清水もつカレー総研事務局・清水ブランド大作戦事務局
2007年11月23日
経済成長がなければ
読み始めた本「経済成長がなければ 私たちは豊かに なれないのだろうか」
氷山にぶつかって沈んだタイタニックを比喩にしている「タイタニック現実主義」が冒頭にある。
この地球というタイタニックに乗っている私たちは、氷山に向かっているということを、船内放送で聞き飽きるくらい聞いている。
しかし多くの人にとっての現実は日々の仕事、乗客がやること、船員がやること、それぞれが日常の仕事を持ち、それをやり遂げることが現実。
誰かが、エンジンを止めろといったらそれが非常識、非現実的なもの。
タイタニックは進むことが本質だから、船を止めたら、誰も自分がどうしたらいいかわからなくなる。前に進まなければなんの意味もなくなる。
だからタイタニックは氷山に向かって進む。
アメリカ人と同じようにエネルギーと資源を世界中の人が使ったら、
地球が4つあっても足りないそうだ。
図書館で借りて読んで、買っておく必要があると思い買った本。
本の買い方はだいたいそうだ。しかも今回はamazonの中古。
これで十分と思う。図書館を利用しないで片っ端から買っていたら置き場所に困るよね。
で、スローイズビューティフル
BeGoodCafeのビデオで辻信一のことを知る→情熱大陸に彼が出演→この本読む
→パパラギと上記の本
とのながれが続いている。
オーストラリア人女性の書いた本
「日本人は魂の底から美を愛していました。その官能性は自然から引き出せる、五感を開いて楽しむもの」とある。
この間読んだ本「呪術が作った国 日本」に家についての面白い記述があった。
日本の田舎の家などに行けばわかるが、日本の家には4つの神さまが共にある。
土間には、竈の神さまや便所の神さま、これは日本人にこの地での生き方を教えてくれた、地の神さま、縄文の神さま。
次に皆が食事する炉がある板の間の神さま。由緒ある神社のお札などがある。これは、弥生の神さま。よそから技術をもたらした神。
次が仏様、外来の神さま。
そして最後が床の間の神、この順番に日本の家の床は高くなっていく。
土間、板の間、畳の間、床の間
その床の間には、絵を掛け花をいける、つまり美の神が一番最後で高いところにある。
ちょっと説明不足になるけど、仏教の禅を床の間が表している。
とまあ、日本は美の国なのだ。
Posted by クールなお at 19:19│Comments(0)
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