清水もつカレー総研事務局・清水ブランド大作戦事務局
2011年10月29日
Postever
Posteverというアプリケーション(iphone用応用ソフト)がある。
これで、あったことをiphoneに記入すると、ノート(Evernote)に書き出してくれる。
通常は書くたびに違ったページ(note)に書き込まれるのだが、このPosteverを使うと、日付のみだしのページ(note)にまとめてくれる。
そして、書いた時刻を自動的に記録し、設定すればどこで書いたかの位置情報も書き込んでくれる。
写真も撮って貼り付けておける。
たとえば、旅行に出たとき、単に「今ここ」と入力すれば、いつ・どこにいたかを記録してくれるのだ。
今まで、紙の手帳の「一日一ページ」というリフィルにあったことを書いていたのだが、Posteverを使い始めてからは、書き込みは朝一番の時間に,Posteverで書き込んだEvernoteをみながら、昨日の行動を手帳に書き写す。
そのなかで、今日すべきこと、やらなければならないことを頭に入れる。
そしてさすがデジタル、検索がすばやい。
本日、掛川市のまちづくり塾の人たちが「地域通貨」の研修にやってきた。
はじめてコンタクトがあったのはいつだったかと聞かれ、検索にかけると10月6日に電話があったことが即座にわかる。
紙の手帳をめくっていたらこうはいかない。
とりあえずまめに入力しているので、紙のSD手帳だけだったときより記入事項が多くなった。
使い始めて1一ヶ月、なかなか調子いいです。
2011年10月26日
中止 藤家虹二クィンテットコンサート
日本スウィングジャズの重鎮
藤家虹二さんが24日亡くなられました。
静岡でもコンサートが11月19日行われる予定でしたが中止となります。
すみやプレイガイドでチケットをお求めになったかたは、
同所で払戻をするのでお越しくださいますようお願いします。
2011年10月24日
仏像鑑賞BRUTUS
11月1日号のBRUTUS「古美術研究旅行」
東京芸大のカリキュラムにあり、合宿;研究が行われる。
そのOBが追体験し語っている。
大いに共感したのが、仏像はそれ単体で存在しているのではないということ。
寺院自体が、巨大なインスタレーション(装置芸術・設置芸術)とでもいうべき宗教施設であり、仏像は浄土を表す空間のなかの核ではあるけれど、一部でありそれがすべてではない。
本来仏像は、軒の深い建築物のなかに差し込む柔らかい横からの自然光、またはわずかなお灯明の光で見るものであり、博物館の上からの人工照明で見るものではない。
それを制作した天才たちが感ずることのできる明かり、光のもとでつくられたものを平板でつまらなく見てはいないだろうか。
障壁画の金箔地なども、横からの自然光で見ればずっと明るく見えて描かれた図が浮き上がって立体的に見えるという。
確かに「時代の仏像を一堂に会し」といった博覧会、美術展は効率よく多くのものを見ることができるかもしれないが、果たしてそれが「見た」と言えるのだろうか。あるべき空間から切り離された仏様を見て。
豊かさ、本物というのは、そこにあるモノをいうのではなく、空間にある関係性をいうのではないだろうか。
2011年10月20日
コミュニティデザイン
不思議な縁で次々と私の目の前に現れたものがある。
それがこの「コミュニティデザイン 人がつながるしくみをつくる」
山崎亮
10月7日FACEBOOKで豊後高田の友達、大波多かをるさんの記事
山崎亮まちづくり講演会「コミュニティデザイン・人がつながるしくみをつくる」
10月9日(日)17時~18時30分 豊後高田市中央公民館 入場無料
ものすごく気になって、メモ。
そのときは「亮(りょう)」じゃなくて、「とおる」だと思っていた。
一昨日、ある方から気になるメールが来たといって、
その日のクローズアップ現代に山崎亮氏の活動が流されるという情報をもらう。
ネット検索すると、講演の標題の著書がある。
図書館検索ソフト「カーリル」で静岡の図書館が蔵書していることを知り予約!
山崎亮が見えてきた!
その日、しずチカのマルチスクリーンに「清水もつカレー」登場をみて、戸田書店にてNHKのテキスト本「仕事学のすすめ 都市計画家 西郷真理子 まちづくりマネジメントはこう行え」を購入。
そしてセノバ視察。
ジュンク堂書店にはいると、話題の本として
この「コミュニティデザイン 人つながるしくみをつくる」が目に飛び込んできた。
人とのつながりのしくみをつくる。
これは私の長年のテーマでもありました。
エコマネーで相互扶助を疑似通貨で行いコミュニティの再生を実感し、
隣人祭りで、新旧住民のコミュニケーションを図る試みをし
ブログ村でも、年代や地域性別職業を越えたコミュニティが生まれた。
それを、「つながりなおし」という言葉を使ったが、
ずばり「人とつながるしくみをつくる」
この本、読むのがもったいないくらい期待してます。
2011年10月15日
熱海温泉玉手箱Ⅱ
熱海温泉玉手箱(オンたま)路地裏・昭和レトロ散歩
スマートボールで一汗?かいて路地裏へ。
曲がる角のファミリーマート、上階を見上げると、見事に昭和レトロ。
もとはお土産物屋さんだったそうで納得。
谷崎潤一郎の家にフランス料理を作りにいったという料理店があったり、
ぶらぶら歩いて川に出ると、
ここから先の川向こうは、昔はこどもが行っちゃいけないところだったとの説明。
なるほど、よくみると昭和の遊郭の風情が建物から見て取れる。
温泉という土地柄上、大人の遊び場もあって当然。
ちょっとした街なら、どこにもあったはずだが、熱海では相当繁盛していたんだろう。
前から見るとわからないが、2階建てに見えてじつは3階がある。
上の3枚の写真の建物も3階建てなのだ。
昭和31年法律が施行されてからは、いわゆる赤線と呼ばれ摘発から逃れる工夫がされた。
その名残の建物たち。
これもレトロだ。このあたりの部屋を借りると1万6千円くらいとのこと。
旅館などで働く人は、寮であるとか住み込みということになるが、それがいやな人などが住むという。
そほか角の魚屋さんはいいとか、古くからのジャズ喫茶、川縁のさくらの眺めがいいといって、東京からその季節だけきて営業するスナックとか、まちなかをぶらぶらして最後に昭和27年開業し、83歳になるというマスターのお話を聞く。
それこそ熱海の栄枯盛衰を見てきたマスターの話は面白い。
http://www.ataminews.gr.jp/column/00.html
一緒に参加した人たちとも歓談。
コーヒーを頂いて、アンケートを書いて解散。
楽しかったです。
じつはその後私は、このオンたまの代表の市来広一郎さんへ講演依頼。
日時 2月4日(土)午後1時30分から3時30分
場所 江尻生涯学習交流館2階講義室
(静岡市清水区小芝町3-35)
聴講 無料
お役が終わった私は、アーケード街のすぐ下にある酒屋さんで熱海ビールを飲みながら、しばし女将さんと歓談。
土地の人と話すのは面白い。
アーバンツーリズム、可能性大だと思う。
清水にも「オンたま」を創り出したい。
清水ぶらり旅 → しみブラ
おもしろ清水まちあるき → おもミズ
清水まちはみんなの宝箱 → しみバコ
どうもいまひとつ・・・
2011年10月14日
熱海温泉玉手箱
熱海温泉玉手箱(オンたま)の「路地裏・昭和レトロ散歩」に参加してきました。
オンたまって何?
そこに住む人でなければ企画できないディープな「交流・体験プログラム」
だから、そこに住む人と話したり(交流)、住んでいなければわからない深ーい話を聞けたり、体験できたりするのです。
それがめっちゃ面白い!
着地型観光(観光業者などが企画する発地型ではなく、着地・目的地が主導でメニューを企画し観光客に提供する)といわれたりしたが、私は観光とはちょっと違うと思う。
観光というと、交流人口増による経済活性化事業、ビジネスととらえられ、着地型観光?儲かんないよ!なんていう人がいるが、オンたまは地域興し、まちづくりだと思う。
自分が住むところが大好きな人が、よそから来る人に自慢する、で喜んでもらうと、それで大満足。でも、持続していくためには企画運営費が取れればそれはそれでいい。人気があるプログラムは事業化していけばいい。
というわけで、熱海銀座「あたみや」さん前に集合。参加費1000円
このあたみやさんの利休まんじゅうをまずいただく。
これは、静岡新聞に「商店街の逸品」みたいなコラムがあって、以前来たときに求めたことがある。
これだって、アタミスタ(熱海人)においしいものを教えてもらうのが楽しい。
干物も美しい。老舗が軒を連ねるが、その中の一軒小沢ひもの店のご先祖が、木宮神社のご神体を拾った?そうで、神社のお祭りの時は店内のひものを片づけて神事が行われるそう。
「へぇーっ」と驚くお話。
熱海銀座の入り口に建つ和風建築「ときわぎ」
京都の宮大工をよんでつくったという建物。周囲と隔絶した雰囲気を持っている。
というのも熱海では昭和25年大火があり、まちのほとんどが焼失したなか、わずかにこの「ときわぎ」が残ったという。
そしてその昭和20年代現在のような近代建築に生まれ変わったという。これは商店街にとってはずいぶん先駆的であり、国の商店街近代化事業として共同建築がなされたのは昭和30年後半から40年代にかけてだから、当時はずいぶんモダンだったろう。
熱海に押し寄せる観光客で、全国一の売上を誇った店もあったという。
東京に支店を持つ店の跡取りに、熱海がいいか東京の店をとるかと聞いたところ、熱海の店をとったという。
そんななかに昭和の喫茶店というかフルーツパーラー(最近聞かない)か、ウィンドーにずらっとパフェ、フルーツポンチが並んでいる店がある。覗くとテーブルは「ゲーム台」でインベーダーゲーム大流行のころ、昭和50年代のものだと思う。
いやそんなものではない。もう一世代前のゲーム?遊技場が現存していたのだ。
射的にスマートボール。
うーん、ここまであるとは。すごい!これは歴史遺産として残しておかねばならない。
しかも現役なのだ。
参加者1名が射的をチョイス。あとはスマートボールに挑戦。当然若者は初体験。
ゆったりとした玉の動きで楽しい。見事穴に入ると、硝子の上にがらがらと玉が流れ落ちてくる。
私のやった台は入りが良く、じゃんじゃん出てくる。
「スマートボールの才能あるかも?」
楽しかった。
続く
オンたまって何?
そこに住む人でなければ企画できないディープな「交流・体験プログラム」
だから、そこに住む人と話したり(交流)、住んでいなければわからない深ーい話を聞けたり、体験できたりするのです。
それがめっちゃ面白い!
着地型観光(観光業者などが企画する発地型ではなく、着地・目的地が主導でメニューを企画し観光客に提供する)といわれたりしたが、私は観光とはちょっと違うと思う。
観光というと、交流人口増による経済活性化事業、ビジネスととらえられ、着地型観光?儲かんないよ!なんていう人がいるが、オンたまは地域興し、まちづくりだと思う。
自分が住むところが大好きな人が、よそから来る人に自慢する、で喜んでもらうと、それで大満足。でも、持続していくためには企画運営費が取れればそれはそれでいい。人気があるプログラムは事業化していけばいい。
というわけで、熱海銀座「あたみや」さん前に集合。参加費1000円
このあたみやさんの利休まんじゅうをまずいただく。
これは、静岡新聞に「商店街の逸品」みたいなコラムがあって、以前来たときに求めたことがある。
これだって、アタミスタ(熱海人)においしいものを教えてもらうのが楽しい。
干物も美しい。老舗が軒を連ねるが、その中の一軒小沢ひもの店のご先祖が、木宮神社のご神体を拾った?そうで、神社のお祭りの時は店内のひものを片づけて神事が行われるそう。
「へぇーっ」と驚くお話。
熱海銀座の入り口に建つ和風建築「ときわぎ」
京都の宮大工をよんでつくったという建物。周囲と隔絶した雰囲気を持っている。
というのも熱海では昭和25年大火があり、まちのほとんどが焼失したなか、わずかにこの「ときわぎ」が残ったという。
そしてその昭和20年代現在のような近代建築に生まれ変わったという。これは商店街にとってはずいぶん先駆的であり、国の商店街近代化事業として共同建築がなされたのは昭和30年後半から40年代にかけてだから、当時はずいぶんモダンだったろう。
熱海に押し寄せる観光客で、全国一の売上を誇った店もあったという。
東京に支店を持つ店の跡取りに、熱海がいいか東京の店をとるかと聞いたところ、熱海の店をとったという。
そんななかに昭和の喫茶店というかフルーツパーラー(最近聞かない)か、ウィンドーにずらっとパフェ、フルーツポンチが並んでいる店がある。覗くとテーブルは「ゲーム台」でインベーダーゲーム大流行のころ、昭和50年代のものだと思う。
いやそんなものではない。もう一世代前のゲーム?遊技場が現存していたのだ。
射的にスマートボール。
うーん、ここまであるとは。すごい!これは歴史遺産として残しておかねばならない。
しかも現役なのだ。
参加者1名が射的をチョイス。あとはスマートボールに挑戦。当然若者は初体験。
ゆったりとした玉の動きで楽しい。見事穴に入ると、硝子の上にがらがらと玉が流れ落ちてくる。
私のやった台は入りが良く、じゃんじゃん出てくる。
「スマートボールの才能あるかも?」
楽しかった。
続く
2011年10月10日
藤家虹二クィンテット
藤家虹二さんの健康状態により、このコンサートは中止となりました。
藤家さんは24日お亡くなりになりました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
チケットをお求めになったかたは、購入されたプレイガイドで払戻しますのでお越し下さい。
クラリネット 藤家虹二(ふじかこうじ)
1933年広島県出身
東京芸術大学在学中よりジャズ界に身を投じながらも、その間、1956年に毎日音楽コンクールが第25回を記念して新設された「管楽器部門」で第1位を獲得。
1962年「ヘルシンキ平和友好祭」におけるコンクールで入賞。
スイング王ベニーグッドマンに傾倒し、スイングジャズー筋に演奏し続け、平岡精ニクインテットセクステット~池田操とリズムキング~南部三郎クインテットを経て、1958年、藤家虹ニクインテットを結成。
この間、音楽監督・プロデューサー、作編曲著作、執筆などの活動を続ける。
1988年より、福祉機関への寄付を目的とした「藤家虹ニチャリティーライブ」を10年連続開催。
1989年、L.A.ジョンアンソンフォードシアターでの「ブルーノート50周年記念ジャズフェスティバル」に日本人唯一のグループとして招待され出演。
1997年、アマチュアを対象に「文化放送ジャズヴィレッジクラリネット教室」が開講され後進の指導に当たる。
同年夏C「藤家虹ニプレイズB・グッドマン」が名誉ある「イエール大学B・グッドマンライブラリー」に収蔵される。
1999年10月、アルソ出版より発売の「ザ・クラリネットライフ」で藤家虹二執筆によるクラリネット奏者の為の日本初のジャズ講座(CD付き)が連載される。
1998年には藤家虹ニクインテット結成40周年を機にタイトル「WeLoveClarinet」のコンサート開催・CD制作を継続中。
2001年1月「2000年度・第26回南里文雄賞」授賞
藤家虹二クインティット 静岡ジャズライブコンサート
2011年10月09日
マグロまつりと銀座感謝祭
今日清水で「清水港マグロまつり2011」と「清水銀座感謝祭」が行われた。
清水港マグロまつり2011↑
清水銀座秋の感謝祭
かたや数百万円、かたや数十万円の予算(推測であるが間違っていないだろう)
私は清水もつカレー総合研究所として、清水銀座の感謝祭へ出店。
こちらのイベントを終えて、マグロまつりはどんなかなと終了の1時間前だけど出かけてみた。
偏見だと思われて結構だが、面白くないのだ。
楽しくないと言っていいかもしれない。
終了間際だったからかもしれない。
ふだん商店街のイベントでも「くれてやる」は本当のお客さま獲得にはならないよといっているのだが、
双方やっていることは似ている。
マグロ
マグロ汁各回1000名様 お刺身試食各回1000名様 無料
銀座
もちつき お子さんも参加できるよ 無料
商店街婦人部振舞いゾーン つきたてお餅のお汁粉 冷茶 無料
していることは似ているが、全然違うように思う。
気持ちがこもっているかいないか。
たぶん1000人もの人にモノを配るのに、気持ちを込められるだろうか。
配ることにどんな意義があって配るか、理解して配っているのだろうか。
愛想はよくても、仕事であるとか、バイトであるとかたぶん給料、バイト賃をもらっての仕事だろう。
かたや、商店街のオヤジたちや女将さんたちが、もちをつきお汁粉を配る。
喜んでもらいたい、あわよくば買い物していってほしいと思っているにせよ、気持ちは入っているはずだ。
「犬と鬼」アレックス・カー著のなかで、今の日本には「実」がなく、それへのいいわけにモニュメントがつくられる、という。
このマグロまつりも、モニュメントの匂いと広告代理店の匂いがぷんぷんするイベント。
だから人は集めて華々しくやったぜ!といういいわけ(モニュメント)は聞こえてきても、何も楽しくない。「実」がない。
声を張り上げ売り込みする業者の店が建ち並び、市民の参加はほとんどない。
たんなるイベントの羅列。
それにしても、銀座感謝祭での
翔洋高校のブラスバンドとオレンジウェーブのステージ、地元のフラダンス
観客と一体になって楽しかったなー。
※SHIZUOKA港キッチン には由比「桜エビかき揚」「倉沢あじ」、用宗「しらす丼」、蒲原「いわしカレー」、静岡ちらし、マグロ丼とあってホームページでもその通りで、清水もつカレーはその程度の認識かと思っていたら、どこかのもつカレーライスが出ていた。
※清水駅前グルメ通り マグロ丼と味噌汁の販売 とあるが、その名前を冠した商店街振興会は会長はじめ一切知らないところで進められたという。
なんかおかしい。
清水港マグロまつり2011↑
清水銀座秋の感謝祭
かたや数百万円、かたや数十万円の予算(推測であるが間違っていないだろう)
私は清水もつカレー総合研究所として、清水銀座の感謝祭へ出店。
こちらのイベントを終えて、マグロまつりはどんなかなと終了の1時間前だけど出かけてみた。
偏見だと思われて結構だが、面白くないのだ。
楽しくないと言っていいかもしれない。
終了間際だったからかもしれない。
ふだん商店街のイベントでも「くれてやる」は本当のお客さま獲得にはならないよといっているのだが、
双方やっていることは似ている。
マグロ
マグロ汁各回1000名様 お刺身試食各回1000名様 無料
銀座
もちつき お子さんも参加できるよ 無料
商店街婦人部振舞いゾーン つきたてお餅のお汁粉 冷茶 無料
していることは似ているが、全然違うように思う。
気持ちがこもっているかいないか。
たぶん1000人もの人にモノを配るのに、気持ちを込められるだろうか。
配ることにどんな意義があって配るか、理解して配っているのだろうか。
愛想はよくても、仕事であるとか、バイトであるとかたぶん給料、バイト賃をもらっての仕事だろう。
かたや、商店街のオヤジたちや女将さんたちが、もちをつきお汁粉を配る。
喜んでもらいたい、あわよくば買い物していってほしいと思っているにせよ、気持ちは入っているはずだ。
「犬と鬼」アレックス・カー著のなかで、今の日本には「実」がなく、それへのいいわけにモニュメントがつくられる、という。
官僚は「犬」-長期的.根本的な問題-に取り組まず、「鬼」-豪華なモニュメント-ばかり考えだす。
真の伝統工芸は瀕死の状態でも、新たにできた贅沢な文化工芸ホールが点在する。荒廃した開発の波が本物の郷土史をほとんど消し去っているというのに、郷土史博物館は麗々しく建っている。
このマグロまつりも、モニュメントの匂いと広告代理店の匂いがぷんぷんするイベント。
だから人は集めて華々しくやったぜ!といういいわけ(モニュメント)は聞こえてきても、何も楽しくない。「実」がない。
声を張り上げ売り込みする業者の店が建ち並び、市民の参加はほとんどない。
たんなるイベントの羅列。
それにしても、銀座感謝祭での
翔洋高校のブラスバンドとオレンジウェーブのステージ、地元のフラダンス
観客と一体になって楽しかったなー。
※SHIZUOKA港キッチン には由比「桜エビかき揚」「倉沢あじ」、用宗「しらす丼」、蒲原「いわしカレー」、静岡ちらし、マグロ丼とあってホームページでもその通りで、清水もつカレーはその程度の認識かと思っていたら、どこかのもつカレーライスが出ていた。
※清水駅前グルメ通り マグロ丼と味噌汁の販売 とあるが、その名前を冠した商店街振興会は会長はじめ一切知らないところで進められたという。
なんかおかしい。
2011年10月02日
新静岡駅リニューアルオープン
記念式典が三番ホームで行われ、
静岡鉄道静岡清水線利用促進協議会委員として出席。
同協議会の議長で我がNPOまちづくり考房SHIMIZUの石野代表理事が来賓としてあいさつ。
石野議長、三浦静鉄専務、柳沢鉄道部長、浅井新静岡駅長でテープカット。
静岡大学附属小学校の生徒さんたちによるくす玉割り
無事終了。
5日にはセノバがオープン。
マスコミが、静岡の中心市街地がどうなるだろうという特集を組んでいる。
これに先立ちパルシェが改装オープン。
七軒町の映画館が閉鎖。
2013年には、東静岡の相川鉄鋼跡地に三菱地所がつくる商業施設がオープン。
また呉服町伊勢丹前にも再開発計画が始動している。
論調では、静岡に市場性があるから出店が相次ぐ、より多くの人を集めて活性化を望むとある。
市場性つまりパイが大きくならないと、つぶし合いということになる。
市場の拡大ということは「希望的観測」のように思える。
人口減少・労働人口の減少・ものばなれ・ネット販売・中小店の逆襲・均一化、画一化への冷めた感覚・・・。
どうも右肩上がりのいけいけドンドンをとめる人がいない、と思えてならない。