清水もつカレー総研事務局・清水ブランド大作戦事務局

2009年02月02日

森林とのきづなを深めるワークショップ

森林とのきづなを深めるワークショップ

5風来館で行われた静岡市のワークショップに参加してきました。

最初のアイスブレークで、木っ端をみて松・ケヤキ・杉・檜を当てるクイズをやっている。
「私は家具屋ですから」といって、自信いっぱいに松をケヤキと間違えてしまった。

グループでの話し合いでは、強く主張すること、また逆にそれに引きずらててしまうこと
をいたく反省する。

今回は私たちと森林はどうつながってきたか、ということで
ワークショップのお題は「自分と森林とのつながりを感じること」

我々のグループはポストイットに50枚の意見が出る。

絞り込みした結果は
1.森の中に心のよりどころを見いだす。
 ふるさとの風景、家族との思いで、森の中で五感で感じる心地よさ、やすらぎ、いやし、そして日本人の心の原風景の仲にある山岳信仰、自然崇拝などともつながる「こころ」のよりどころ。

2.資源供給源としての森林
 木材を供給し、食料、水源としても多くの恩恵を私たちにもたらす森林

3.森が守り動かす循環型社会
 CO2のこともあるし、森と海の関係、土砂災害から守るのも森が保全されていてこそ、循環して持続可能な環の中にある森林。

各グループがそれぞれを発表して、参加者全員が投票。
森林とのきづなを深めるワークショップ

私たちのグループはおかげさまで高得票でした。


次のワークショップでは、この結果をどう施策のなかに活かして実現していくか
具体策を検討していくとのこと。


森林とのきづなを深めるワークショップ

ワークショップが終わり会場を出ると、市庁舎にすでに夕日が当たっている。
ここにはよく来ているが4階停まり、8階からの新しい眺めにしばし疲れをいやす。


ワークショップをやり、土曜日の静岡新聞夕刊にあった
「ソーシャル・キャピタル」を思い起こした。

社会関係資本
「社会の規範」や「社会的な人間関係の豊かさ」を意味し、1990年代以降、欧米で盛んに提唱されるようになった概念。疫学のほか、社会、政治、経済学など幅広い分野で使われる。
上下関係が厳しい垂直的な組織ではなく、平等、水平的な人間関係を示す場合が多い。国内でも市民の行政参加や協働の考えを促す概念として注目されつつある


私たち商店街のコンセプト
「人との豊かなつながりで、楽しく時を過ごせるまち」

ブータン国王の提唱した、GNH

近所の人たちのつきあいを深める「隣人祭り」

それらはみんな、社会的な資本をつくり出す考え方だとおもう。
経済資本が行き詰まっているとき、社会資本という考え方がこれからの行き方、生き方の一つとして大きく私たちの生活のあり方になってくると思えます。

お金持ちより、友だち持ち、そんなことが豊かさと認識される日が来ますように!



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Posted by クールなお at 10:05│Comments(2)ecommunity
この記事へのコメント
静岡庁舎本館は
本当に立派な建物です。。。

これだけは、静岡に負けた!!!と
いつみても思います。

中の建具なんかの雰囲気もとてもいいんですよ。
Posted by チャオクボチャオクボ at 2009年02月04日 22:18
確かにこのドームのたたずむ姿の美しさには、心打たれることたびたびです。
これは静岡の大変重要な、貴重な宝ですね。

そのわりには、市民があまり評価していないような気がします。

観光パンフレットとか、市の広報物とかにもっと使われていいし、
フォトコンテストとかないのかね。
お茶、富士山、清水のみなと、日本平、三保の松原、次郎長、家康・・・
などと並び遜色のない、美しい観光資源であり、シンボルであり、
ランドマークですよね。

なかの建具まで立派とは!
Posted by クールなおクールなお at 2009年02月11日 07:56
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    コメント(2)