清水もつカレー総研事務局・清水ブランド大作戦事務局
2014年11月18日
自転車散走
「自転車で地域資源を探そう」
第1回シズオカ散走プロジェクト

16日に行われ、その清水地区の案内のアシストとして参加しました。
自転車でしか行けない、けれど自転車を楽しむのではなく、
自転車で楽しむ「散走」

ひっそりとたたずむこの石垣は明治の築港以来のもので、次郎長堤といわれるもの。
地元民でなければなかなか知らない穴場。


また港の情景は自転車散走でこそ味わえるもの。
その後静岡鉄道特別仕立てのサイクルトレインで静岡へいき
常葉大学水落校舎でのフォーラムへ
シマノの方から散走のお話を聞くが、
自分が5年前、ルノーの折りたたみ自転車AL-FDB14を購入してから行っているものとおなじ。
独り散走をやってた。
さらに、4年前に
「京都・奈良ぶらり自転車散走」2010/7/10発行

これを参考に出かけた。ようやく時代が動いてきたなって感じでした。
ルノーAL-FDB14を買いました
第1回シズオカ散走プロジェクト
16日に行われ、その清水地区の案内のアシストとして参加しました。
自転車でしか行けない、けれど自転車を楽しむのではなく、
自転車で楽しむ「散走」
ひっそりとたたずむこの石垣は明治の築港以来のもので、次郎長堤といわれるもの。
地元民でなければなかなか知らない穴場。
また港の情景は自転車散走でこそ味わえるもの。
その後静岡鉄道特別仕立てのサイクルトレインで静岡へいき
常葉大学水落校舎でのフォーラムへ
シマノの方から散走のお話を聞くが、
自分が5年前、ルノーの折りたたみ自転車AL-FDB14を購入してから行っているものとおなじ。
独り散走をやってた。
さらに、4年前に
「京都・奈良ぶらり自転車散走」2010/7/10発行

これを参考に出かけた。ようやく時代が動いてきたなって感じでした。
ルノーAL-FDB14を買いました
2013年10月07日
AL-FDB14で輪行通勤
現在の勤め先は、静岡駅から歩いて13分1.1km、ときには本社まで11分900m経由でさらに5分400m、合計16分1500m。
たいしたことはないし、普通通勤これくらいの距離は当たり前。
ということで、当たり前に徒歩通勤していたのですが、なんと交通事故で右足中指の根元を骨折!
一ヶ月のギブス生活を送ることになってしまったのです。
静岡駅からの徒歩通勤時間は倍増20分は超えるようになり体が大変。
そこで、輪行通勤にトライ!そして、回復後の現在も通勤輪行しています。



我が家から清水駅までは、ホームにたつまで4分と恵まれた位置にありますが、輪行の場合は少し余計に時間がかかる。
駅まで自転車で1分、あまり通行のないエレベーターへの通路、トイレの前にルノーAL-FDB14を停め、折りたたむ。それにDAHONの輪行袋をかぶせて準備OK。この間2分。



エレベーターで橋上駅改札へ、それからエスカレーターでホームに降りる。その間極力歩かないのは、人混みでぶつけると痛い思いをさせてしまうから。もちろん楽ちんだということもある。

あまり混雑する車内ではやはり迷惑になるが、できるだけ時間に余裕を持って出かけ、邪魔にならないところにおけると気が楽だ。
このAL-FDB14はその重量8.5kgと小ささで、網棚にも乗ってしまう。しかし、重量物を人混みの中で上げ下げするのは避けたい。


というわけで、静岡駅でもエレベーターに直近の乗降口から降車し2階まで降り、さらにエスカレーターで改札を出て、コンコースは自転車を抱えて歩く。



ということで、コンコースを抜け駅前広場に出たところで袋からだし、組み立て。
で、ここからの通勤時間は半減、5~7分ですむようになりました。組み立て時間を入れても5分は早く到着できます。
ものの本では、英国などではあのプロンプトンなどで、通勤輪行している人はフツーだそうですが、日本では珍しい、ほとんどいない、とのことなのでご報告いたします。
ルノーAL-FDB14を買いました
輪行準備ルノーAL-FDB14
輪行OK!ルノーAL-FDB14にGPS
たいしたことはないし、普通通勤これくらいの距離は当たり前。
ということで、当たり前に徒歩通勤していたのですが、なんと交通事故で右足中指の根元を骨折!
一ヶ月のギブス生活を送ることになってしまったのです。
静岡駅からの徒歩通勤時間は倍増20分は超えるようになり体が大変。
そこで、輪行通勤にトライ!そして、回復後の現在も通勤輪行しています。
我が家から清水駅までは、ホームにたつまで4分と恵まれた位置にありますが、輪行の場合は少し余計に時間がかかる。
駅まで自転車で1分、あまり通行のないエレベーターへの通路、トイレの前にルノーAL-FDB14を停め、折りたたむ。それにDAHONの輪行袋をかぶせて準備OK。この間2分。
エレベーターで橋上駅改札へ、それからエスカレーターでホームに降りる。その間極力歩かないのは、人混みでぶつけると痛い思いをさせてしまうから。もちろん楽ちんだということもある。
あまり混雑する車内ではやはり迷惑になるが、できるだけ時間に余裕を持って出かけ、邪魔にならないところにおけると気が楽だ。
このAL-FDB14はその重量8.5kgと小ささで、網棚にも乗ってしまう。しかし、重量物を人混みの中で上げ下げするのは避けたい。
というわけで、静岡駅でもエレベーターに直近の乗降口から降車し2階まで降り、さらにエスカレーターで改札を出て、コンコースは自転車を抱えて歩く。
ということで、コンコースを抜け駅前広場に出たところで袋からだし、組み立て。
で、ここからの通勤時間は半減、5~7分ですむようになりました。組み立て時間を入れても5分は早く到着できます。
ものの本では、英国などではあのプロンプトンなどで、通勤輪行している人はフツーだそうですが、日本では珍しい、ほとんどいない、とのことなのでご報告いたします。
ルノーAL-FDB14を買いました
輪行準備ルノーAL-FDB14
輪行OK!ルノーAL-FDB14にGPS
2011年08月05日
青春18きっぷ→鎌倉へ輪行(上)

うまれて初めて青春18きっぷを購入、てはじめに鎌倉へ行くことにする。
例のごとく、ルノーAL-FDB14を連れての輪行だ。
9時35分清水発 12時07分鎌倉着。
観光客でにぎわう駅で、組み立て。Garminのカーナビをセット。
出発が12時20分。19時までの滞在で時間はたっぷりある。余裕で出立。
予定では鶴岡八幡宮→建長寺→浄智寺→明月院→円覚寺→銭洗い弁天→鎌倉の大仏→光則寺→長谷寺と欲張っているが、自転車があれば十数キロは楽々踏破と思ったが、鎌倉は坂の街。後半空腹もありばてた。
何をかくそう(かくす必要もないが)うまれて初めて鎌倉を訪れる。(通過とかワンポイント立ち寄りはあるが)
鶴岡八幡宮も、オオこれがそうかという印象で目に入れる。
入り口の鳥居、スクランブル交差点となっていてそのゼブラゾーンが遠近感を強調しているようで写真に撮ると、古都の風景というより、下手なモダンアートのようだ。
境内にある鎌倉国宝館で行われている[仏像入門」はさまざまな鎌倉期の仏像を中心になかなか見応えがあったが、印象の強かったモノの一つが北条時宗公像。決められた様式の仏像のなかで、リアルだ。
鎌倉で多く、他にはあまり見られない(時季を逃してみなかっただけかもしれないが)蓮の花。池一面に咲く蓮は見たことがなかった。その他鉢に植えられているものもあちこちで見かける。
鶴岡八幡宮で2時間近くも過ごしてしまい、続いて建長寺へ。
すぐ近くなのだが、一山越える。自転車には少しツライのだが、歩いている人も多い。
建長寺は、国内初の禅宗寺、武士の都といった風情で質実剛健という感じがする。
方丈入り口の唐門は、大河ドラマ[お江」のお寺から移されたもので、補修完成間近で豪華さを誇っていた。
ここには鉢植えの蓮があり、間近で撮影。

明月院へは立ち寄っただけで拝観せずに帰ってくる。6月のあじさいや花菖蒲の時季でないとそれらが植えられた半分くらいが公開されていない。
そこに至るまでの風致地区のたたずまいが落ち着いた雰囲気でとてもいい。
鎌倉は神社仏閣もいいが、住宅街がとてもよく、路地、横丁を自転車でまわるとその良さがよくわかる。
車や観光バスでは味わえない良さを知る。
浄智寺へ
入り口の石段が趣がある。なにやら読経の声がする。
本日は檀家の大施餓鬼の行事が行われている。
大勢の方が先祖の名前を書いた卒塔婆を奉じ、お参りしている。
自分の街では見かけないので、やはり古都ならではの歳事なのだろうか。
北鎌倉駅にある円覚寺、広大な境内にあまり人影がなく落ち着いた雰囲気。禅寺として多くの座禅会が開かれ、観光の寺と言うより現役の修行寺という雰囲気を漂わす。
セミの声、鳥の鳴き声などが耳に入る。
鎌倉らしく起伏というか奥に行くに従ってのぼりとなる。
あちこちにある塔頭がそれぞれの趣をかえてあり、落ち着いたところという印象のお寺だ。
青春18きっぷ→鎌倉へ輪行(下)につづく
2011年07月16日
移動手段を変えてみる
静岡市駿河区有明の静岡県総合庁舎へ行く用事ができた。
駐車場もないわけではないし、駅から少し離れているので、この暑さだし通常なら「車」で行くのがふつうだろう。
経路案内を調べると11.5km21分とでる。
我が家のバブリーな車だと、2Lのガス消費で300円、化石燃料を燃やして2トンの鉄の塊を一人乗りで移動はどうも地球に優しくなさそうだ。
自分的には楽だけどね。
そこで、輪行を試す。今までは電車に自転車を積んで一日知らないまちをポタリング、という行楽に使っていたのだが、日常の用事に使ってみようと思ったわけ!

我が家からJR清水駅までは徒歩3分という恵まれた場所にあるので、そこまでは8.5kgのルノーAL-FDB14を担いでいく。
東静岡駅まで清水から8分、改札を出て組み立て、所要時間3分。有明の県総合庁舎までルノーで2.8km約10分。
自宅から約30分で到着。
大きな荷物や人を連れて行く、一緒に行くのでなければ車はいらんなぁ。
たまにしか使わない車は、シェアしあうで十分だなぁ。

帰りに駅ビルで「紅茶」の購入を依頼されていたので、静岡駅で折りたたみ(所有時間3分)、電車で帰る。
車なら駐車場にいれてなんて考えたら、面倒で寄る気はしない。
これからは電車+自転車で用事も済まそうとおもう。
その点、清水駅では駅前銀座で自転車の共同利用(シェアリング)しているので、自転車担いで電車に乗る必要はありません。
移動手段を車に頼っているかた、そろそろ切り替えることも考えてみてください。
駐車場もないわけではないし、駅から少し離れているので、この暑さだし通常なら「車」で行くのがふつうだろう。
経路案内を調べると11.5km21分とでる。
我が家のバブリーな車だと、2Lのガス消費で300円、化石燃料を燃やして2トンの鉄の塊を一人乗りで移動はどうも地球に優しくなさそうだ。
自分的には楽だけどね。
そこで、輪行を試す。今までは電車に自転車を積んで一日知らないまちをポタリング、という行楽に使っていたのだが、日常の用事に使ってみようと思ったわけ!

我が家からJR清水駅までは徒歩3分という恵まれた場所にあるので、そこまでは8.5kgのルノーAL-FDB14を担いでいく。
東静岡駅まで清水から8分、改札を出て組み立て、所要時間3分。有明の県総合庁舎までルノーで2.8km約10分。
自宅から約30分で到着。
大きな荷物や人を連れて行く、一緒に行くのでなければ車はいらんなぁ。
たまにしか使わない車は、シェアしあうで十分だなぁ。

帰りに駅ビルで「紅茶」の購入を依頼されていたので、静岡駅で折りたたみ(所有時間3分)、電車で帰る。
車なら駐車場にいれてなんて考えたら、面倒で寄る気はしない。
これからは電車+自転車で用事も済まそうとおもう。
その点、清水駅では駅前銀座で自転車の共同利用(シェアリング)しているので、自転車担いで電車に乗る必要はありません。
移動手段を車に頼っているかた、そろそろ切り替えることも考えてみてください。
2010年02月26日
藤枝へルノーAL-FDB14でぶらり輪行
好天の休日、午前中のタフな懇話会(市長や局長クラス、報道も来るという会)を終え、ルノーAL-FDB14を担いで藤枝駅に降り立つ。
電車で約30分570円の距離、しかし、電車で藤枝に来たという記憶がない。
それだけ我々の生活が、車中心で動いているということであるし、仕事で来るとなるとやはり車で来ることになる。荷物を積んだり、時間がなかったりするからだ。
なので、こんなに近いまちなのにほとんど藤枝を知らない。
今回藤枝を訪れたのは、この街は中心市街地活性化計画を県内では浜松に次いで認定され、JR藤枝駅を中心とする再開発がすすみ、三十万冊の藤枝市立駅南図書館や七つのスクリーンの映画館などを備えた施設BiViが昨年春オープンし、今年はフィットネスクラブが開業した。
それに比べ四百年の歴史を持つ、旧東海道沿いの商店街では、有効な手だてが打てていない。
そんななか、その商店街の一つ白子商店街が、NHKご近所の底力で、「よみがえれふるさとの商店街」というタイトルのなか、お困り商店街ということで出演、核となるスーパーが撤退し客足の減少に歯止めがかからないという。
それに対して、100円均一セール、出張商店街の案が出されていた。
また近年、藤枝スイーツや居酒屋グランプリなどが聞こえてくる。
こんな理由で、藤枝にきてみた。
まちに身を置いて滞在し、そこの空気を吸うことでなにかを感じ取れるかもしれない。
小径ホイールのルノ君にはぴったりのまちあるき。
北口に降りて、観光案内所「藤枝ナビ」に立ち寄りガイドマップをもらう。
銅像と犬がサッカー選手姿をしたものがあるが、銅像の主は寡聞にして知らず、犬たちも[hone・niku](骨・肉?)とユニフォームに書かれているが、全く意味不明。
再開発がなされたという、駅南へ向かう。
駅に隣接したフィットネスクラブができたばかりで花が飾ってある。
その先にはApita。
その向側にBiVi。
市立駅南図書館+シネコン+物販+飲食+駐車場。
市も力を入れて、再開発をしたものだ。
がしかし、一年も経たないというのに、一階の核店舗の食品スーパーが撤退。
これは深刻な状態だ。
思い出すのは沼津の「イーラde」、駅前再開発ビル開設2年で累積赤字2億円という。
駅前が深刻な衰退状況というのもあるが、人口減少、高齢化、労働生産人口の減少、不況、モノ離れ、環境意識などさまざまな点で、時代が転換しつつあるのに、いまだに成長、開発路線を踏襲し、その路線が破綻を来してきていることに気づかない結果ではないだろうか。
スクラップ&ビルド、再開発もこれにあたるが、環境容量に限界があることが強く意識される時代には、あるものを活かし、用途変更(リノベーション)などにより、時代のベクトルにあわせていく。
エイヤッと更地に今までのものを壊して取り払い、新しいものをつくる、
この再開発手法が時代に合わなくなってきているかもしれない。
先日、しずおかの中町のビルで3フロアーが丸ごと空いている、という話を聞いた。
静岡で、中町で、三部屋ではなく三階分の床が丸ごと空いてしまっている。
縮小する時代、ならば新たなオフィスフロアーを再開発でつくる必要があるのだろうか。
資本があるものにより、新しいものがつくられていき、古いものが壊されていく、それが成長・発展であるという考え方。
それは壮大な無駄の連続、破壊の連鎖、そんなことは許されない時代ではないだろうか。
駅北に戻ると、駅構内にレンガ造りの小屋を発見!
現在のスクラップ&ビルドに耐えて残っている、まるでブー・フー・ウーが住んでいそうなこの小屋にホッとするのは私だけだろうか。
閑話休題
BiVi内の飲食店に静岡うまいものB級グルメの張り紙がありそのなかに、「清水もつカレー」もありました。
2009年12月18日
輪行+山歩き(用宗)
輪行+山歩きといいつつ、
いきなり生シラスぶっかけ丼の写真です。
今回の輪行は、用宗~焼津を考えた。
用宗、通過するだけで余り知らないまち。
しかし一度、用事で出掛けたとき、一本主要道を入ると狭い路地、小路が縦横に規則正しく交わり、住宅が密集した昔ながらのまちで魅力がありそう。事実八百屋さんや魚屋さんが元気に商売をしていて面白い。
で、この「どんぶりハウス」用宗漁協直営、全席オーシャンビューのオープンダイニング。
キッチンはコンテナ。
漁師さんの考えそうな、おおざっぱなところが実にいい。
駐車は、はぁどこでも停めてけ、という感じでひろびろ。
これが600円、しょうゆをかけてパクリ、うまい。
生シラスが厚いところでは2cmくらいかかっていたんじゃないか!
まちなかをぶらり、本当に狭い道が多いけれど、
このルノーAL-FDB14だと何の抵抗もなく入っていける。
いい匂いがすると思ったら、ゆでしらすを一面に干している。
道を隔てて、ちょっとした駐車場2面くらいにしらすがいっぱい!
清水にもシラス屋があるが、こんな光景は見かけない。
用宗はシラスのまちなんだ。
これから、日本武尊が東征のとき通ったという「古事記」「日本書紀」の時代から、奈良時代の東海道といわれる日本坂峠から焼津を目指す。
2009年11月19日
掛川をぶらっと輪行
午前中の用事が終わり、掛川へ輪行。
といっても走るのが目的の輪行ではなく、まちを見に行く足として使うだけ。
掛川に興味を持ったのは、あまり行ったことがないのと、
お城、資生堂アートハウス、花鳥園の他に、平将門の首塚、十九首と地名にもなっているお寺があること等。
約一時間で掛川に到着、ルノーAL-FDB14を組み立てGarminのカーナビをセットし2時少し前に出発。
お城はJR掛川駅の目の前、500mくらいにあるしその間に掛川宿のあった東海道がある。
そこの交差点の銀行(清水銀行)は城下町風に和風に仕立ててある。
これはいい、どの町も同じような銀行のデザインでは面白くない、違いが魅力をつくりだす。
ミニ東京は要らない。
木造で再建された掛川城。
大きくはないが、そのまちのアイデンティティ、誇り、歴史を目にはっきりと刻みつけるように建つランドマークとして、素晴らしい。
また、古いまま残っている御殿や堀、石垣などの遺構が潤い空間となっている。
天守閣にいるボランティアの案内人の方と、歴史談義や面白い情報を聞く。
御殿も楽しかったが、二の丸美術館の「蒔絵・彫金・細密工芸」も見応えがあった。
お城を出るとすぐ隣に、報徳図書館の古い建物がある。
昭和2年にできた、県内最古の民間図書館だそうだ。
こんな建物があると、まちに落ち着きと安定感をもたらすし、
図書館ということに文化の高さを感じさせる。
これだけでこの街がいいまちだと思わせる。
平将門の首塚といえば、東京大手町にあると聞く。
各地に将門首塚の伝承があるようだが、掛川のものも面白い。
東京のは京でさらされた首が、三日目に故郷の東へ向けて飛び去りそれが落ちたところに祀られたというが由来だが、掛川の伝承では、討ち取られた将門はじめ臣下の19武将の首級を京に運ぶ途中、掛川で検視の役人と出会い、この地の血流川で首を洗い、橋の上にかけて首実検をした。
その後役人は怨霊を恐れ京へ運ばずこの地へうち捨てろといったが、屍にむち打つことはないと手厚く葬ったというのがこの掛川の将門首塚伝説である。
首を川にかけた、これが掛川の地名の由来であるというし、十九首町という地名もある。
掛川城が面白くて時間を使いすぎ、資生堂アートハウスへ急ぐ。
いつも新幹線の車中から見てはどんなだろうかと思っていたところ。
建物自体がアートであるし、広い敷地に芝生や彫刻を配し、築山などとあわせ素晴らしい空間を新幹線の乗客に見せている。
無料
開館時間 午前10時から午後5時まで(入館は4時30分まで)
休館日 毎週月曜日
今回は、資生堂意匠部に在籍した「小村雪岱」という人の企画展を行っていた。
この人は資生堂のロゴ、資生堂書体を作った人で、泉鏡花の本の挿絵や装丁などを行っていた日本画家。
繊細な線で描かれたさまざまな挿絵は日本人の感性をゆさぶるものがある。
企画展を出ると、彫刻作品がある。
ちょうど夕日に照らされている作品群が美しい。
その中で舟越保武という人の作品がよかった。
で、パンフレットを見れば、大好きな舟越桂の作品も収蔵しているらしい。
見られなくて残念だったがまた来よう。
保武の次男が桂だという。なーるほど。
閉館間際と言うこともあり、人がいなくて贅沢な空間を独り占め。
外に出れば晩秋の日は暮れていた。
アートハウスから駅まで1.5kmくらい、近くの神社に寄り道したりして、もう一度まちへ。
みつけた酒屋さんで、地酒を購入。
日がとっぷりと暮れた大手門からライトアップされたお城と火の見櫓を眺め、今回は知らない街の居酒屋探訪独り呑みはやめて帰ることにする。
通勤時間帯で心配したが、静岡まではのんびりとしたものでした。
またどこかへ行きたい、朝から時間がとれますように。
より大きな地図で 0911kakegawa を表示
カーナビのトラック(軌跡)をgooglemapに表示してみました。
2009年10月19日
初めての輪行 ルノーAL-FDB14
初めての輪行(自転車をかついで電車に乗り目的地でサイクリング)を、「むかし 子供だったみんな!10月18日みのる座へ行こう!」
田中優氏講演+地球交響曲ガイアシンフォニー3番
という結構ぜいたくなイベント参加にあわせて決行!
ライト、鍵、パンク修理キット、カーナビ(garmin nuvi205)、ボトル、輪行用カバー、ウィンドブレーカー、カメラなどを支度する。
子供のころの遠足や、バイクツーリングの時みたいにうれしくて早く目が覚めてしまう。
心配は電車が混んでいないかということだったが、立つ人がちらほら程度で安心。
6両編成の最後尾車両の後部乗降扉脇に置く。
ここは他よりスペースが広いことに気がつく。静岡で大部分のひとが降りたのでベンチシートの端に座ることができた。
金谷駅に降りるのは生まれて初めて。
さっそく自転車を組み立て、カバーをしまい身支度をして、カーナビをセットして、写真撮影をして出発するまで約10分。
今回は、JRのさわやかウォーキングを参考にコースを考えたが、大失敗!!!
金谷は坂の道、牧ノ原台地の麓にある町、シングルスピード、小径車にはまったくもって向いてない。
駅から線路をくぐると急坂の連続、石畳とはいってもとても畳とは思えない。自然石を丸のまま据えてある。
430mを復元したとあったので、ルノーを担いで登りだす。
途中にあるすべらず地蔵まで来たころには汗だく!
絵馬には、志望大学合格祈願がある。
しかし実際の石畳はコケが生えたりしていて、すべりやすい。
ガイドマップにもすべるので注意!とある。
ようやく登り切り一般道をすいすいとしばらく行くと「諏訪原城址」
まあ昔城があったという原っぱくらいを想像していたが、これがけっこう見応えがあった。
幾重にも張り巡らされた堀(といっても石垣があるわけではない)、古い井戸、さまざまな遺構がある。
武田勝頼の山城というから、戦国時代の実戦向けに作られていた様子が分かる。
そこから、お茶の郷を目指す。
台地ということもあり、これはなんだというくらい鉄塔が建っている。そして茶園にも霜害防止のための送風機の鉄柱が建っているので鉄の林というのはオーバーだが、これってなんだろうと思える風景だ。
そんな茶畑のなかに忽然とあるのがお茶の郷。
博物館;茶室とあるが、無料の日本庭園を散策して出発。
ここから樹齢1200年の大カヤを目指したのだが、小径車にはきつい急な下り坂。
ブレーキをかけっぱなしで、ペダルに立って思い切り体重を後ろにかける。
軽い車体は簡単につんのめりそうで怖い。
無事町におり線路伝いに行くと、大井川鉄道新金谷駅の裏に出る。
蒸気機関車はアンティークだが、まん中の電車はレトロだ。
奧の蒸気機関車は、博物館にあってもいいようなものだった。
首塚とお墓 2題
新金谷駅の裏には歌舞伎の白波五人男の頭領、日本駄右衛門のモデルとなった盗賊日本左右衛門の首塚がある。
つかまり斬首され晒し首にされていたのを、愛人が盗み出しここに葬ったと伝えられている。
もう一つが、八百屋お七の恋人、吉三郎の墓。
これは島田川越宿の街道から少し入ったところのお寺にある。
この吉三郎あいたさに、放火をして火あぶりの刑になったお七の恋人とはどんな人だったろう。
金谷から島田へ大井川を愛車で渡る。ここは自転車歩行者道があり安全。
島田川越遺跡、そこから川沿いに下り、蓬莱橋へ。
広々とした河川敷の緑地公園、常設のリバティマラソンコース。
大勢の人がさまざまなスポーツを楽しんでいる、すごくいいところだ。
蓬莱橋で予定通りお昼前。
で、どうせ島田に行くのならおいしい店はないものかと、eしずおかブログで見つけた「燕」という店。この店のことを書いた記事にコメントがたくさん寄せられていて「美味しい」との評判の店。
ここはカーナビの腕の見せどころ。
えっこんなところ行くの?というような路地や脇道を通り抜け、腹は減ってくるし期待は高まる。
しっかし、しかし
「移転のため休業中」の張り紙が!
開業するのが23日だという。
運動したあとのラーメンまたはうどんまたはランチ。
食べたーい!
しかたなく、街中みのる座付近で食べようかと足を向けると、中央公園の標識がある。
天気はいいしコンビニも目に入り、弁当買って青空ランチと決定。
大きな木の下で、缶ビールと焼き肉ランチ。
まわりでは家族が芝生の上で、ピクニック。
こんな場所がさほど街より遠くないところにあるというのも島田のいいところ。
カーナビ君にも、外部バッテリーから電気を充電。
内蔵バッテリーでは4時間、自転車ではシガーソケットから電気を供給というわけにはいかないので、サンヨーのエネループからUSBコードをつうじてエネルギーを注入する。
ナビ君も満腹になったところで、みのる座へGO!
途中素晴らしい蔵が二連で建っているのを発見。
手入れもされ美しい姿を保っている。
ここらでは土蔵のようだ。
そして本通で、蔵が店舗になっているのを発見!
こちらは蔵が古くさくて困ったものだという扱い。
でもさすが、東海道沿いの宿場だ。すごい!
みのる座での田中優氏講演+地球交響曲街やシンフォニー3番(1時30分から6時30分)が終わり、お約束通り?駅前の居酒屋でのどを潤し、電車で帰宅。
輪行は楽しい。
移動平均速度12.4km/時(石畳をバイクを担いで登ったのも含めて)最高速度35.9km
約3時間50分のうち、走っていたのが1時間45分、止まっていたのが2時間5分
移動距離22kmという行程でした。
2009年10月08日
輪行OK!ルノーAL-FDB14にGPS
正確に言うとGPSではなくてカーナビだけど、GPSで有名なガーミン社製のものをハンドルバーにセットする。
このナビ、nuvi205はわざわざこのためではなく、仕事用に使っていたもの。
配達に行くのにこれだと地図帳がいらない。
ほぼピンポイントで誘導してくれる。
他のナビは知らないけど、「この付近」程度らしい。
で、素晴らしく小さくて自動車・自転車・徒歩モードがある。
ルノーAL-FDB14をネットで調べていたら、やはり同じものを自転車にマウントするブラケットがあることを知った。
いったこともないまちをポタリングするには重宝するではないか。
ということで購入、取り付けた。
さっそくためしに図書館に本を返しに行く。
距離優先・自転車モードにすると、細い路地を指定してくる。
これがいいか解らないけど、知らない町の普段はとおりそうもない路地なんか案内してくれたらおもしろい。
やっと晴れた、これからテストライディングしに行こう。
2009年10月07日
輪行準備ルノーAL-FDB14
雨の休日で出かけることもままならず、輪行のための準備をする。

折りたたんだとき、ハンドルポスト・ハンドルがフレームの間にはいるのだが、フロントとリアのフォークにあたる。
金属と金属がすれてギシギシいわせながら運ぶのは、気が進まない。



そこで、ホームセンターに行って
接触する部分に「キタリア バスタブ用転倒防止シート」
直径30mm丸形8個入りを購入し、あたる部分に貼る。
バスタブ用で粘着力と弾性があり、透明なので目立たない。

これできっちり安心して折りたたむことができる。
で、輪行だが

たたんだ状態を維持できるようにベルクロなどで本体を締める。折りたたむときにブレーキワイヤが引っ張られブレーキが効いてしまうので、たたむ前にVブレーキのワイヤーを外しフリーの状態にすると両輪が動くので、キャリアバッグのように転がしながら引っ張っていける。


そして、ショルダーバッグのストラップを利用して、サドルに引っかけ肩にかけると楽々と担うことができるのだ。
まあ、これくらいの重さなら十分行ける。
しかし、これでは電車に乗れない。バイクをバッグなどに入れて覆わなくてはならない。
そこで登場がこれだ!

DAHON(ダホン) スリップカバー(DAHON SLIP COVER)
これはわずか200gの重さで、袋ではなくカバー。
なので上からかぶせて裾を絞るタイプ、上部の切り込みから手を入れてサドルなどを掴む、という構造になっている。

その上部の空いた部分からサドルにかけたストラップをだして肩にかけて、輪行できあがり。
準備はできてきたけど、どこへ行くか。
考えてみれば、隣町の静岡も主だった観光地は自動車などで行ったことがあるが、例えば浅間神社、臨済寺、清水寺などは寄ったことはあっても行ったことはない。なんてことだ。ましてや丸子・宇都ノ谷等はとんと行ってない。
ふと気がついたが
必要なのはサイクリングマップでもないし、観光案内書でもない。
知らない町に身を置いて、「おもしろい」と自分が感じることができる時間だ。
目的地まで行って帰ってくるのではなく、自転車でまちを流す時間だ。
在来線の鉄道に乗っているのも好きな時間なので、輪行はいいなぁ。
折りたたんだとき、ハンドルポスト・ハンドルがフレームの間にはいるのだが、フロントとリアのフォークにあたる。
金属と金属がすれてギシギシいわせながら運ぶのは、気が進まない。
そこで、ホームセンターに行って
接触する部分に「キタリア バスタブ用転倒防止シート」
直径30mm丸形8個入りを購入し、あたる部分に貼る。
バスタブ用で粘着力と弾性があり、透明なので目立たない。
これできっちり安心して折りたたむことができる。
で、輪行だが
たたんだ状態を維持できるようにベルクロなどで本体を締める。折りたたむときにブレーキワイヤが引っ張られブレーキが効いてしまうので、たたむ前にVブレーキのワイヤーを外しフリーの状態にすると両輪が動くので、キャリアバッグのように転がしながら引っ張っていける。
そして、ショルダーバッグのストラップを利用して、サドルに引っかけ肩にかけると楽々と担うことができるのだ。
まあ、これくらいの重さなら十分行ける。
しかし、これでは電車に乗れない。バイクをバッグなどに入れて覆わなくてはならない。
そこで登場がこれだ!
DAHON(ダホン) スリップカバー(DAHON SLIP COVER)
これはわずか200gの重さで、袋ではなくカバー。
なので上からかぶせて裾を絞るタイプ、上部の切り込みから手を入れてサドルなどを掴む、という構造になっている。
その上部の空いた部分からサドルにかけたストラップをだして肩にかけて、輪行できあがり。
準備はできてきたけど、どこへ行くか。
考えてみれば、隣町の静岡も主だった観光地は自動車などで行ったことがあるが、例えば浅間神社、臨済寺、清水寺などは寄ったことはあっても行ったことはない。なんてことだ。ましてや丸子・宇都ノ谷等はとんと行ってない。
ふと気がついたが
必要なのはサイクリングマップでもないし、観光案内書でもない。
知らない町に身を置いて、「おもしろい」と自分が感じることができる時間だ。
目的地まで行って帰ってくるのではなく、自転車でまちを流す時間だ。
在来線の鉄道に乗っているのも好きな時間なので、輪行はいいなぁ。
2009年10月05日
ルノーAL-FDB14を買いました
ルノーの折りたたみ自転車AL-FDB14を購入しました。
はっきり言って道楽です。
まちでみかける折りたたみ自転車のように普段使いするつもりはないからです。
ではなんのために?
輪行のために購入。電車に手荷物として持っていき、目的のまちを自転車でプラプラ(ポタリング)するためのものです。
そのためにこだわったのが、重量。
何せ、手でもって、担いで電車に乗り込む。
これは8.5kgで、シングルスピード。
アルミ製で14インチのホイール、軽さにこだわっている。
自転車に乗ったことがある人(ちょっと本格的に)なら、この重さは「スゴイ」と思うはず。
ある価格比較サイトで、この8.5kg以下の重量の折りたたみ自転車は5機種ありそのネット価格最安値は、
6.5kg=¥138.600 6.9kg=¥280.500
7.5kg=¥80.640 7.7kg=¥208.500
8.3kg=¥141.120
これがおおよそ3万円で手にはいるのがこのルノー。
といってもルノーが作っているのではない。
ダホンというメーカーの相手先ブランド製造。
でそのつくりはというと、フランス自動車メーカーの名前を冠するだけに、なかなかお洒落なのだ。
ハンドルまわり、アルミの梨地仕上げに高さ調節、角度調節ができる仕様に折りたたみ機構がついている。
クリップは手のひらの広い部分で体重を支える形状で柔らかさもあり滑りにくい優れもの。
ブレーキもアルミ製でまあまあのつくりで、安っぽくはない。
実際制動力はあるし、感触も悪くない。でもパニックブレーキは小径車には危険。
すっ飛ばす自転車ではないけど、安全に行きたい。
サドルも、白黒でステッチがしゃれている。おフランスという味付けだ。
しっかしなんといっても小さい。
メレルカメレオンとタイヤの比較。
タイヤの全高が35cmくらいしかない。
トップチューブでも地上45cmだ。
で目線をその高さにおとしてみる。
メチャメチャかわいいおもちゃだ!
実際に載ってみる。
これは走らない。(ロードバイクと比べてはいけないが)
踏み出しは軽く、あっという間にトップスピード(これ以上足を回転させられない限界)にのる。
でもせいぜい20~25km/hくらいか。
スピード競争ではママチャリに負ける。
そして、シートポストを限界まで上げても、私には低い。
どうみてもおもちゃだ。
本物と比べて品質の劣った安っぽいものという意味ではなく、
大人が遊べるおもちゃという意味だ。
みているとやたら可愛く感じてくる。
で、おもちゃとして遊ぶために折りたたんでみる。
大きさが分かるように食堂椅子にのせて撮影。
カタログ写真では分からないけど、こうしてみると小さい。
用意してあった16インチ、20インチ用の輪行袋に入れると、やたら袋が余る。
そこで、荷造りひもで余った部分を押さえるべく、ひと縛り。
かたちは悪いがかなり小さくなった。
輪行袋のストラップを肩にかけ担いでみると、この軽さならいけると思わせる。10kgもあったら考えてしまう。
これで車でしか行けそうもなかったところへ、電車+ルノーで行ける。
エコな生活ができる。
ぷらっと知らない町をのんびり散策、小さな居酒屋でも見つけて一杯飲んで電車で帰る。
こんなことをしたい、大人のおもちゃ、道楽です。
輪行準備ルノーAL-FDB14
輪行準備OK!ルノーAL-FDB14にGPS
初めての輪行
掛川をぶらっと輪行
移動手段を変えてみる