清水もつカレー総研事務局・清水ブランド大作戦事務局
2011年05月13日
節電一律15%
今日の夕刊には浜岡4号機原発の発電停止と、政府が節電目標を一律(企業・家庭)15%と定め呼びかける。
こんな記事が掲載されていた。
発電停止にともなう、供給不足が起こり停電でもすることになったらどうしますか?という脅し。
経済に多大な影響を与え、景気の悪化をさらに招く。
料金の値上げになったら一般家庭、つまりあなたの家計にも負担を強いるのですよ!という脅し。
電力会社は、なんの工夫もなく企業や家庭が使いたい放題電力を使った上での夏場の最大需要に合わせ、設備投資(原発を作り)をし、自分たちの行為を正当化している。国民の求めるところに応えるべく最大限の努力をしているのだと。
政府の一律15%節電の呼びかけ、このような呼びかけで実現するだろうか。
それよりも、このようなものは不要ではないか!という政府の裁断こそが、この国が国難にあたり自分たちの国の将来を見据えてくことになる。
24時間営業の巨大スーパーの照明と空調と冷蔵、冷凍機器を動かす電力。
規模は小さいが数が馬鹿にならない、自販機の照明冷蔵・温蔵電力。
祇園の暗さが優しく感じる無駄な街の明かり。
このようなことは法律で規制すればいいのではないだろうか。
・・・・・
便利さのかげで失ってしまったつながり。
一人あたり多くのエネルギー消費をできるようになったことが、人々を家族を、分断したのではないだろうか。
そのような反省があってもいいのではないだろうか。
一時しのぎの節電、
そのあとにまた普段どおりの、パンとサーカスを要求する国民、おもねる政治家。
つまり昔と変わらない復旧。
この大震災がもたらした教訓を、一律節電はどの程度生かすことができるのだろうか、疑問に思えてしまう。
Posted by クールなお at 17:52│Comments(0)
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