清水もつカレー総研事務局・清水ブランド大作戦事務局

2009年08月14日

焼津の荒祭り(1)

12日(水)は休みだったので、いろんな用事(この中には某まち系NPOダイヒョーとの会談という濃密な時間もあった)を済ませた後、興味のあった焼津の荒祭りに思い立って出かけた。

各地の伝統ある祭りには、その地域のアイデンティティが如実にわかり、地域の人たちの生き方を感じることができる、素晴らしい時間がある。

三島のしゃぎり吉原の祇園祭り、どちらも素晴らしかった。

4時過ぎの電車で清水を出発、焼津には30分くらいで到着、交番前のお巡りさんに、祭りの中心は焼津神社であることを確認し向かう。

たしかに縁日がたち、お参りする人たちで賑わっているが、よくわからん。
とりあえず、ぬかPんちあたり、ディープ焼津へ行けば何かが見つかると思い足を向ける。
焼津の荒祭り(1)焼津の荒祭り(1)焼津の荒祭り(1)焼津の荒祭り(1)焼津の荒祭り(1)焼津の荒祭り(1)焼津の荒祭り(1)焼津の荒祭り(1)
焼津の水産加工の発祥の地だけあって、さまざまな加工会社や店がならぶ。
ぬかや齋藤商店にいくも、店頭にはショーケースは片づけられ、祭りの臨戦態勢らしい。

な~んて、ぶらぶらしていると、バス停に降り立つひとりの派手な魚河岸シャツのおじさん、
カフェいわさき、浜のマスターではないか。
で、この祭りの初日は「静」の祭りといわれ、暗くなってから各町内を出立し、神社へ向かうという。

見れば、ぬかや齋藤商店の前には白装束の大勢の人たちが集まっている。
玄関先には、浜からとってきた砂に塩を盛った盛り塩が両脇にある。
焼津の荒祭り(1)
やがて、ぬかPもおそばせながら、りりしい白装束で出てくる。

これからはぬかPの解説付きだ。
実際古式豊かなこの祭りの神事は、その土地の人に聞いてなるほどと思うところが多い。
聞いても分からない、昔からそうなっている、というのも多い。
焼津原人のぬか奴にも解説してもらう。豪華ガイド付きだ!

焼津の荒祭り(1)
神社の神事に出発する儀式が始まる。
ここは2区という地域だが、「兜」という名前のグループでもともとは水産関係の組合?集まりだったらしい。
この地域の人だけでなく、この祭りに集まる人たちだ。
その「兜」会から選ばれた、この祭りの神事にたずさわる神役(じんやく)の若者が挨拶をする。
まちの長老などではなく、この選ばれた神役が「この場」でのトップなのだ。
こうして、若者が地域、社会へ参加していく重要な通過儀礼が祭りの大きい意味だ。

祭りのある、まちはいいまち、というのはそんなところにあると思う。

続く(予定)
焼津の荒祭り(2)


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Posted by クールなお at 05:49│Comments(0)community
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