清水もつカレー総研事務局・清水ブランド大作戦事務局

2009年06月19日

本を読もうと思った

ブログをやって、多くの人と知り合えた。
そして生身の人間こそが、膨大な情報のかたまりであることも実感した。

しかし、、BEFOREブログとAFTERブログと考えると、
本を読む量が減ったことはたしか。

シュタイナー・セラピストにブログやネットのことを話したら、
本来こういう電磁波の出るものはさわらない、テレビは見ないで本を読む、
といわれた。

そういえば、以前は休みの日には「図書館」「プール」が定番の過ごし方だったのに、その両方ともしばらくご無沙汰だ。
図書館カードを探し、向かうが途中の戸田書店による。

携帯電話メモに、気になる本のリストを載せてある。
文庫なら買うべきと思って探したのがこれ!
本を読もうと思った
「共生の大地」など、市場経済至上主義の経済に警鐘を鳴らし、規制緩和の美名によって、変わり果てた日本にこれからのあり方を提案する内橋克人さんの著書。

15年前の日本と現在ではどう違ってしまったか。
所得格差、正規雇用と非正規雇用の割合、フリーターの数、生活保護世帯数、自殺者数、刑法犯の増加・・・。

「日本の規制緩和運動は、いわば、大変な劇薬を患者に副作用を全く知らせず投与しようとしているのと同じである。・・・規制緩和の場合問題なのは、プラスの効果が働く場所とマイナスの副作用が現れる場所が違うということである。つまり権力の決定機構に近い投資家、大手企業グループ、都市生活者、といった集団は当面プラスの作用を受ける。しかし、日本の中流層をなしていたサラリーマンを含む勤労者、中小企業、地方生活者、年金生活者といった集団は、激流の中に放り出され、多くの人々が辛酸を嘗めることになるだろう」
1995年に書かれたとおりのことが起こった。

でも「現実は変えられる」と内橋さんはいう。
これから先を読むのが楽しみだ。



そして、その同じコーナーにあった本。こういうのを出会いというのだろう。
NHKのインタビュー番組でみた尼僧、9歳で仏門に入り、30代で落ちた禁断の恋、不慮の事故で半身不随に、賢明に作る料理が評判になり「精進料理日本一」といわれるかた。

これは、序章を読んだだけで、はやくも読み進むのがもったいなくなる。

図書館にも行って2冊の本を借りる。

「旅する木」星野道夫
「狂いのすすめ」ひろさちや

4冊とも序章を読んでおもしろそうだ。
同時並行して読んでもいいくらい。

最近読んだ本「資本主義はなぜ自壊したのか」中谷巌著
これもいい本です。ご一読をおすすめします。 


同じカテゴリー(books)の記事画像
藻谷浩介さん、経済成長がなければ
地球のカレンダー
自炊しました
希望のつくり方
リンゴが教えてくれたこと
衰退・縮小って悪いこと?
同じカテゴリー(books)の記事
 藻谷浩介さん、経済成長がなければ (2012-07-18 10:05)
 地球のカレンダー (2011-11-09 12:38)
 自炊しました (2011-06-26 21:43)
 希望のつくり方 (2011-01-10 11:26)
 リンゴが教えてくれたこと (2010-03-20 20:42)
 衰退・縮小って悪いこと? (2010-01-11 21:55)

Posted by クールなお at 17:36│Comments(2)books
この記事へのコメント
なおさん、こんにちわ。
トラックバックかけさせていただきました。
(うまくかかってないかもしれないですが)

二冊目のタイトルを教えてくださいな。
Posted by sue at 2009年06月20日 21:19
>sueさん
トラックバック反映されていないので、貴ブログに行きます。

2冊目は絶対面白い、4冊同時並行読書計画は、この本の面白さに早くも崩れ、真っ先に読んでいます。

ブログアップしますのでお楽しみに。

「日本に伝わるお経はお釈迦様のお言葉そのものではなく、何人もの手を経て中国語に翻訳されたもの。その一言一句を間違わずに読むのが尊いか、今日の出会いのために精魂こめて野菜を炊くのが尊いか。迷わず後者をとるのが私です」序章より
Posted by クールなおクールなお at 2009年06月21日 10:59
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
本を読もうと思った
    コメント(2)