清水もつカレー総研事務局・清水ブランド大作戦事務局
2011年11月03日
北山孝雄講演会
大変面白かった。
ものを売ろうと思って経済効率を考えてつくる施設がつまらない、人を呼べない、ものを買わない。
中心街へ人を戻すことは可能か、どうすれば良いかという質問に
私も常々思い、云ってもいるのだが
物をうること以外にその場所が「楽しい」「面白い」 「美しい」「必要」「ためになる」「うれしい」「うきうきする」「安心する」「いやされれる」
だから行きたいという場所にしなければ中心街の復権はないだろう。
価値観は激変
ものをこれ以上消費するのは限界がある。20数年前、ものを買う社会ではなくなったのに世の中はまだ、経済成長路線の延長線上にある。
ずーっと足し算で来た。その結果、全てが過剰、東京では住んでいないマンションなど多い。
皆がお金を働かそうとすると同じようなものができてしまう。
コンビニだらけ、自動販売機だらけの商店街になってしまう。
お金を使わないで、周辺の人が家にいるよりいいなといって、歩いて来る、自転車、バス、自動車の順番でくる。
そんな考えでつくったのが亀戸サンストリート。
もうからない、物を売るのはやめよう。
誰もものを買わない。どんどん物を売る場所を作れば売れると思っている。
ものを売ろうと思って経済効率を考えてつくる施設がつまらない、人を呼べない、ものを買わない。
中心街へ人を戻すことは可能か、どうすれば良いかという質問に
戦略的に考えられた郊外ショッピングセンターや商業施設に対抗するのは無理。
物を売ろうとすることはやめた方がいい。そこで教えてもらうことがある、そこにいかなければできいないことがある、そういう場所に中心街をしていかなければ難しい。
私も常々思い、云ってもいるのだが
物をうること以外にその場所が「楽しい」「面白い」 「美しい」「必要」「ためになる」「うれしい」「うきうきする」「安心する」「いやされれる」
だから行きたいという場所にしなければ中心街の復権はないだろう。
Posted by クールなお at 18:12│Comments(2)
│まちづくり
この記事へのコメント
もつかれさまでした。
こうして記事を読ませていただくと
やはり、そこに住む当事者としての
感じ方と、小生とでは、迫力が違う、、、
というのを感じました。
面白かった、、、、で終わらない
心の熱気を絶やさずにいたいですね。
こうして記事を読ませていただくと
やはり、そこに住む当事者としての
感じ方と、小生とでは、迫力が違う、、、
というのを感じました。
面白かった、、、、で終わらない
心の熱気を絶やさずにいたいですね。
Posted by チャオクボ at 2011年11月03日 22:00
>チャオクボさん
商店街は、あと数年の命だという切羽詰まったところにいます。
炭鉱のカナリアだと思います。
世の中の危険をいち早く察知しカナリアならぬ「商店街」が鳴いています。
商店街の問題は、決して人ごとではなく、地域の問題、ひいては家庭の問題だと思います。
フラクタル、相似形という考え方がありますが、子どもの問題・家庭の問題も、商店街の問題と別のものではないはずです。
みんなが、自分の身に引き受けて考えれば、互いに助け合う、より掛かり合う、そこに暖かさも見いだせる。
そんな世の中になっていかないとなぁ・・・。
と考える今日この頃です。
商店街は、あと数年の命だという切羽詰まったところにいます。
炭鉱のカナリアだと思います。
世の中の危険をいち早く察知しカナリアならぬ「商店街」が鳴いています。
商店街の問題は、決して人ごとではなく、地域の問題、ひいては家庭の問題だと思います。
フラクタル、相似形という考え方がありますが、子どもの問題・家庭の問題も、商店街の問題と別のものではないはずです。
みんなが、自分の身に引き受けて考えれば、互いに助け合う、より掛かり合う、そこに暖かさも見いだせる。
そんな世の中になっていかないとなぁ・・・。
と考える今日この頃です。
Posted by クールなお at 2011年11月07日 19:23