まちはみんなの宝箱

博覧強記のセイゴウ先生が、書いた「17歳のための世界と日本の見方」
春秋社（￥１７００＋税）おすすめです。

目から鱗がぽろぽろ、
エリザベス1世と織田信長は1歳信長が年下。
平清盛と西行は同じ北面の武士であり、しかも同い年。

世界史で習ったゾロアスター教（拝火教）の
ゾロアスターのドイツ語読みが「ツァラトゥストラ」で
ニーチェが書いた「ツァラトゥストラはかく語りき」とは
ゾロアスターはかく語りきだったのだ。

「キャノン」のネーミングは観音CANONから採ったもの。

などは、雑学の部類だが、

世界と日本をめぐる「意識」や「文化」が歴史的にどのように発生し、
変化し、さまざまな対立や融合を生んでいったかを、基本的な背景にしています（あとがき）

ということで、断片的な知識だったものをやさしく解説してくれて、
なるほどと思うところがいっぱいです。