清水もつカレー総研事務局・清水ブランド大作戦事務局
2014年11月28日
清水港周辺の観光案内
「清水港周辺の観光案内」
静岡新聞に清水支局の杉崎記者の記事が26日掲載されていた。
国際港という大きな資源を活かす「清水港客船誘致委員会」の努力により、
富裕層の乗船客が富士山の景観を持つ日本三大美港に入港し、その4~5割が港周辺で過ごすとされ、出迎え、見送り、寄港中の見学に市内外から大勢の人が来るのに、受け入れる取り組みも仕組みもアイデアも見られず、まちの活性化、交流人口の増加はお題目に過ぎないように見える。
富士山も文化遺産である。外来の人たちが楽しみたいのは景観もさることながら、歴史文化と同時に生活文化がある。
人々の暮らしぶりにその土地の個性を見て驚き発見する。
それが旅のもつ醍醐味の一つだ。
「暮らしぶり」はまちにあり、観光スポットにはない。
また今求められているのは、既存観光地の活性化と同時に「まち」の活性化だ。
多くの来街者に、港と同時に地域を回遊し港町文化を楽しむ仕組みをつくることが必要だ。
なにも外国船の寄港だけではない。
臨海地域には、複合商業施設エスパルスドリームプラザがあり、産業遺産テルファー、ヨットハーバー、人工海浜のほか、マリンパーク・マリンターミナル・マリンビルなどのイベント・コンベンション施設がありまた、海上交通のターミナルとして市民や観光客も多く賑わいを見せている。
一方国道149号線をはさんで隣接する地域には、近代産業の外港清水港とともに発展し、港町の文化を色濃く残す港町商店街があり、江戸時代から清水湊の「街」としてあった次郎長通り商店街がある。
石蔵や廻船問屋屋敷、次郎長生家などの歴史資産とともに、米・酒・肉・魚・青果・和菓子・居酒屋・食堂など地域に密着した生活文化を体現している。
これらの地域を対象とし、新しい商業地域(DP)には歴史文化生活を体験できる商店街との連携でその魅力に厚みをもたせ、旧来の商店街では臨海商業・コンベンション施設の集客を誘導し、広域観光商業による活性化を目指し、持続発展することで地域のコミュニティの核としても機能することを目指す。
相互補完による、港地域の総合活性化を図ることが必要。
まちに英語のサインボード一つない国際港!
着地型観光の「清水港町ツアー」
マップ作成(今回のものは少し物足りない)
商店街の広域観光ビジュアル化
WiFiスポットの設置
巴川クルーズ
長期的、継続的、まちの活性化につながるもの、まちの人が誇りを持てるもの
天守台もいいけど、基本的な整備、受け皿がないところに交流人口増加はないと思う。
Posted by クールなお at 11:47│Comments(0)
│まちづくり