清水もつカレー総研事務局・清水ブランド大作戦事務局
2008年09月01日
隣人祭り(12)防災訓練
ニュースで防災訓練の様子を見た。
静岡市の中心部で、道が瓦礫にふさがれているところを、
大型の特殊車両が、ガガガッと切り開くところ、
そして商業施設の高所から、やはりはしご車のような車両から
取り残された人を救助する場面が映し出された。
ほとんどが不可能な事。
阪神淡路大震災の時、レスキューにあのテレビニュースのように助けられた人は
わずかに2.7%だと聞く。
だってそうではないか。
あのニュースのように、平坦ななんの障害もないところを走ってくることなどあり得ない。
あの立派な大型の特殊車両が、その車庫さえでられない、たとえ出たとしてもどれだけ走れるだろうか。
助けを必要としている人の所までたどり着けるのか、
はなはだ疑問だ。
防災訓練の日に、毎年映し出される風景。
それを何となく見て、なんとかしてくれるんだ、と思いこんでしまう恐ろしさ。
いざとなったら、「なんの役にも立たないよ」っていうのは言い過ぎかもしれない。
これが真実だと思う。
だから、隣人祭りなんだと思う。
静岡市の中心部で、道が瓦礫にふさがれているところを、
大型の特殊車両が、ガガガッと切り開くところ、
そして商業施設の高所から、やはりはしご車のような車両から
取り残された人を救助する場面が映し出された。
ほとんどが不可能な事。
阪神淡路大震災の時、レスキューにあのテレビニュースのように助けられた人は
わずかに2.7%だと聞く。
だってそうではないか。
あのニュースのように、平坦ななんの障害もないところを走ってくることなどあり得ない。
あの立派な大型の特殊車両が、その車庫さえでられない、たとえ出たとしてもどれだけ走れるだろうか。
助けを必要としている人の所までたどり着けるのか、
はなはだ疑問だ。
防災訓練の日に、毎年映し出される風景。
それを何となく見て、なんとかしてくれるんだ、と思いこんでしまう恐ろしさ。
いざとなったら、「なんの役にも立たないよ」っていうのは言い過ぎかもしれない。
大震災に見舞われた阪神間の都市部では多くの犠牲者が倒壊した家屋の下敷きになり、SOSの必死の声を発しつつ、ついには力尽きて亡くなっていきました。これに対して淡路・北淡町ではその種の犠牲者はほとんど出なかった。なぜかといえば、地元にしっかりした自前の消防団が存在していて、直ちに被災現場に駆けつけたからです。どの家の、どの部屋に例えばお年寄りの誰が寝ているか、地域のことは全て把握している。ですから、あの日の未明に発生した震災の直後、すぐさま誰それの顔が見えない、あの家屋のあの部屋に閉じこめられているに違いない、そう判断を下して救出にあたったからです。
わずかな時間の後、町のリーダーの人が「もう不明者はいないか」と隊列を整えた団員に質問すると、直ちに団員が、「はいもう一人もいません」と自信を持って答えたということでした。
これが真実だと思う。
だから、隣人祭りなんだと思う。
Posted by クールなお at 21:47│Comments(2)
│隣人祭り
この記事へのコメント
こんちわ~^^
私も消防団員なので消防活動しましたが、
最近地域でも消防団員の入団数が
激減してます
このままぢゃホントの震災の時
心配です・・・
隣人祭りはまた違った切り口で
地域交流の場として広まりそうですね^^
私も消防団員なので消防活動しましたが、
最近地域でも消防団員の入団数が
激減してます
このままぢゃホントの震災の時
心配です・・・
隣人祭りはまた違った切り口で
地域交流の場として広まりそうですね^^
Posted by つぼひ at 2008年09月02日 12:26
>つぼひさん
いつも元気なつぼひさんが、消防団員だと
地域は心強いだろうな~、っとおもわず思いました。
そんな意味でも地域の自営業者が残れるような社会
これも必要ですよね。
いつも元気なつぼひさんが、消防団員だと
地域は心強いだろうな~、っとおもわず思いました。
そんな意味でも地域の自営業者が残れるような社会
これも必要ですよね。
Posted by クールなお at 2008年09月03日 11:20