清水もつカレー総研事務局・清水ブランド大作戦事務局
2008年08月11日
アグロフォレストリー
アグロフォレストリー(森林農法)によるコーヒー
フィリピンの環境NGO代表の反町さんが、コーヒーを持って寄ってくれる。
彼女が力を入れているのが、アグロフォレストリーによるコーヒー。
森林破壊が進むなかで、植林をしていても伝統的に焼き畑農法を行ってきた農民は、
木を植えてもお金にならない、焼き畑で畑を作れば作物ができお金になるということで
植林が進まない。
しかも苗木50kgを背負って、何時間も歩いての植林はかなりの重労働。
そこで、木を植えたら、コーヒーの種をあげる、
そのコーヒーは2~3年で収穫できるようになる。
その豆は生豆の状況なら貯蔵保存がきく。
必要なときに、きちんと換金できるようにする。
アグロフォレストリーのコーヒーは、植林した木の下に植えるので
日本のお茶のように日陰で良質のものが育ち、
落葉などが肥料になり、農薬などがいらない。
そのような一石二鳥のような、作物。
しかも北で消費し、南でしかできない作物としてのコーヒーは
格差の一つの象徴だという。
「おいしいコーヒーの真実」という映画が劇場上映されている。
300円のスタバのコーヒーの代金のうち、南の生産者が取り分が3円という真実。
南の生産者の取り分を多くしたい、森林伐採に対抗する手段としての植林とアグロフォレストリー
そんなことを、マシンガントークで話していった。
Posted by クールなお at 19:45│Comments(1)
│Food
この記事へのコメント
コーヒーの収穫は早いのですねぇ。
地球に暮らす私たちが、持続可能な社会を送るためにできること
たくさんあります。
フェアトレードを知っていただくのが第一歩。
毎日の食べるものに困らない私たちが、
第三世界から、資源もなにもかも貪り盗る、彼らを犠牲にしての富。
そんなこと、もう止めなくては。
地球に暮らす私たちが、持続可能な社会を送るためにできること
たくさんあります。
フェアトレードを知っていただくのが第一歩。
毎日の食べるものに困らない私たちが、
第三世界から、資源もなにもかも貪り盗る、彼らを犠牲にしての富。
そんなこと、もう止めなくては。
Posted by ゆいまーる at 2008年08月12日 04:47