなお at 2009年12月29日 11:47
>出会いに来た猫さま
ご訪問ありがとうございます。
更新もなみがあり、書けないときもままありますが、また見てやって下さい。
ご訪問ありがとうございます。
更新もなみがあり、書けないときもままありますが、また見てやって下さい。
Posted by クールなお at 2010年01月08日 20:23