清水もつカレー総研事務局・清水ブランド大作戦事務局
2011年09月22日
ウィーク・タイズ
つながりたいが、しばられたくない
「希望のつくり方」(玄田有史 岩波新書)
「これからの日本のために『シェア』の話をしよう」(三浦展 NHK出版)
地縁・血縁・社縁といった共同体の絆は、弱いものを強いものが助ける役目を果たしたが、それらの絆が弱体化し、ばらばらになり、格差が拡大してきたというのが今の社会。
しかし昔のような共同体には戻れない、求めていない。
今求められているのが、ウィーク・タイズ=ゆるやかなつながり。
一つのキーワードが現れその概念が皆に理解され共感されると、やがてその考え方が広がり、それを具体的にする行動が起きるようになる。
シェア=わかちあい
ウィーク・タイズ(ウィーク・タイ)=ゆるやかなつながり、つながりたいけど縛られたくない。
これだな。
「希望のつくり方」(玄田有史 岩波新書)
社会学の「ウィーク・タイズ(Weak Ties)」ウィークとは「弱い」とか「緩やかな」という意味で、タイズとは「つながり」や「絆」を意味する言葉です。・・・自分と異なる情報を持っている人とのゆるやかなつながりが重要だというのです。この自分とちがう環境にある人との、たまに会う程度のゆるやかなつながりが、ウィーク・タイズです。
「これからの日本のために『シェア』の話をしよう」(三浦展 NHK出版)
個人としてのプライバシーがありながら、人と会いたいときは会える、そういうゆるやかなつながり、「つながりたいが、しばられたくない」関係を求める気持ちが強い若い世代には、ぴったりのスタイルなのだ。
地縁・血縁・社縁といった共同体の絆は、弱いものを強いものが助ける役目を果たしたが、それらの絆が弱体化し、ばらばらになり、格差が拡大してきたというのが今の社会。
しかし昔のような共同体には戻れない、求めていない。
今求められているのが、ウィーク・タイズ=ゆるやかなつながり。
一つのキーワードが現れその概念が皆に理解され共感されると、やがてその考え方が広がり、それを具体的にする行動が起きるようになる。
シェア=わかちあい
ウィーク・タイズ(ウィーク・タイ)=ゆるやかなつながり、つながりたいけど縛られたくない。
これだな。
Posted by クールなお at 19:17│Comments(4)
│まちづくり
この記事へのコメント
お久しぶりです。フルイチです。
変わらず、精力的ですね。励みになります。
さて、地縁・血縁・社縁。そして、今こそ「ゆるやかなつながり」。
その「ゆるやかなつながり」の地域ヴァージョンについての
何かいいネーミングがないかなーと、ずっと考えてまして・・・・
なんでまちおこしをするのかな?地域外の人も参加したりして・・・
などなどと。
そこで、3年前ぐらいから、地元だけでなく地域の外の人を含めた、
「地域への親しみ」を持った人びとからなるつながり「親縁」を提唱してます。
これこそ、地域にこだわりながら、しかもそこに束縛されることが無いつながり
なのではと、自画自賛(笑)をしております。
いい季節になりました。
僕もがんばろ!
失礼します。
変わらず、精力的ですね。励みになります。
さて、地縁・血縁・社縁。そして、今こそ「ゆるやかなつながり」。
その「ゆるやかなつながり」の地域ヴァージョンについての
何かいいネーミングがないかなーと、ずっと考えてまして・・・・
なんでまちおこしをするのかな?地域外の人も参加したりして・・・
などなどと。
そこで、3年前ぐらいから、地元だけでなく地域の外の人を含めた、
「地域への親しみ」を持った人びとからなるつながり「親縁」を提唱してます。
これこそ、地域にこだわりながら、しかもそこに束縛されることが無いつながり
なのではと、自画自賛(笑)をしております。
いい季節になりました。
僕もがんばろ!
失礼します。
Posted by 手前味噌。 at 2011年10月16日 00:39
>手前味噌ことフルイチさん
「親縁」ですか。オヤエン、またはシンエン。
いいですね。
自分なりに考えてみました。
袖振り合う多生の縁から「袖縁」てのはどうですか。
本来は袖が触れあう見知らぬ人も、深い宿怨があるという意味ですが、昨今は「多少」の縁があるととられています。
袖振り合うくらいのゆるーい縁でも、じつは何かの縁で強ーく結びついている。
ちょっと違うかな。
「親縁」ですか。オヤエン、またはシンエン。
いいですね。
自分なりに考えてみました。
袖振り合う多生の縁から「袖縁」てのはどうですか。
本来は袖が触れあう見知らぬ人も、深い宿怨があるという意味ですが、昨今は「多少」の縁があるととられています。
袖振り合うくらいのゆるーい縁でも、じつは何かの縁で強ーく結びついている。
ちょっと違うかな。
Posted by クールなお
at 2011年10月16日 10:33

地元の人に「開いた思考」があれば、
ネーミングはなんでもいいんですよね。
「むすんで~ひらいて~♪」
また、遊びに行きます!
ネーミングはなんでもいいんですよね。
「むすんで~ひらいて~♪」
また、遊びに行きます!
Posted by フルイチ。 at 2011年10月18日 03:57
オープンマインド
戦後の混乱期や、さかのぼって江戸時代は多様性と放逸と叛乱の時代だった。
しかし今は、植木の剪定でもするように、幼稚園時代から廻りからはみ出すものやちょん切られてしまう。
そして日本人は規則や、こうしろああしろと絶えず流れるアナウンスに、従うばかりになってしまった。
とまあ、外国人(アレックス・カーやウォルフレン)は言っていますが、貧しい時代の、人と関わらなければ生きていけない状況を、今日の心の貧困の時代にどう作っていくか?
フルイチさんの命題でしょうか。
戦後の混乱期や、さかのぼって江戸時代は多様性と放逸と叛乱の時代だった。
しかし今は、植木の剪定でもするように、幼稚園時代から廻りからはみ出すものやちょん切られてしまう。
そして日本人は規則や、こうしろああしろと絶えず流れるアナウンスに、従うばかりになってしまった。
とまあ、外国人(アレックス・カーやウォルフレン)は言っていますが、貧しい時代の、人と関わらなければ生きていけない状況を、今日の心の貧困の時代にどう作っていくか?
フルイチさんの命題でしょうか。
Posted by クールなお
at 2011年10月18日 09:28
