清水もつカレー総研事務局・清水ブランド大作戦事務局
2010年05月29日
古箪笥のリフォーム
古くて汚いと思っている桐箪笥などありませんか。
長い年月が経つと、砥の粉仕上げの白い塗装がとれ、黒く薄汚れた感じになってしまいます。
それを、削りなおして再塗装することもできますが、年代を経て使い込まれた「味」がなくなってしまいます。
この箪笥は昭和初期のものと思われますが、旧家の蔵にしまわれていたものです。
おばあさんか、そのまた上のひいばあさんの嫁入り道具だったのではないでしょうか。
この箪笥は比較的壊れた箇所が少なかったのですが、金具を磨き、汚れを落とし、補修をして塗装し直しました。
金具は赤銅を使っているのが珍しいものです。
下段の小開きの中にはこの地方のお約束通り、隠しもの入れがついています。
その蝶番金具は釘の頭が全部とれてしまっていたので、新しい釘で打ち直しました。
また、側面には棒を通して担げる用にする金具もついています。
こうしてリフォームすると、とてもおしゃれなインテリアとして使うことができます。
三段重ねを一段でローチェストとして、テレビを置いたり、置物を置いたりするとなかなか味わいのある道具として使えます。
おばあさんの箪笥をこうして、よみがえらせて使うのも良いではないでしょうか。
Posted by クールなお at 13:54│Comments(0)
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