清水もつカレー総研事務局・清水ブランド大作戦事務局

2009年06月30日

シュタイナー セラピスト 紹介

私の同級生で、シュタイナーの勉強をしてきた方がいます。

シュタイナーについては興味を持っている人が多いので、彼女の話を聞く会を持ちたいと思いますが、先日も書いたとおり、英文での研究・論文・記録なので、それが日本でどのような訳語となっているか、どのように表現したらいいかということで、今しばらく猶予を下さいということなので、しばらくお待ち下さい。

そこで、私も立ち話で彼女の話を聞いただけなので、プロフィールと経歴でも教えてほしいということでもらったメモを、彼女の紹介として、このブログにアップします。

私とRudolf Steinerの世界

1999(平成11)年
28年間、臨床検査技師として勤務した清水市立病院退職。
まもなく渡米し、シュタイナー教育に出会う

2000(平成12)年
Rudolf Steiner College(U.S.A)入学
3年間Steinerに関する基礎を学ぶ

2003(平成15)年
Tobias School of Art & Therapy(U.K)入学
3年間Art & Therapy学ぶ
病院でCase Study(事例研究)として450時間経験
Art & Therapist免許取得
卒業後帰国

現在
Anthroposophy医学のための医師会に所属し、講演会や研究会に出席
個人的には自宅にてcolorと対話する日々

静岡市清水区出身、清水区在住


帰国後3年ほど経つわけですが、もう少し活躍の場があって良さそうに思います。
是非お話を伺いたいと思います。  


Posted by クールなお at 17:34Comments(5)our town

2009年06月29日

家出


今年1月、生後まもない子猫がやってきた。
最初はなれない様子で、姿を隠して大騒ぎした。

やがてなれてきて、布団の上で一緒に寝たり、
食卓の上に乗ったり、炊飯器の上に寝そべっていたり、
わがまま放題。

ところが、この金曜日の朝から3日間行方不明。
どこかにいるはずだと、探し回っても気配さえない。

忽然と消えてしまった。
日曜日には雨が降っているし、なにが不足で出ていってしまったんだろう。

家族も心配で、心配で空気が重い。

子猫が一匹いるだけで、家の雰囲気はずいぶん違うものだ。
その人気者がいなくなってしまった。

なぜなんだろう、どうしているんだろう、口には出さなくとも家族はそんな思いでいた。


それが今朝4時半頃、突然、鳴き声がする。
飛び起きてみると、鳴きながらこちらをみている。
「この馬鹿娘が」とか言いながら家族に伝える。

一変して安堵の空気が流れ、もういいやとばかり安心してもう一寝入り。
ZZZZZ・・・・・

年頃になって、ちょっと外の世界をみてみたかったのか、
そういえば、ちょっと大人になった雰囲気が、
いや、全然ない!
まったく人騒がせな猫でした。
  


Posted by クールなお at 17:30Comments(2)community

2009年06月28日

もつカレーほろ酔いツアー


昨晩、企画を重ねてきた「清水もつカレーほろ酔いツアー」が行われました。
静岡鉄道利用促進協議会と打ち合わせ、企画書を作り、お店に交渉し、実施計画書を作成し、企画会議を行い、当日進行表を作成。ようやく実施にこぎ着けました。

本当は先月やる予定でしたが、私の店の火事騒ぎで一ヶ月延びてしまいました。

しかし今は、やっただけ報われる、といううれしさでいっぱいです。

なによりも参加者の、楽しかった、おいしかったという笑顔がなによりです。
お店の方も大サービス、おなかいっぱいという声が多く、
「清水にこんないい店があるんだ、今度是非また来たい」と、多くの参加者から聞きました。

「ほろ酔いツアー」はまた、ただの食べ歩きとは違って「隣人祭り」の要素も入れてあります。

今回は4人で参加の方が二組ありましたが、意図をお話しして二人ずつに分かれて別々のグループに入っていただきました。

でも三軒の店を回るうちに、初対面の人たち、一人で参加人たちもすっかりうち解けて、お友達で仲良しになってしまう。
一緒にのみ食べるというのは、本当に人と人とを結びつけます。

これも「ほろ酔いツアー」の楽しさです。

新清水駅に集まり、集合写真を撮って解散という段になっても、みなさんおしゃべりしてしばらく帰らない。
女性が多かったグループと、別々のグループに参加して再会した4人組も2次会へ。

清水もつカレーが多くの出会いと楽しい夜をもたらしてくれました。

みなさんありがとうございました。









SBSテレビ イブニングアイが密着取材!
7月7日4時45分からの番組ですが、
5時頃からの放送予定だそうです。
  


Posted by クールなお at 17:24Comments(9)清水もつカレー

2009年06月25日

「遊び」のすすめ

「狂い」のすすめ 第4章「遊び」のすすめ ひろ さちや著 集英社文庫

遊於娑婆-観音経
文字通り娑婆において遊ぶ。
誰が?
観音さまが!
観音さまは浄土において、阿弥陀仏の次に仏になる、で今は暇だものだから、娑婆に遊びに来ている。

で、あなたも私もみんな観音さま。

それを沢庵和尚のいいようでは、
この世に客に来ていると思えば、うまい食事にはご馳走と思い、そうでなくとも客なんだからほめて食べ、暑いのもこらえ、寒くても客なんだからこらえねばならず、まわりの人も相客と思えば仲良く暮らす。時期が来れば、心を残さずもとの浄土に帰ろうではないか。

世界はすべてお芝居だ。男と女それぞれに、すべて役者にすぎぬのだ。シェークスピア「お気に召すまま」
それを観音経では娑婆世界に遊ぶ、という。
金持ちも貧乏人もいる、幸せな人も不幸な人もいる。
与えられた役を演じようではないか、神や仏が与えてくれた配役を「遊び」の哲学で演じよう。


「ほんまもんでいきなはれ」の序章で村瀬明道尼は白隠禅師(沼津市原の生まれ、松蔭寺)の言葉を紹介しています。
「衆生みな仏なり」これと同じですね。

それと、世の中はなんて理不尽なんだ、何であいつが苦労もせずにぬくぬくと世の中を渡っていくのに、神様のやることはわからない・・・。

これも、神仏は、不幸な役、悪役といったいやな役をしっかりとやり遂げた人にはシナリオライター、監督、プロデューサーとしてよくやったとほめてくれるだろう。そう思えば楽かな。

貧乏は貧乏を楽しんで演ずる。引きこもりはしっかり引きこもる。前に云ったように引きこもりは悪いという世間の常識から外れて自由にあるがままに受け入れる。

そう思えバラクかな、オバマはアメリカ大統領。  


Posted by クールなお at 19:23Comments(0)books

2009年06月25日

人間は孤独

「狂い」のすすめ 第三章人間は孤独ひろ ちさや著 集英社新書

今あるがままの自分、自分には自分であっていいという権利、という基本的人権がある。
引きこもりはよくない、がんは不幸だとおもわずに、自分は引きこもりのまま生きる権利があるのだ、がんのまま生きていていいのだ。
そのまんま・そのまんまの哲学を持てばよい。

人、世間の愛欲の中に在りて、独り生まれ、独り死し、独り去り、独り来る-大無量寿経
その孤独を癒してくれるものはあるのだろうか。

ヤマアラシのジレンマ
あまりの寒さに抱きあおうとすると、お互いのトゲが痛くてできない。離れると寒い。
仕方なく近づくだけで見つめ合うしかないというジレンマ。

私たちは孤独に生きるのではなくて、孤独を生きなければならない。

隣人とのつきあい方において
人を裁くな、正しいことをいうな。
正しいことをいうとき、相手を勝手に裁判にかけ判決を言い渡している。
<このひとはまちがっている> <私なら、こんなことをしないのに>と、
相手に対してなんらかの「判断」をすることは結局相手を裁いていること。


あるがままに自分の状態を受け入れればいい。世間の常識を受け入れなくてもいい。
孤独を生きなければならない。
その訓練ができていないと、すぐ携帯をかけたがる。
相手にも事情があるはずなのに、<私であればあなたのようにしない>と思うことで、人を裁きそれを言葉にしてトゲをさす。
こんなことをしていないだろうか。
きっとしているからぶつかりあうんだろう。
  


Posted by クールなお at 07:00Comments(4)books

2009年06月24日

人生は無意味

「狂い」のすすめ 第2章人生は無意味ひろ さちや著 集英社文庫

現代にあってはすべての人が世間に隷属しながら生きています。
世間に隷属して行きようとする奴隷根性が問題です。
世の中に役に立つ人間になろうとする、その卑屈な意識がいけない。

人生に意味などなく、生まれてきた「ついで」に生きているだけだ。
そして「今日を楽しめ」

キリスト
「明日のことまで思い悩むな、明日のことは明日自らが思い悩む」

釈迦
「過去を追うな。
未来を願うな。
過去はすでに捨てられた。
未来はまだやってこない。
だから現在のことがらを、
現在においてよく観察し、
揺らぐことなく動ずることなく、
よく見極めて実践すべし」



人生に意味などない、今を生きよ。
意味を求める余り、世間に従属して生きるのなんてつまらない。
それに気付いたとき、自由になれる。
こういっています。

どう思われますか。  


Posted by クールなお at 19:00Comments(1)books

2009年06月24日

「狂い」のすすめ


ひろ ちさや著 集英社新書 2007年1月

狂いのすすめ
思想・哲学が現実と戦う武器になる。
世間に迎合して生きる生き方もある。
しかしそれでは、自己嫌悪におちいる。

武器を持って真っ向から戦う必要はない。
<俺は世間を信用しないぞ>っと見下してやればいい。

世間とは強者のこと、弱者は自分の思想・哲学をもっていない、持ってはいけない。
弱者が思想・哲学を持てば、強者は甘い汁を吸えなくなるからだ。

弱者が持っているようにみえるものは思想ではなく「常識」
世間の常識は、都合のよいものを一般大衆に押しつけているだけのこと。
その太鼓持ちになって常識を振りまわすのが、会社(官庁)の肩書きを名刺に刷り込んで、権力の一端をになっていると錯覚している連中。

狂っているのは世の中ではないのか?
景気のことしか云わないが、景気がよくなるということは浪費すること、大量に作って消費すること。
おかしくないか。
資源を枯渇さしめ、エネルギーを消費し、環境を破壊する。

現代の日本の社会は狂っている。狂った社会で、社会が考えるまともな生活をしてはいけない。
ただ狂え、狂うことによって、本当の人間らしい生活ができるのだ。


この続き

人生は無意味
人間は孤独
「遊び」のすすめ


大変面白い本だとおもいました。  


Posted by クールなお at 11:54Comments(3)books

2009年06月23日

真夏日



静岡市庁舎前の温度計、33℃を示していました。

厳しい暑さがはじまりました。

皆様ご自愛のほどを!
  


Posted by クールなお at 13:40Comments(2)our town

2009年06月22日

ほんまもんでいきなはれ



4冊の本を手元に置いて、一番先に読んでしまったのがこの本。

表題は「ほんまもんでいきなはれ」ごま豆腐天下一の庵主さん一代記

この題ではたぶん手にすることのない本だが、
「村瀬明道尼」の名前をみて、探していたものに出会えたという感慨があった。

NHKの生活ほっとモーニングでのインタビューを見て、すごい人だと思ったが、本を読んでその人生自体に驚きました。

野生の子と自ら云うような子ども時代9歳にして仏門へ入る。
気軽に手は出さないがいったんこれと決めて取りかかると、何であれ心血を注いで修得しないといられない性分から、書、お茶、和裁、料理とすすむ。

京都のお寺での確執、出奔。僧籍剥奪、33歳にして25歳年上の老師との恋。
身を引くための出奔、骨が木っ端みじんに砕ける事故。

吉兆の創始者から「ごま豆腐は天下一」と言わしめ、精進料理の明道尼といわれ、伊丹十三、永六輔、白州正子などの著名人が訪れる寺となった顛末。

面白くないわけがない。

そしてこの月心寺の精進料理を食べた人のブログによると、料理も大きな鉢一杯に出てきて、それをまわしながらとっていくそうです。お腹いっぱいで食べきれないと、輪ゴムとパックと持ち帰りよう袋までサービス。
そしてなんとお酒まででてきて飲み放題!

その後、庵主さんとお話しができるそうです。

うーむ、行く算段を考えよう。
  


Posted by クールなお at 20:46Comments(3)books

2009年06月21日

オリジナルバッグ



「やっぱり静岡!定額給付金でお買い物!!スピードくじキャンペーン」
ながっいタイトルのキャンペーンが昨日から始まりました。

これは静岡・清水の商店街連盟、清水・由比・蒲原の商工会が実行委員会を組織して行う事業。

みなさんが定額給付金でお買い物するとき、中央資本、他地区資本の流通業で商品を買うと、定額給付金は売り上げという形で、一週間とたたずこの地域から中央、または他地区へ流出します。

しかし今や消費がそのような大型店抜きにはでき得なくなっている。
アメリカの対日貿易赤字を解消するために行われた1985年のプラザ合意、1990年の日米構造協議により大型店の規制緩和が行われた結果だ。

当のアメリカは大型店規制の風が吹いている。
「米国流地方自治論を地域商業に即して読み解けば、地方自治体の大型店規制は、自分たちが帰属意識を感じているコミュニティが外部の巨大なパワーによってコントロールされ、我が町が変容することを強制され、そこでの暮らしや場合によっては健康管理も自己決定できなくなることによる憤怒の法的表現である。地域社会資源を自己統治できなくなることに対する嫌悪と恐怖心の表れである。小さな町の中心商店街は、わが町のアイデンティティを担う大切な地域社会資源である」大型店とまちづくり 矢作弘著 岩波新書

地域の小さな商店も大事だよ、まちの資源なのだと云うことを訴えたいキャンペーンが今度の事業の本当の意味だ。


ところで、このキャンペーンのちらしにオリジナルバッグとあるのは、じつはさくらももこさんのイラスト入りで、こんなふうです。

これも清水の大事な資源のちびまる子!
非売品だし、このキャンペーンのためだけに作った限定品。
商店でお買い物して、オリジナルバッグを当てよう!
  


Posted by クールなお at 19:00Comments(2)our town

2009年06月21日

父なる実感こじゃれた贈り物



父の日であることを忘れ、というか今まで父親である実感がなかったが、
子ども三人が「所帯を持つ」(昔は結婚することをこういった)ことになり、
突如、父の日ギフトが届いたりすると、少しじんとくるものである。

で末娘夫婦からの贈り物。
荷札に「御菓子」とある、この父におかしな御菓子だなぁーと思い開梱。

メッセージカードが!

息子から
「いつもBLOGで活躍チェックしています。ガンバって下さい」
ウーム下手なことは書けないなぁ。
娘から
「父の日おめでとう!飲みすぎないように注意!!
、、、といってもダメだろうけど せめて失態に注意!だよー(>_<)
まあほどほどに頑張って下さいナ」

にしても、御菓子って何だろうとふたを開けてみると

千葉 酒蔵物語 お酒のゼリー!!!
へぇーこんなのあるんだ。
なるほどね、これはいい。

ようし、清水もつカレーでも送ってやるか。

清水もつカレーさまぁギフトもよろしく。  


Posted by クールなお at 11:36Comments(4)community

2009年06月20日

給付金キャンペーンとロッシー君



今日からはじまった(~7/20)
やっぱり静岡!定額給付金でお買い物
スピードくじキャンペーン


ロッシー君が宣伝隊に参加

もつカレーシャツを着たロッシー君をスクープ!



さあこれから清水駅前銀座をキャンペーン隊が練り歩く。

私も、ポスターをサンドイッチマンよろしく前後にかけて歩き出す。



静岡の水やチラシを配ってロッシー君大活躍、愛想を振りまく。
ミスしずおかクイーンも同行するが、ロッシー君人気にはかなわない。

約一時間、キャンペーンで、も疲れたロッシー君、さすがにへばって
まるで抜け殻のようです。


このキャンペーン、静岡・清水商店街連盟、清水・由比・蒲原商工会の各加盟商店で行うスピードくじです。
景品は富士山静岡空港からの旅行券、お茶やモモやわさび・枝豆などの特産品セット、そして静岡おでんや清水もつカレーなどの詰め合わせ、オリジナルバッグは非売限定品で、さくらももこのイラスト入り、日本平動物園の入場券は5万名様に、100円商品券が10万名に、はずれ券5枚で、マクドナルドのハンバーガーと交換できるというものです。


地域の商店街でお買い物を!  


Posted by クールなお at 15:55Comments(3)our town

2009年06月19日

本を読もうと思った

ブログをやって、多くの人と知り合えた。
そして生身の人間こそが、膨大な情報のかたまりであることも実感した。

しかし、、BEFOREブログとAFTERブログと考えると、
本を読む量が減ったことはたしか。

シュタイナー・セラピストにブログやネットのことを話したら、
本来こういう電磁波の出るものはさわらない、テレビは見ないで本を読む、
といわれた。

そういえば、以前は休みの日には「図書館」「プール」が定番の過ごし方だったのに、その両方ともしばらくご無沙汰だ。
図書館カードを探し、向かうが途中の戸田書店による。

携帯電話メモに、気になる本のリストを載せてある。
文庫なら買うべきと思って探したのがこれ!

「共生の大地」など、市場経済至上主義の経済に警鐘を鳴らし、規制緩和の美名によって、変わり果てた日本にこれからのあり方を提案する内橋克人さんの著書。

15年前の日本と現在ではどう違ってしまったか。
所得格差、正規雇用と非正規雇用の割合、フリーターの数、生活保護世帯数、自殺者数、刑法犯の増加・・・。

「日本の規制緩和運動は、いわば、大変な劇薬を患者に副作用を全く知らせず投与しようとしているのと同じである。・・・規制緩和の場合問題なのは、プラスの効果が働く場所とマイナスの副作用が現れる場所が違うということである。つまり権力の決定機構に近い投資家、大手企業グループ、都市生活者、といった集団は当面プラスの作用を受ける。しかし、日本の中流層をなしていたサラリーマンを含む勤労者、中小企業、地方生活者、年金生活者といった集団は、激流の中に放り出され、多くの人々が辛酸を嘗めることになるだろう」
1995年に書かれたとおりのことが起こった。

でも「現実は変えられる」と内橋さんはいう。
これから先を読むのが楽しみだ。



そして、その同じコーナーにあった本。こういうのを出会いというのだろう。
NHKのインタビュー番組でみた尼僧、9歳で仏門に入り、30代で落ちた禁断の恋、不慮の事故で半身不随に、賢明に作る料理が評判になり「精進料理日本一」といわれるかた。

これは、序章を読んだだけで、はやくも読み進むのがもったいなくなる。

図書館にも行って2冊の本を借りる。

「旅する木」星野道夫
「狂いのすすめ」ひろさちや

4冊とも序章を読んでおもしろそうだ。
同時並行して読んでもいいくらい。

最近読んだ本「資本主義はなぜ自壊したのか」中谷巌著
これもいい本です。ご一読をおすすめします。 
  


Posted by クールなお at 17:36Comments(2)books

2009年06月16日

シュタイナー セラピスト

同級生で、市立病院の検査技師をしていて、イギリス、アメリカへ留学し、シュタイナーの勉強をしてきた人がいる。

我々の臓器はすべて宇宙の生誕とつながっていて、あい対応する星があるという。
同様に星とつながっている植物があり、それを使って臓器の病を治すという。

色にもそれが持つ意味があって、見たままの色で絵を描くのではなく
伝えたいメッセージを考えて描く、という。

着るものもすべて自然素材、電磁波の出るテレビは見ない。
仕方なくパソコンは買ったばかり。

うーん、面白そうだ。
ただ彼女は、今まで英文を使ってしかパソコンで文章を書いたことがないので、
日本語ワープロができなくて、メールも英文で送ってくる状態。

今日、昔のワープロの教則本を貸してあげた。
ブログもすすめておく。

彼女の話を聞く機会をもちたい。
シュタイナーのセラピストは日本にもまだ数人しかいないのだそうだ。

すごい人だと思います。
  


Posted by クールなお at 12:07Comments(9)others

2009年06月15日

吉原 祇園祭



ずーっと前から気になっていた、吉原の祇園祭へ行ってきた。
祭はその土地の人たちが、昔から引き継いできた伝統で、その土地柄をよく現している。

吉原駅から、レトロな岳南鉄道で吉原本町駅まで行く。
今どき珍しい硬券(こうけん)でしかも変形。
往復券を求めたらこの「全線一日フリー乗車券」が来た。土日祝日はこれで一日乗り放題!
全長9.2㌔10駅のミニ鉄道の旅も思いしろかもしれない。
天浜線ものってみたいけど。


駅を降りればもうそこが祭会場、山車が綱で引かれてくる。
引いているのはゆかたや法被や祭衣装を着た子ども達やお母さんたち、普段着の人もいる。



男衆は山車本体にとりついて、コントロールしている。
舵取りやブレーキ、事故のないようにしている。


また、まちの長老たちも付き添っている。

こうして、まちのみんながこの山車のもと集まり2日間にわたり時を過ごす。
山車を運行する、鉦や太鼓や笛の練習を何週間もする。
こういうまちはつながりがあり、きっと住みやすい。


そして祭の華、山車の囃子手には子ども達をのせているまちも多い。
大勢の大人たちのなかで、社会の一員としての役割を担っている。
教育・体育・食育も大事だけれど、このような街育もずっと大事だと思う。


みんな自分の町内の山車のまわりに集まって楽しそうだ。
こんなのは大人になってもずっと自分の大切な思い出になるだろう。
うらやましいお祭だ。屋台の囃子手もさまざまだ。



青年団ふう


威勢の良い若い衆

正統派というか正調のお囃子、若者を年配者が支える。


熟女軍団に

ギャル軍団とさまざまだ。
まつりも佳境に入ってきて、街の一ヶ所に続々と集まり出す。

さして広くもない辻に8台もの山車が終結し、お囃子が一段と熱を帯びる。


笛と鉦で盛り上げるお姉さん


アーケードの屋根にも届こうという山車の上で囃す男衆

アルコールを片手にヒートアップ


一気飲みがはじまる。

肩車で気勢を上げる。
もう興奮は最高潮。
でも、鉦や太鼓の演奏合戦ですごく平和的で楽しい。



もろ肌脱いだお姉さんたちも一気飲みで盛り上がる。

まち系NPOダイヒョーも黙ってられない、のりまくってます。

この勢いにちょっと引いていたのがギャル軍団
オヤジや熟女軍団にはすこしまけるわな。

しかしこの宴もやがて終わる。

一台の山車が引き返しはじめると、次から次へと自分の町内へ帰りはじめてお開きに。

でもまちのあちこちに、自分の町内の山車を中心に人々が集まり名残を惜しんでいた。

うーんいい祭だ。これなら引きこもりや、家庭内暴力や、孤独死はないと思われる。
とくに隣人祭りしなくても、人々のつながりはある。

東海道・吉原宿、まちが人々を支えている。いいまちだ。






  


Posted by クールなお at 16:33Comments(6)community

2009年06月14日

手を使う、ものを作る



自産自消 野菜・服・バッグ
という記事が日経MJ(日経流通新聞6月10日号)に載っていた。
調査によると
「ものを作るのは好きな方だ」という問に、
当てはまる・まあ当てはまるとの回答が68.2%にのぼり
前回(1997年50.2%)を大幅に上回った。

「ものはできるだけ大事に使いたい」
「壊れたものは可能ならば直して使い続けたい」
という意欲も高まっているという。

これは消費社会のなかでも可能な限り「自立」したいという意識があるようだ。

そしてこれは、経済状況のなかでの節約からではなく、
自分で作ることに熱心な理由はなにより、
「面白いから」でついで「自作のものを使いたい」からで節約のためは意外に少ない。

これらの自産自消生活者は
「洗練された店が好き」
「よい品物であればお金をかけても惜しくない」
「環境保護のために生活が多少不便になってもいいと思う」
「環境に配慮した商品をできるだけ使う」
これらの回答が、非「自産自消」生活者より大きく上回っている。



辻信一著「ゆっくりでいいんだよ」
第七章がんばらないで、ゆっくりと
第一節手を使う、ものを作る のなかにある説話を思いだした。

母親が縫い物や刺繍をして美しいショールを作ってくれた、娘が時間を節約するためにミシンを探してやろうかというと、母親は答える。
「時間が足りなくなるとでもいうの?・・・・私にとって時間は使い果たしてしまうものじゃなくて、いつもやって来るものなのよ。いつだって明日があり、来週があり、来月があり、来年があり、来世さえあるのよ。なぜ急ぐのかしら」
・・・
「お母さんはね、針を動かしているときほど心が休まるときはないの。時間を節約したとしても、余った時間で何をするというの?仕事の喜びは私の宝物みたいなものなのよ」

こういった人を本当のアーティストというのではないかと辻さんは言う。

私の店の「一閑張り」「モラ(南米パナマの刺繍)」「陶芸」教室に来る人たちもきっとその喜びを知っているプチアーティストなんだと思う。

機械を使わず、道具と手を使っていろんなことをする。
料理を作る、畑や田んぼの仕事をする、絵を描く、彫る、編み物をする・・・・。

そういえば、そういえば
カフェいわさき(焼津)、浜のマスターが昨日お見えになった。
病に倒れて9ヶ月、30kgやせて髭も剃り見違えてしまった。
左半身が不自由だったが元気で若くなった。
なによりもうれしい。ここで皆様にご報告します。

そして彼が何をしているかというと、家でケーキを作ったり新しいメニューを研究したり、料理に精出しているらしい。
これって「手を使い、ものをつくる」そのものだ、

自産自消、何かに挑戦してみたくなってきた。
  


Posted by クールなお at 11:05Comments(2)ecommunity

2009年06月09日

ポートサイドジャズの一日


ポートサイドジャズinしみずが石野NPOまちづくり考房SHIMIZUの代表理事の挨拶ではじまる。
まだ朝の10時、手作りの市民のイベントとしてジャズの似合う港町清水の一日がはじまる。


トップバッターはテングバンド、両替町のDOTCOOLのマスター率いるトリオ。
スタンダードのA列車で行こうから始まる。耳になじんだ曲からみんなをのせる。
石野代表理事も飛び入りでのドラム。
これから続々と聴衆が集まり、演奏が終わるころに数えたら約100人が聞き入っている。



今日のMCアシスタントの吉川美保さんのボーカルが、古川さん(お医者さん)のグループで小粋なスタンダードからボサノバを掛け合いで、オシャレに歌う。


人気の小島太郎HipBand
ラテンのノリの良い曲、セルジオメンデスは懐かしかった。
去年は、夕暮れ時にサルサのダンサーを配して楽しかったけど、朝の光のなかでのラテン、そろそろアルコールが欲しくなるががまん我慢。

しっかし、もうがんがんビールを空けているテーブルがある。これがこのポートサイドジャズinしみずの魅力だなぁ。
コンサートホールではこうはいかないし、人生の楽しみ方を知っているオヤジが港には似合う。

続いて、マミアンサークル。
60歳になってからジャズピアノを習い20年、大人の枯れたスイングが楽しい。
何より本人が十二分に楽しんでいる雰囲気が伝わる。
(タイムキーパーを努めていてで写真なし・・これ以後も何か用事があってないものあり)

つぎはお馴染み、ジャズバイオリンをフューチャーしたSqueeze
お茶目な樽井さんと、息のあったP美保子さんDR塚本さんのもと、今回初登場のB三和ジュンゴさん。
安心して聞けます。




小林智子グループにボーカルの和田くみさんが加わる。
今日はじめてSAX(奥平智さん)が入り、ぐっと甘く切なくJAZZYなムードがただよう。



演奏の合間、パーカッションのみっちゃんたちと、実行委員のメンバーと記念写真。
なかなかこういう写真は撮らないのだ。



実行委員長は、心労でつかの間のお休み。


MeetsIslandミーツアイランドは私も大ファン、ラテンレゲエのノリのパーカッションみっちゃんが聴衆をのせる。DRの塚本さんなんかずーっと笑顔。
青空の下のジャズはこうでなくっちゃ。楽しい。

Tp、Saxの管楽器をフューチャーした竹内バンド、本格的?何をもって本格というのかわからないけど、モダンジャズらしいジャズを聴かせてくれる。



出ました、久保田隆グループ、好きなバンドだ。
ホレス・シルバーをほうふつとさせる、ファンキーなプレイ。
酔っぱらって狂う音程という風なスタイルをクールに決めてくるのがいい。



歌姫望月麻子さん、彼女が出るとき過去には風が吹き出し寒かったり雨模様だったりしたけど、今回はいい天候のもと、良い気分でうたってくれた。
美人シンガーの登場で会場盛り上がる。



O・G・D(オルガン・ギター・ドラム)という何とも安直な名前のグループ
しかしいずれもベテラン揃い、それに人気の女性Sax中嶋英乃とくればいうことなし。
ギターの晋作さんも遅い出番でほどよいアルコールでノリノリ。



ここで、ポスターデザインを担当してくれたSAWA・AYUMIさんにお礼の謝金を渡すセレモニー。その間にピアノ調律をする。青空の下の長丁場で仕切り直し。
グランドピアノにこだわるポートサイドジャズinしみずです。



休憩の後、ケーブルテレビの中継が入り、ゴスペルのJubilee Motor
総勢40人の大迫力、人間の声の美しさ、ハーモニー、迫力、感動します。
オルガンの実行委員長と、パーカッションのみっちゃん、この楽しそうな顔!
みんな楽しんでる。



リーダーの長井もとさんのボーカル、感動ものでした。
いつも素敵な歌をありがとうございます。



昨年も素晴らしいステージを披露してくれたケルントリオ。
野田とし子さんの歌が素晴らしかった。
訥々としたしゃべりも良かったし、アップテンポでノリノリの曲が華やかさを見せるなか、しんみりとした情緒というものを感じさせてくれた。
これもまたJAZZの良さではないだろうか。
竹田の子守歌、ファンキーなオヤジもしんみりと聞き入っていました。



と思いきや、次には初登場のビッグバンド。
総勢21名、年輩のビッグバンドが多いなか、若く女性も多い。
夜のとばりが降りる港のなかに浮かび上がるジャズメンたち。
オーソドックスなジャズが港に流れる。
一日中陣取っている聴衆も踊り出す人たちも現れ、みんなジャズを楽しんでいる。潮風のなか。



とりは森重夫グループ。
最後にこのグループをもってきたのは納得。
フィナーレを飾るにふさわしい玄人好みの演奏。

こうしてポートサイドジャズは、楽しい一日を終えたのでした。
  


Posted by クールなお at 23:13Comments(6)favorite things

2009年06月07日

ジャズライブ


ポートサイドジャズが始まりました。
テングバンドのA列車で行こうからスタート!
  


Posted by クールなお at 10:53Comments(4)

2009年06月06日

第6回ポートサイドジャズ



第6回ポートサイドジャズinしみず 

日時 6月6日 午前10時から午後7時40分
15のバンドが次から次へと一日中ジャズを演奏します。

場所 エスパルスドリームプラザ・エスパルススクェア前広場
ヨットハーバー、海を背景に青空の下、潮風に吹かれながら、ジャズを楽しめます。
ビールをはじめとする飲み物は、ドリームプラザで好きなだけ調達できます。
ほろ酔いで、ジャズを聞くのは最高の気分です。

朝のジャズ、昼下がりのジャズ、夕暮れのジャズ、夜のとばりのなかのジャズ。
ビッグバンドあり、トリオ、カルテット、ゴスペル、ボーカル・・・。

無料!!!

ぜひ明日は、ポートサイドジャズinしみずをお楽しみ下さい。

ブロガーの方もたくさん見える予定です。
もつカレー、清水シャツも販売します。
  


Posted by クールなお at 20:27Comments(1)favorite things

2009年06月05日

ラッキー恵比寿



昨晩の「秘密のケンミンSHOW」で佐賀市には町のいたるところに、恵比寿さまが祀られているもようが紹介されていた。
なんでも佐賀県内を横断する長崎街道沿いには商家が立ち並び、「商売繁盛」の恵比寿さまが祀られた名残だという。

狩猟採取の時代から、海からもたらされる恵みの神としての恵比寿さまは人気がある。

そういえば、昔は「おいべっさん」と呼ぶ茶箪笥があり、茶棚の上部に恵比寿さまを祀る神棚が付いたものがあり、海沿いのまち興津、由比、蒲原、もちろん清水の主に漁業に関係のあった家にはよくあったものだ。
大概が桑の時代つくり(木目に砥の粉などをすり込み白く際だたせる仕上げ)でガラス戸が付いていた。
今でも残っているものは貴重なものではあるが失われていくものだろう。

ところで写真のヱビスビールの恵比寿さま、数百本に一本という縁起物。
ラッキー・エビスというらしい。
通常、鯛が一匹のところ、びくにももう一匹いる。
二匹の鯛、これは目出度い、目出鯛。

わが家にも福がくること必定!
  


Posted by クールなお at 07:44Comments(3)Food