清水もつカレー総研事務局・清水ブランド大作戦事務局

2011年01月21日

明洞で道は誰のもの?

明洞で道は誰のもの?
韓国ソウルに視察・観光で初めて訪れた。
中心部の明洞(ミョンドン)に着いたのは夕刻だったが、車輪の付いた屋台が続々と目抜き通りに入ってきて店を開けようとするところだった。

明洞は東京の銀座、新宿、原宿、アメ横が混在したような繁華街。

まちには、
近在の村から、、また職人たちのつくるものが、街道の交わる「辻」や「門前」に集まり「市」がたった。
その賑わいに、大道芸人が集まり、辻説法などが行われた。

そして、子どもたちの運動場、遊技場は、「まちなか」すなわち道、道路であった。

このような、生活の場としてまた経済活動、文化交流の重要な公共の空間である道を、「道路交通法」という法律で、交通という機能だけに矮小化し、取り締まり、許認可権を持つ機関が人々の活動を制限することは、まったく理解できない。

地方の中心街が疲弊し衰退するなかで、必死に生き残りと活性化に努力する人たちにとって、道路使用へのいわれもないとしか思えない制限は、街つぶし、不活性化への圧力と映る。

この件に関しては、
官憲粉砕!と叫びたくなって久しい。




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Posted by クールなお at 17:40│Comments(2)まちづくり
この記事へのコメント
車を中心に据えた社会づくりもとっくに行き詰まり、
車そのものも最早魅力的なものでは無くなっているのだから、
早く車に頼らなくていい社会にシフトしてほしいものです。

一人一台の車で通勤するために、
道を作り、駐車場を用意し、
でも車は一日のうち殆どは駐車場で寝ている...
この無駄がいろんな歪みを生みだしている。
既に若い人達は車に殆ど興味を持っていないのだから、
車に毒された世代が変わらないとならないんですけどね。

個人で車を所有し個人で運転するのではない交通手段が、
技術革新で早く可能にならないですかね。
そして「まち」や「道路」を、
自動車から取り返したい。

毎度無責任なコメントで済みません。
Posted by sue at 2011年01月21日 23:18
>sueさん
確かに自動車が私たちに与えてくれたものは計り知れなく大きいのですが、
環境容量の限界がいわれるこれからの時代、
もうすこし車中心のいきすぎた道路使用の有り様は考え直すときが来ていると思います。

自転車+公共交通が、現在のところ身近に考えられるもっともいい方向だと思うのですが、どうでしょうか。

そして、毛細血管のような生活の路地にまで自動車が入り込むようなことは制限されるべきだと思います。

頭を切り換えることは、現在それらを担当している人たちには無理かもしれません。

電車やバスに自由に自転車が積める、そしてまちなかには誰のものでもなくて、だれでもが使える自転車があちこちありシェアされている。
自動車用道路は今の半分にして、歩行者と自転車に開放する。

屋台や露天がいっぱいあって、公園のような道で生活を楽しめる。

主要幹線道路は自動車のために確保しておくのは必要かもしれない。

やりようはいっぱいあると思いますけどね。
Posted by クールなおクールなお at 2011年01月22日 18:37
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