清水もつカレー総研事務局・清水ブランド大作戦事務局
2011年01月05日
あきらめること
今日の静岡新聞「大自在」欄に
静岡県立大のストックホルムの学生・大学生の意識調査があった。
静岡市では「自分の力では社会は変えられないと思う」と回答したのが7割
逆にストックホルムでは「変えられると思う」と6割強が答えた。
加賀乙彦著 「不幸な国の幸福論」
集英社新書
この中に、一つの祈りが紹介されている。
神よ、私たちにお与えください。
変えることのできないものを受け入れる冷静さと、
変えることのできるものを変える勇気を。
そして、その二つを見分けるための知恵を。
1934年
ラインホールド・ニーパー牧師
マサチューセッツの小さな教会での祈り
日本の若者は、変えることのできるものを変える勇気を失ってしまったのか。
その中で著者はいう
県内大学生の就職内定率55.4%(11月末)という社会、
という自分たちの身の回りのことのみならず、格差、貧困、自殺、無縁、孤立、ひきこもり、児童虐待、無差別殺人・・・
Not me! who? 自分でなくて誰が?
Not now! When? 今でなくいつ?
Not here! Where? ここでなくどこで?
誰にどうしろというのかこの社会を。
自らがこの社会を「変えられると思」わなければ、変わるはずもない。
幕末維新で日本が大きく変わった物語がもてはやされるのも、この裏返しの閉塞感からか。
今の日本をいい意味でも、悪い意味でも牽引してきた「団塊世代」が、隠居となり世間のしがらみから離れ社会を変える意気込みを見せるときか?
そこまで出しゃばるか!
早くくたばれといわれても、この有り体ではそうも行きそうもないではないだろうか。
静岡県立大のストックホルムの学生・大学生の意識調査があった。
静岡市では「自分の力では社会は変えられないと思う」と回答したのが7割
逆にストックホルムでは「変えられると思う」と6割強が答えた。
加賀乙彦著 「不幸な国の幸福論」
集英社新書
この中に、一つの祈りが紹介されている。
神よ、私たちにお与えください。
変えることのできないものを受け入れる冷静さと、
変えることのできるものを変える勇気を。
そして、その二つを見分けるための知恵を。
1934年
ラインホールド・ニーパー牧師
マサチューセッツの小さな教会での祈り
日本の若者は、変えることのできるものを変える勇気を失ってしまったのか。
その中で著者はいう
私たちはともすれば、変えることのできないものに執着してしまいがちです。その一方で、努力すれば変えられるものを変えられないと思い込んでいたり、変えていくための労苦を厭うて、あるいは失敗して傷つくことを恐れて、これは変えられないものなのだと自分で自分をごまかしたりもする。
県内大学生の就職内定率55.4%(11月末)という社会、
という自分たちの身の回りのことのみならず、格差、貧困、自殺、無縁、孤立、ひきこもり、児童虐待、無差別殺人・・・
Not me! who? 自分でなくて誰が?
Not now! When? 今でなくいつ?
Not here! Where? ここでなくどこで?
誰にどうしろというのかこの社会を。
自らがこの社会を「変えられると思」わなければ、変わるはずもない。
幕末維新で日本が大きく変わった物語がもてはやされるのも、この裏返しの閉塞感からか。
今の日本をいい意味でも、悪い意味でも牽引してきた「団塊世代」が、隠居となり世間のしがらみから離れ社会を変える意気込みを見せるときか?
そこまで出しゃばるか!
早くくたばれといわれても、この有り体ではそうも行きそうもないではないだろうか。
Posted by クールなお at 20:16│Comments(4)
│others
この記事へのコメント
今年もよろしくお願いします。
こちらにも、ブログ作りました。
コメントよろしくお願いします
こちらにも、ブログ作りました。
コメントよろしくお願いします
Posted by T設計室 at 2011年01月06日 11:19
>T設計室さん
ブログにコメントしました。
これからも拝見します。
ブログにコメントしました。
これからも拝見します。
Posted by クールなお at 2011年01月06日 19:24
政治家は、政党の内紛に身をゆだねてよいものか。
議員は、自分自身の政治哲学は持ち合わせていないのか。
内閣の首班指名を何回繰り返しても結果は同じ (低級) になるのではないか。
標本を抽出する母集団の質の問題を考えることなく総理の首を何回挿げ替えても、結果は賽の河原の石積みのようなものになるのではないか。
たとえ主義主張が違っていても、大切な政治問題を解決するときには、お互いに力を合わせなくてはならない。
アメリカとソ連は力を合わせて日本を敗戦に追い込み一件落着とした。
大きな政治問題を解決するためには、政治家は小異を捨てて力を合わせなくてはならない。
政治的に判断するのが、偉大な政治家である。
http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://page.cafe.ocn.ne.jp/profile/terasima/diary/200812
議員は、自分自身の政治哲学は持ち合わせていないのか。
内閣の首班指名を何回繰り返しても結果は同じ (低級) になるのではないか。
標本を抽出する母集団の質の問題を考えることなく総理の首を何回挿げ替えても、結果は賽の河原の石積みのようなものになるのではないか。
たとえ主義主張が違っていても、大切な政治問題を解決するときには、お互いに力を合わせなくてはならない。
アメリカとソ連は力を合わせて日本を敗戦に追い込み一件落着とした。
大きな政治問題を解決するためには、政治家は小異を捨てて力を合わせなくてはならない。
政治的に判断するのが、偉大な政治家である。
http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://page.cafe.ocn.ne.jp/profile/terasima/diary/200812
Posted by noga at 2011年01月09日 06:42
>nogaさん
いたずらに対立構造を作り、自分が正しいことを印象づけようとする政党の行動には、首をかしげることが多いです。
数の力とはいうものの、政治家個人個人が是々非々の判断をすればいいものを、首領のいうことに右に倣え、寄らば大樹の陰、とでも言う政治家が多いのではないかと思う。
日本の課題は大きい。
戦後65年を過ぎ、制度疲労をおこしている政党政治ではないかと思われます。
いたずらに対立構造を作り、自分が正しいことを印象づけようとする政党の行動には、首をかしげることが多いです。
数の力とはいうものの、政治家個人個人が是々非々の判断をすればいいものを、首領のいうことに右に倣え、寄らば大樹の陰、とでも言う政治家が多いのではないかと思う。
日本の課題は大きい。
戦後65年を過ぎ、制度疲労をおこしている政党政治ではないかと思われます。
Posted by クールなお at 2011年01月09日 13:39