清水もつカレー総研事務局・清水ブランド大作戦事務局

2008年09月06日

隣人祭り(14)命を賭ける

アフガンでなくなられたNGO「ペシャワール会」の伊藤さんについて

ちなみにヤフーニュースでは
「この話題へのコメント」で

「命を懸けてまでよその国の世話を焼く必要は無い。」という
コメントが2位であった。


他者への貢献で倒れた人間の、むくろに唾する人間達の多いこと。
それが一般的な日本人なのだとしたら、僕はこの国と死ぬまで戦いたいと思う。

命を賭けて。


これは、「仕事で社会を変える」の著者駒崎弘樹のブログでの言葉である。

ワタクシも、この世を覆う無関心、個人主義、こんな冷たい社会に・・・何かをと思って
隣人祭りをやってみようと思い、エコマネーでの相互扶助、つながり直しのブログ村・・・とやってきたつもりだ。

命を賭けて・・・駒崎弘樹が云っている。
それくらいの覚悟、想い、情熱、いまが違うという憤り、
「命を賭けて」、この表明がいまのワタクシを追い詰めている。


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Posted by クールなお at 22:01│Comments(4)隣人祭り
この記事へのコメント
そんな結果が・・・あまりにも悲しすぎます。

『愛の反対は憎しみではなく無関心』 マザーテレサのことば

1981年に彼女が来日された際に、こう語っています。
「日本に来てその繁栄ぶりに驚きました。日本人は物質的に本当に豊かな国で す。しかし、町を歩いて気がついたのは、日本の多くの人は弱い人、貧しい人に 無関心です。物質的に貧しい人は他の貧しい人を助けます。精神的には大変豊かな人たちです。物質的に豊かな多くの人は他人に無関心です。精神的に貧しい人 たちです。愛の反対は憎しみとおもうかもしれませんが、実は無関心なのです。 憎む対象にすらならない無関心なのです。」

あの時代から、一層酷くなっている気がする。
イラク日本人人質事件のときの「自己責任」もそう。
かつてそんな民族ではありませんでした。
その風潮を打破して行きたいけれど、「戦う」ということばは使いたくないのです。
人種、宗教、国境もない 同じ星に暮らす人達と つながってゆきたい。
風のように 鳥のように 音楽のように

多くの方に 次郎長の映画と辻信一氏の講演に参加して欲しい。

あらためて、ペシャワール会の伊藤和也さんに、
心からの敬意と、深く深く哀悼の意を表します。
Posted by ゆいまーるゆいまーる at 2008年09月07日 05:51
他人とかかわりたくない、という人が増えた
と同時に
私たちは、どうしてこんなに他人を許せなくなったのだろう。

もっともっと、寛容でおおらかな私たちであったはずだ。

そうだね、「戦う」と云うよりも、
ほら、こっちのほうがもっと愉しいよ、楽だよ、穏やかでいられるよ、
歓びもたくさんあるよ、気分がいいよ、

そういう仲間を増やしていこう。
Posted by クールなお at 2008年09月07日 09:08
先日父が町内の集まりに参加したら
「敬老の日の記念品を拒否するお年寄りが大勢いる」という話題になったそうです。
「私はまだ若いから」という理由なら笑って済ませられますが、
「関わりたくない」という方が結構いらっしゃったそうです。
なぜ日本人は他の人との交流を拒むようになってしまったのだろうか?
いざ、地震が起こったとき、事件が起こったとき、一番先に手を差し伸べてくれるのは近くにいる方なのでは?
Posted by ぶにゃにゃん at 2008年09月07日 09:23
>ぶにゃにゃんさん
なぜなんだろう?
一人では生きていけない、生き物なのになまじ物質的に足りるようになったばかりに、人と触れあうことなしで済ませ、人付き合いがいまになってもおっくうで、下手なまま、高齢者になってしまった社会なのか。

そしてその子どもたちも、コミュニケーション能力に問題あり、とされている。

戦後の高度成長時代、子どもがわんさかいたその子どもだった団塊の世代は「人に迷惑賭けるな」と親に言われて育った。

でももういいんだよ、自分の弱みは素直にさらけ出して、
「ちょっとお願い、ここのところ助けて」
そうして、お互いに支え合う時代が来ている。

そしてそれが迷惑なんかじゃなく、頼られることで、自分ができることで人と関われることに歓びを感じる人も多くいる。

つながり直し・・・日本は本当にそのことに取り組むべきだと思いました。
Posted by クールなおクールなお at 2008年09月07日 17:53
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