清水もつカレー総研事務局・清水ブランド大作戦事務局

2015年01月04日

初詣 パワースポット


元旦の朝10時、近所の氏神さまへ初詣。
昨年、引っ越したのでその地の神様への挨拶。
土地の持つDNAは時代が移っても残っているはずなので、新年には挨拶をと思いでかける。


氏子の方が新年を迎える準備を整えている。

この地に移ってきた感謝と今年のこの地の豊穣を祈る。


ここは岡町という地名の通り、一段と高くなっている場所である。
そしてこの高さに沿って神社が連なり、ほど近いところに笠森稲荷や三五教、下清水八幡宮がある。
また家康のために頼宣が建てた「浜御殿」があり、その先は入江岡であり、下は浜田町。
地名からもすぐそこまでは海だったことがわかる。

縄文海進にはこの地までは海であり、
海に臨んだ岬や半島に神社が作られ、それは縄文の遺跡で(跡形もないように見えるが)あることが多く、
そこはお祭りの場所であったり、埋葬地であったり神聖な場所だった。
(中沢新一 アースダイバー)

この海岸部より一段高いところに残された道を北上すると、それは秋葉神社の麓を経て、古墳のある大乗寺にいたる。
そこからの海岸部は、三保半島に堆積され、さらに流れ着いて土地を形成した横砂、窪地であったろう西久保、真砂、島崎とつながる。





浜清水浜堤といわれる、この神社の付近には「清水」の名の由来となったわき水があったといい、古井戸のあともある。
砂礫の層があって地下水がわき出ている、いた。それを利用した染物屋も存在する。

こうしてみると、引っ越してきたこの古い町は縄文からの土地であり、氏神さまのある神社は土地に込められた大きなパワーを感じる場所かも知れない。

素人ながら、そんなことへ思いをはせると楽しい。


  


Posted by クールなお at 17:41Comments(1)our town