清水もつカレー総研事務局・清水ブランド大作戦事務局

2012年02月05日

第13弾清水もつカレーほろ酔いツアー報告

日時 平成24(2012)年1月31日(火)午後6時30分から8時30分
場所 静岡市清水区真砂町 こさむ まる両 福助
参加者 30名

平成21年6月に行って以来2年半ぶりに行うことになった「清水もつカレーほろ酔いツアー」だが、日程が3店そろうことが難しく二転三転して、前回おこなった三店が素晴らしく好評だったがあきらめることにして、清水もつカレー発祥の「金の字」本店がある真砂町の人気居酒屋3店を新規開拓しおこなうことに決まったのが、1月7日。募集パンフレットを作成し、受付開始したのが10日くらいからだと思う。しかし、今日の参加者の話では、中旬ころにはキャンセル待ちだといわれ、ようやく参加できたとのことで、電車への配置、インターネット、ブログとわずかな広報にもかかわらず、満員となり、このシリーズが定着してきたこと、人気企画だということを実感する。

新清水駅前に6時15分集合、20分にはほぼそろった参加者に説明、スタッフ紹介。寒いので手短にしてさっそく出発。時間通りにスタート。

第13弾清水もつカレーほろ酔いツアー報告第13弾清水もつカレーほろ酔いツアー報告
一軒目は「銀座酒場こさむ」。昭和レトロ風カウンターの居酒屋、今日は貸し切りだ。
最初に刺身と、サバを焼いたもの。これをつまみに、遅れてきた女性も参加して、全員で乾杯。
寒さもあったので、日本酒を頼む人が多かった。マグロと鯛に日本酒。まずは正当は清水の居酒屋メニュー。静岡から来た人たちには、やはり清水の刺身は新鮮で旨いらしい。「こいつは今朝まで泳いでいた魚だよ」なんてご主人が言う。
第13弾清水もつカレーほろ酔いツアー報告
びっくりしたのは焼き魚のサバ。なんでもないようなメニューだが、ふっくらとしてとてもおいしい。焼き魚が、サバがこんなにうまいものだとは驚いた。
静岡第一テレビが取材してくれる。話題をつくり発信していくことは、まちの活性化につながることで、本事業の目的のためにはありがたいことだ。
第13弾清水もつカレーほろ酔いツアー報告
姉妹で参加の女性二人は、ランチには良く出かけるけれど、こうした居酒屋で呑むことはないので楽しいという。おねえさんがこのツアー三回目ということで、今回お誘いがあったという。
昔懐かしいカウンターで、お酒も入りだんだん話が盛り上がってくる。
そこで、最後がこの店自慢の「萬幻豚(まんげんとん)もつカレー」。萬幻豚は臭みがないため、他のもつのようににおいを取るための煮込みをさほどしなくても良く、肉の旨みがあっておいしいという。正統派もつカレーだ。ご主人は、値下げ競争の中1000円で出すもつカレーを考案、まもなく発表するそうだが、今日のもつカレーはその試作品の一つ、プロトタイプもつカレーというわけだ。
第13弾清水もつカレーほろ酔いツアー報告
今日のために一つ一つが、なんでもないようだけど贅沢な品々。やはり自分のこだわりについては、熱心に話してくれる。
最初の一軒目なので時間が短く、もうそろそろと思っていると、なんとBグループが乱入?してくる。「まだ早いよ!」という声もむなしく追い出されるように次の店に向かう。


向かった先が、もつカレー発祥の店「金の字本店」の隣にある「福助」。こちらはイカスミもつカレーをつくった店。オリジナルの創作料理にも意欲的な店なので楽しみ。最初の「こさむ」がカウンターだったので、ここで料理が出てくるまで自己紹介タイム。
何故か静岡の人に連れられてきた二人が、地元のすぐ近所だという。本当は三姉妹で参加予定だったが、都合で二人での参加の女性。そして一人で参加の男性がふたり。ブログから情報を得たという、団体の職員など多彩な顔ぶれ。
はじめて顔を合わせる人たちと、一つのグループで飲食するのが楽しい。最初ちょっと緊張気味だった人も、お酒を飲み食べているうちに打ち解けて楽しくなってくる。これが、はやりのはしご酒とは違うところだ。
第13弾清水もつカレーほろ酔いツアー報告
最初に桜えびのかき揚げ、さすがに地魚を売りにする店だ。塩をかけて食す。そして、しらす入りの茶碗蒸し。次にこの店のオリジナルイカスミもつカレー。ご主人の説明だと、イカスミの他になんと「竹炭」が入っているという。色にこだわったためか、はたまた味か香りか?ユニークな発想というしかない。器もくろを引き立てる白色のもので、フランスパンのスライスが添えられおしゃれだ。グループの女性も言っていたが、味もマイルドで女性にはこちらが好きという人が多い。はごろもフーズのイカスミ缶も女性にファンが多い。イカスミもつカレーははじめて食べる人が多かったと思うが好評であった。
第13弾清水もつカレーほろ酔いツアー報告
次は八寸と呼んでいたが、珍味5種。なんといってもやはりオリジナルの桜えび入り位か塩からが珍しいしうまい。わざわざ作ってもらっているもので売ってはいないという。そして、海つぼ、ラクビーの形をしたものは芋を揚げたもの。そして、イルカのタレとおひたし。「うーん参った」といっているところへ最後にサーモンのカルパッチョ。他の店で刺身が出ると聞いて、カルパッチョにしたという、この配慮。にしてもおいしいものを少量ずつたくさん食べたい、という希望を十二分に叶えてくれるおまかせ料理。なまじ注文するよりもプロに任せたものだけ食べていればいいという気になる。
この「おまかせ」もほろ酔いツアーの楽しみ。「帝国ホテルのランチディナー5000円より、何倍もいい!」という声が聞こえる。それはそうだ。
しかしこれで二軒目、もう一軒があるのだ。ということで予定時間通り最後の店、「まる両」に出発。

まる両では2階の「西河内」という部屋に通される。もともと清水の山間地である、両河内の出身でずばり「両河内」という店名で、グルメ通りにあった小さな店から駅前銀座に新規出店。「まる両」という店名にした。ということで、郷土愛の強いご主人が「地酒・地魚」を売りにしている店。
こちらでは海老と出汁たまごにマグロの盛り合わせ、お通しには、両河内名産のタケノコもある。

ここが場所的には一番ひろくゆったりしている。もう皆さん上機嫌で、ほろ酔いを通り過ぎている。で、どうしたら次のほろ酔いツアーに参加できるかという話になり、今のところ不定期で、電車内にパンフレットを配置しても、10日くらいで定員になってしまうので、運良く電車に乗って見つけた人が参加できるということになった。
第13弾清水もつカレーほろ酔いツアー報告 第13弾清水もつカレーほろ酔いツアー報告
この店自慢の串もの。つくねとしそ巻き。つくねはたっぷり大きめでおいしい。しそ巻きもあぶらがしその香りに調和して絶妙の味。
そんな工夫が洗われているのがこの店のもつレー。一見するとふつうのもつカレーとは印象がだいぶ違う。トマトになすの野菜に、チーズが入っているというひと味もふた味も違うもつカレー。
それが食べてみると、もつの肉味に、酸味のトマト、さっぱりしたなすがとてもあっていささかうまいのだ。
ちょうどご主人が説明に来たが、この取り合わせの妙に感心したことを参加者の何人もが言う。
第13弾清水もつカレーほろ酔いツアー報告
イカスミもつカレーといい、萬幻豚もつカレーといい、ここのチーズや祭物カレーといいそれぞれの料理人が創意工夫しているのが、清水もつカレー。よく清水もつカレーの定義は何ですか?ときかれるが、特にない。あれやこれやのもつカレーがあっていい。食べておいしいのが清水もつカレー。清水もつカレーはただたんにもつをカレーで煮込んだものではない。でも聞かれれば、もつをカレーで煮込んだものと答えるしかない。
というわけで最後は、中間にある「まる両」前の駅前銀座アーケード街に集まり記念写真。はごろもフーズさんが皆さんに、もつカレー缶詰を提供してくれ、またまた大満足のもつカレーツアーで幕を閉じました。
第13弾清水もつカレーほろ酔いツアー報告
もつカレさまでした。



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Posted by クールなお at 18:35│Comments(0)清水もつカレー
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